全然下がらなくて途中で諦めて買いに向かうオッサン
先週は149円を基準に売り方針で考えていました。
149円を割り込んでそのまま下がるようなら追撃売り、反発するようなら買いに転じたいので149円で立ち止まる方針にしていました。
取引は月曜の夜に151円に乗せたところで売り、11日のCPI(前月比予想0.3%、結果0.3%、前年比予想2.7%、結果2.7%)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)
その後は152円台で安定してしまっていたので、買い方針に切り替え木曜日の夜152円割れのタイミングで買い、金曜夜の寝る前に決済しています。(橙丸部分)
金曜の日銀短観(製造業予想13.0、結果14.0、非製造業予想33.0、結果33.0)はサプライズになるほど悪い結果にならないと思ったので普通にスルーしました。
結果的には1勝1敗でしたが、マイナス分を帳消しにもできず40pips程度のマイナスでした。
2024年12月9日週の10年国債利回りとドル需要について
12月9日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.15%、週末4.40%でした。
最も高かったのが12月14日5時台の4.40%、最も低かったのが12月9日15時台の4.13%です。
先週はチャートと株価の動きから横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、株価は想定どおり軟調な推移でしたが、これまでの動きとことなり10年国債利回りは上昇しています。
株価が下がったら利回りが上がるのは普通なんですが、最近の傾向では株価と利回りが同じように動いていたので、すっかり予想を外されました。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSI、ストキャスティクス共に上昇傾向です。
株価はデッドクロスを伴う下落傾向が続いています。
青の平行チャネルの下限付近での推移となっているので、踏ん張る可能性もありますがチャート的には青の平行チャネルの下限を割り込みそうです。
株価は軟調を想定して、今週と同様に利回りも上昇傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初1.03%、週末1.04%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していたが、一時1.08%付近まで上昇する場面もありましたが、終わってみれば先週末とほぼ変わらず1.04%で引けています。
MACDは下落傾向、RSIとストキャスティクスは11日までは上昇傾向、それ以降は下落傾向のまま引けています。
株価は12日に40,000円を付けた後、再度39,000円台に戻ってきて引けています。
38,000円から40,000円のレンジ内での動きが続いています。
株価は堅調に見えますので、10年国債利回りは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
12月9日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初105.97で、週末106.94でした。
最も高かったのが12月13日16時台の107.18、最も低かったのが12月10日1時台の105.79です。
先週は横ばいからやや上昇傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きとなりました。株価も軟調で概ね想定どおりの推移です。
MACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスも上昇傾向、週末にかけて少し下げて引けています。
チャートは上昇傾向、株価も軟調が想定されるので引き続き、横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
VIXは先週に引き続き低調な推移で13.80で引けています。
週初13.36、週末13.80で引けています。
13日の23時台に付けた13.24が最も低く、11日の5時台に付けた14.54が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初44,637ドル、週末43,828ドル、先週末比マイナス814ドル、1.82%の下落でした。
先週の株価は軟調を想定していたので、想定どおりの動きになりました。
週を通じて一貫して下がり続け、13日時点で青の平行チャネルの下限をギリギリ下回る水準での推移となっているので、来週は青の平行チャネルに戻すかどうかというのが1つのポイントになります。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSI、ストキャスティクス共に綺麗に右肩下がりの下落傾向です。
チャートを見る限りでは来週も軟調な推移となりそうです。
青の平行チャネルの下限での反発も期待できますが、見る限り青の平行チャネルの下限割れから即反発といった状況は考え辛いです。
43,000ドル割れくらいまで一度下がった後、再度反発があるかどうかと言った展開になりそうです。
2024年12月16日週のドル円取引について
12月16日週の10年物国債金利は上昇傾向、ドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、12月16日の23時45分にPMI、12月17日の22時30分に小売売上高、23時15分に鉱工業生産指数と設備稼働率、12月18日の22時30分に経常収支、12月19日に日銀政策金利、4時にFOMC、22時30分に実質GDPとフィラデルフィア連銀景況指数、12月20日の0時に中古住宅販売件数、8時30分に日本のCPI、22時30分にPCEデフレータとPCEコアデフレータの発表があります。
12月16日週は重要指標が多い週ですが、特に19日の日銀政策金利とFOMCが重要になります。
発表前の現状ではアメリは0.25%の利下げ、日本は12月か1月に利上げを予想していますが、個人的には利上げは無さそうだと思っています。
また、ドル円とは関係ありませんが、12月20日の4時にメキシコ中銀の政策金利も発表されるので、ペソ円の取引をしている人は警戒しておいた方が良いでしょう。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSI、ストキャスティクス共に上昇傾向のまま引けています。
チャートを見る限りでは円安傾向が続きそうに見えます。
ただ株価は軟調が想定されており、来週はFOMCと日銀政策金利決定会合もあります。
シナリオどおり、アメリカは利下げ、日本は利上げということになれば円高方向に動くと思います。
ただ、このシナリオもある程度織り込み済みだと思うので、アメリカが0.5%利下げしたりするといったサプライズがなければ、円高方向への動きは限定的でしょう。
直近の高値は11月15日に付けた156.7円で、まだ3円幅がありますが現状そこまで力強く動くとも思えないので、152円~154円台くらいのレンジで動く前提で短期的に買っていく方針にしておこうと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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