FIRE前にエグイ試練を受けるオッサン
先週は明確に買いというサインはないけど、基本買い方針としていました。
売りは152円台では売り、148.6円を明確に割り込むようなら売りを基本方針としていました。

取引は火曜日の帰宅後に148.6円割り込んだところで売り、5日のADP雇用者数(予想14.0万人、結果7.7万人)の発表前に損切りしています。(橙丸部分)
6日の貿易収支(予想-1,288億ドル、結果-1,314億ドル)の発表後、148.5円に近づいてきたタイミングで再度売り、7日の非農業部門雇用者数(予想16.0万人、結果15.1万人)、失業率(予想4.0%、結果4.1%)の発表前に決済しています。(青丸部分)

1勝1敗で、結果はほぼトントンでした。
為替も気になりましたが、それ以上に株価が気になる1週間でした。
2025年3月3日週の10年国債利回りとドル需要について
3月3日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.24%、週末4.30%でした。
最も高かったのが3月7日0時台の4.34%、最も低かったのが3月5日0時台の4.10%です。
先週は株価とチャートの動きから、横ばいからやや上昇傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きになりました。
4.2%の節目を割り込んだので下げ過ぎからの戻しがあるかなと見ていましたが一時4.1%まで下落する場面がありました。
その後は想定どおり戻しにいって4.30%で引けています。
MACDは4日以降は上昇傾向でそのまま引けています。
RSIとストキャスティクスは上昇傾向です。
株価も一段安で、まだ下がりそうな状況です。
チャートと株価から来週も横ばいから上昇傾向を想定しておこうと思います。

日本国債10年物の利回りは、週初1.39%、週末1.51%でした。
先週は株価も戻してくるという想定をしていたので、日本の10年国債利回りは、横ばいからやや下落傾向になる想定をしていました。
アメリカ市場の株価の復調と一緒に日本も戻してくるという想定していましたが、アメリカ市場はピリッとせず日本市場も弱かったので、10年国債利回りは上昇傾向でした。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスは6日まで上昇傾向、週末にかけて少し垂れて引けています。
株価は弱そうなので、来週も金利は上昇傾向が続きそうですが1.5%でかなり高い水準で推移しているので、横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
3月3日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初107.56で、週末103.90でした。
最も高かったのが3月3日7時台の107.56、最も低かったのが3月7日22時台の103.45です。
先週はチャートの動きと、株価の持ち直しの動きが見られたので、ドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
結果的には株価は弱かったので、ドルインデックスも週を通じて弱かったです。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIも下落傾向です。
ストキャスティクスだけ週中頃からすこし持ち直しの動きが見られます。
来週の株価も弱そうですし、チャート的にも下落傾向が続きそうなので、来週のドルインデックスは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。

VIXは先週より一段高めの推移になり、週を通じて20を超えて推移しています。
週初19.83、週末23.38です。
3月3日の23時台に付けた19.25が最も低く、3月8日の2時台に付けた26.56が最も高い水準です。
VIXも20を超えて相場の警戒感が上がってきました。
今から急に株価が復調するとも考え辛いので、もし動くとしたら下方向に大きく動く可能性を想定しておいた方が良さそうです。
NYダウ平均株価は週初43,900ドル、週末42,801ドル、先週末比マイナス1,039ドル、2.37%の大幅下落でした。

先週は一度くらいは44,500ドルまで戻す展開を想定していましたが、全般強くは無さそうという想定をしていました。
ですが、想定以上に弱く結局節目の43,000ドルを割り込んで42,801ドルで引けています。
MACDは一貫して下落傾向、RSIとストキャスティクスは上下織り交ぜつつ緩い上昇傾向です。
昨年11月に付けた安値41,600ドル台までもう少し下値の余地があるので、もう少し下がりそうです。
流石に40,000ドルを割り込む程の悪材料もないので、41,000ドル台で反発があるのではないかと見ていますが、トランプがまた余計なことを言わなければそろそろ下げ止まるのではないでしょうか。
2025年3月10日週のドル円取引について
3月10日週の10年物国債金利は横ばいから上昇傾向、ドルインデックスは横ばいからやや下落傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、3月10日の8時50分に日本の経常収支と貿易収支、3月11日の8時50分に日本の実質GDP、23時にJOLTS求人件数、3月12日の21時30分に消費者物価指数、3月14日の23時にミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。
重要なのは12日のアメリカの消費者物価指数です。
日本の貿易収支は赤字でしょうが、実質GDPが想定以上ということになれば円高に振れる可能性はあります。

MACDは週中まで横ばい傾向で、それ以降は下落傾向に転じてそのまま引けています。
RSIは下落傾向、ストキャスティクスは6日まで下落傾向で週末にかけて少し戻して引けています。
チャート的には円高に動きそうに見えますし、株価も弱そうです。
そのため、基本的には売り方針にしたいところです。
ただ24年10月に付けた安値147.3円で反発したようにも見えるので、週初は様子見しようと思います。
そのまま戻していくようなら買い、戻さずそのまま147.3円を割り込んでいくようなら売りとしたいと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コメント
いやもう自分からアメリカの信用を毀損しまくるトランプスタイルは早くもお腹いっぱいです(‘A`)
収入あるならちょっとずつ買い増しでもよさそうですがそれも叶わないのが悩ましいです
カフェNさん、コメントありがとうございます。
私もFIRE前でキャッシュを多めに持っておきたいので、新規買付は新NISAとクレカ積立のみですね。
まだ下がりそうなので、1月の水準までは行きそうに見えます。
こんばんは仙堂です。
円高と米株安のダブルパンチで、それにインドの不調も加わって、私の先週の運用成績が大きく下げてヘロヘロです。
週末に米株が少し反発したので、今週に期待しています。