人生における無駄なことは潤いとも言える
私は人生において無駄なことは重要だと思っています。
というより無駄なく、目的に向かって一直線に進むなんてのは疲れてしまいますし、ちょっとした無駄なことを楽しみつつ進んだ方が、人生も楽しいと思います。
FIRE後にしたいことで、最初の方に上げたのが「時間のかかる旅行をしてみたい。」という内容でしたが、これも無駄行動の1つです。
家から目的地、目的地での観光、目的地から家の経路も全部ひっくるめて旅行だとは思いますが、通常の旅行は目的地での観光に一番時間をかけます。
観光が目的なので、当たり前といえば当たり前です。
限られた休暇しかない社畜が楽しむ旅行では、目的地での観光に一番時間をかけるために目的地までの移動時間は極力短くするのは当然です。
目的地までの移動時間は無駄でしかありませんが、私はこの無駄な時間こそ楽しいと思います。
無駄なことほど面白い。
今日はそんな無駄についてのお話です。
無駄は潤いだけど、仕事の無駄は害悪
“タイパ時代”上司と部下が考える「ムダ」の違いという記事を読みました。
こちらは仕事に関する無駄についての話なんですが、内容を掻い摘んで言うと信頼関係の構築などの情緒的な側面が強い目的の場合は、対面でのコミュニケーションをした方が良くて、情報伝達や、アイデアの確認等の機能的な側面が強い目的の場合はテキストコミュニケーションの方が良いという内容でした。
言わんとすることは分かります。
情緒的な目的も重要と言えば重要です。
何しろ嫌な奴の言うことは仕事だろうと何だろうと聞きたくないと思うのが人情ですからね。
経営層が何とかしようと考えるのも分かります。
上司も言うこと聞かない部下に何とか言うことを聞かせようとするので、やりたがるのも分かります。
そして記事内でも書かれている報告会議が無駄というのもそのとおりで、やたら時間だけはかかるのに、仕事は進まないという害悪です。
報告を聞いている側も何か仕事をした気になる所も含めて害悪です。
正に無駄
人生における無駄は楽しいと思っている私ですらウンザリします。
仕事の無駄は拘束時間が伸びるからこそ害悪
そもそも、仕事では無駄は少ないにこしたことはありません。
部下の関心を買いたい上司は情緒的な行動に時間を使いたいでしょうが、部下からすると、こいつマジでふざけんなと思っているでしょう。
何故なら理由は1つ、無駄が多いと拘束時間が伸びるからです。
1秒でも早く帰りたいのに無駄な作業があると、それだけ会社に居る時間が長くなります。
もし、何もやることが無かったとしても無駄な仕事はない方が良いです。
無駄な仕事でもやっている間は時間が潰せて良いだろうと思いがちですが、社畜の仕事は年々増えていくのです。
今は暇でも、数年後は忙しいかもしれません。
そんな時に数年続けている無駄行動があると、無駄な仕事で帰る時間がどんどん遅くなります。
ならば入社当初から無駄な行動は省きたい。
そんな風に若い社畜は考えているのかもしれませんね。
もちろんもうすぐFIREする人もそう考えていますよ。
いくら無駄なことを楽しめると言っても、社畜の無駄行動はお断りです。
そんなことより、早く帰って無駄なことに時間を使いたいですからね。
仕事の無駄は本当に無駄なだけで、つまらないのです。
コメント
nekonabeさん おはようございます はしQです。
今日はなかなか過激ですね。確かに報告中心の会議は、主催者の自己満足と一部の報告マニアみたいな社畜のための会議となり、それ以外の社畜は会議のたびにうんざりします。時間の無駄そのものですね。眠気とあくびをこらえるのが、ある種の社畜スキルです。当方もこう考えていましたが、最近はいい時間つぶしでこれで給料もらえるなら、やや暇な人間にはある意味必要悪かとも考えることが多いです。それはさておき、なんだか台風が進路が定まらず、せっかくの週末が大雨になりそうで、大雨になるとBSも大雨状態になるので、イヤなのです。ではまた。
はしQさん、コメントありがとうございます。
会議のための会議とか普通にありますからね。
時間が潰れても私は嫌ですね。
あ~暇だな。早く定時にならないかなというのもキツイんですけど、会議塗れで帰れないなら暇な方が良いです。