年末を心穏やかに過ごせそうな結果にご満悦なオッサン
先週は152円~154円台くらいのレンジで動く前提で短期的に買っていく方針にしていました。
FOMCは市場予想どおり、0.25%の利下げがありましたが、市場想定より利下げに慎重姿勢であることも同時に分かったので、想定していた152円~154円のレンジより円安傾向で推移しました。
取引は月曜朝1で買い、16日のPMI(製造業予想49.6、結果48.3、サービス業予想55.9、結果58.5)の発表前に決済しています。(紫丸部分)
PMIの結果を確認した後、再度買いで入り翌日の小売売上高(前月比予想0.5%、結果0.7%)の発表前に損切りしています。(橙丸部分)
鉱工業生産指数(前月比予想0.1%、結果-0.1%)、設備稼働率(予想77.2%、結果76.8%)の発表後に再度買いで入り、18日の経常収支(予想-2,870億ドル、結果-3,109億ドル)の発表前に決済しています。(青丸部分)
19日は朝起きて即FOMCの結果を確認して買いで入り、19日のフィラデルフィア連銀景況指数(予想2.2、結果-16.4)の発表前に決済しています。(赤丸部分)
金曜日は日銀の金融政策決定会合を警戒して取引していません。
3勝1敗で、200pips程度取れたので満足のいく結果になりました。
これで前2週分のマイナスは帳消ししてプラスです。
2024年12月16日週の10年国債利回りとドル需要について
12月16日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.38%、週末4.53%でした。
最も高かったのが12月20日3時台の4.59%、最も低かったのが12月16日22時台の4.36%です。
先週はチャートの動きと、株価の軟調を想定していたので10年国債利回りは上昇を想定していました。
想定どおり10年国債利回りは週を通じて先週より高く推移しました。
MACDは上昇傾向、RSIは19日まで上昇傾向、それ以降は少し垂れて引けています。
ストキャスティクスも18日まで上昇傾向、それ以降は少し垂れて引けています。
株価は想定どおり青の平行チャネルの下限を下抜けて、軟調に推移しましたがFOMC通過後は少し戻して引けています。
願望含みですが、株価は戻す想定で10年国債利回りも横ばいからやや下落する想定としておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初1.07%、週末1.05%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していたので、結果的には想定どおりでしたが、週末の日銀金融政策決定会合での利上げが見送られた影響が大きかったと思います。
MACDは横ばい傾向、RSIとストキャスティクスは上下の動きをしつつ緩やかな下落傾向で引けています。
株価は18日にデッドクロスをして下落傾向が続いており、RSIとストキャスティクス共に下落傾向であるため、来週の株価は弱そうです。
38,000円の水準で下げ止まるかと言った展開が想定されますが、株価の弱さと10年国債利回りのチャートから、来週は10年国債利回りは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
12月16日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初106.94で、週末107.81でした。
最も高かったのが12月20日15時台の108.54、最も低かったのが12月17日9時台の106.69です。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きとなりました。株価も軟調で概ね想定どおりの推移です。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスは19日までは上昇傾向、週末にかけて少し下げて引けています。
チャートは上昇傾向、株価も軟調が想定されますが下げ止まりの動きも見られるので、引き続き横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
VIXはFOMC前後で急上昇して28.32まで上昇した後、週末にかけて下がっていき18.35で引けています。
週初14.37、週末18.35で引けています。
17日の0時台に付けた13.99が最も低く、19日の5時台に付けた28.32が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初43,825ドル、週末42,840ドル、先週末比マイナス987ドル、2.25%の下落でした。
先週は株価は軟調を想定していました。
想定どおり株価は軟調推移でしたが、軟調どころか50年ぶりの10日続落という珍しい事態も発生しました。
青の平行チャネルの下限を割れた後も即反発になることは無さそうと見ており、43,000ドル割れで反発があるかという想定をしていましたが、11日連続で下がり続けるとは思いませんでした。
株価も想定より下がり42,000ドル近辺まで下がった後、反発して引けています。
MACDは引き続き下落傾向、RSIは18日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
ストキャスティクスは19日まで横ばい傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
チャートを見る限りでは来週も軟調な推移となりそうです。
ただ、先週想定していたより下がりましたが43,000ドル割れの水準で反発しています。
FOMCも通過しましたし、ここから戻して青の平行チャネルの下限に近付く動きを想定しておこうと思います。
2024年12月23日週のドル円取引について
12月23日週の10年物国債金利、ドルインデックス共に横ばいからやや下落傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、12月24日の0時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、22時30分に耐久財受注、12月25日の0時に新築住宅販売件数の発表があります。
年末なので、それ程大きく動きそうな経済指標の発表はありません。
27日に日本の完全失業率と有効求人倍率が発表されますが、ドル円には殆ど影響を及ぼさないでしょうね。
MACDは引き続き上昇傾向、RSIは19日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向で引けています。ストキャスティクスも18日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向のまま引けています。
11月15日に付けた156.7円まで上昇する程強くないとは見ていたんですが、20日にアッサリ157.9円まで上昇したので、私が想定しているより円安方向に振れやすいようです。
156円で抵抗したまま156.3円で引けているので、156円も抵抗線として機能しているように見えます。
この157円超えの水準まで到達した直近の動きは、4月と7月でそれぞれ160.2円、161.9円まで上昇しています。
FRBも日銀も市場予想通りの決定となりましたが、FRBは利下げを継続する一方、日銀は利上げは行わず慎重姿勢でした。
FRBも利下げにイケイケって感じではないので、2025年も経済指標で大きく動く展開が続きそうです。
MACDの上昇傾向も力強いので、引き続き買い方針で良いと思いますが、今の水準だと日銀が為替介入してくる可能性があります。
年末で市場参加が減るので、大きく動きやすい時期でもあるので、慎重に買っていきたいところです。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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