先週の鬱憤を晴らすようにずっとポジション持ってた1週間
先週はイベントの多さから久々に取引なしの週になりました。
先週立てた方針は、MACDの形からも売り方針としていました。
方針どおり売りから入っています。
月曜朝からエントリーして、23日の中古住宅販売件数(予想402.0万件、結果389.0万件)の発表前に決済しています。(青丸部分)
中古住宅販売件数の結果を見た後、再度156円で売りで入りPMI(製造業予想51.6、結果49.5、サービス業予想54.9、結果56)の結果発表前に決済しています。(橙丸部分)
PMI発表後に再度売りで入り、実質GDP(予想2.0%、結果2.8%)、個人消費(予想2.0%、結果2.3%)、耐久財受注(予想0.6%、結果-6.6%、コア予想0.2%、結果0.5%)の発表前に決済しています。(紫丸部分)
GDPと個人消費が強かったので、止めようかと思いましたが調子に乗って再度売りでエントリーしてPCEデフレータ(予想2.4%、結果2.5%)、PCEコアデフレータ(予想2.5%、結果2.6%)の発表前に損切りしています。(赤丸部分)
調子に乗ったのが余計でしたが3勝1敗です。
200pips以上取れたので、問題無しです。
株安の影響を少しは緩和できました。
2024年7月22日週の利回りとドル需要について
7月22日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.21%、週末4.19%でした。
最も高かったのが7月25日3時台と25日5時台の4.29%、最も低かったのが7月26日22時台の4.19%です。
先週は4.2%近辺での推移、横ばいからやや上昇程度の動きを想定していました。
想定どおり4.2%を挟んで4.2%より上での推移が多かったですが、PCEデフレータの発表後から金利が低下し始め、4.2%を割り込んで4.19%で引けています。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向が25日まで続き、25日以降は下落傾向になってそのまま引けています。
RSIとストキャスティクスは24日まで上昇傾向、それ以降は下落傾向です。
チャートを見る限りは短期的な下落局面に見えます。
月末の日銀の金融政策決定会合までは4.2%付近での推移が続くと思いますが、市場予想の0.25ポイントの利上げが無かった場合や、市場予想以上の利上げがあった場合は動くと思います。
また1日にFOMCがあります。
市場は据え置きを想定していますが、利下げとなれば結果も大きく変わります。
ただ、現状は結果が分からないため横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初1.04%、週末1.05%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していた。
もう少し1.00%に近い動きになるかと見ていましたが、想定よりは少し高かったですが、ほぼ想定どおりの動きになりました。
MACDは横ばいの推移で、RSIとストキャスティクスは緩やかな上昇傾向です。
月末の金融政策決定会合までは、大きな動きは無いでしょう。
市場は0.25ポイントの上昇を織り込んでいると思うので、これ以下の結果であれば金利は下がるでしょうし、市場予想以上の結果であれば結果より過剰に金利が上昇するでしょう。
現状のチャートを見る限りでは横ばいの推移を想定しますが、恐らく市場予想以上の利上げは無いでしょうから、横ばいからやや下落傾向程度の動きになると思います。
7月22日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初104.36で、週末104.32でした。
最も高かったのが7月24日17時台の104.55、最も低かったのが7月25日17時台の104.08です。
先週は横ばいからやや上昇程度の動きを想定していました。
概ね想定どおりの動きでしたが、25日にドルインデックスが下落しており、その後少し戻して引けています。
原因となるのはアルファベットとテスラの決算を受けて、それに引きずられて25日は株価が全面安だったからでしょうか。
少し弱めの推移で引けています。
MACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは横ばいの推移です。
チャート的には横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
VIXは先週とほぼ同値の16.38で引けています。
24日の0時台に付けた13.90が最も低く、25日の23時台に付けた19.36が最も高い水準です。
株価の下落に伴い警戒感は上昇していますが、まだ20以下での推移です。
NYダウ平均株価は週初40,414ドル、週末40,589ドル
先週末比プラス301ドル、0.75%の上昇になっています。
大幅下落があったため、何か凄い下がった感がありますが終わってみれば前週比プラスで引けています。
ハイテク株が弱かったので、それに引きずられてNYダウも弱い展開が続きました。
金曜日に戻して最終的にはプラスで着地しています。
先週は株価は軟調推移を想定していましたが、週末の上昇で一気にプラスにまで持っていかれたので、想定より強い動きになりました。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向で、25日までは下落傾向が続きそれ以降は少し戻して引けています。
RSIとストキャスティクスは24日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向です。
株価はドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定しており、MACDもデッドクロスからの下落傾向を回復できていないため、軟調気味の推移になると想定しておこうと思います。
2024年7月29日週のドル円取引について
7月29日週の10年物金利は横ばいからやや下落傾向、ドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、7月30日の23時にJOLTS求人件数とコンファレンスボード消費者信頼感指数、7月31日に日銀金融政策決定会合、21時15分にADP雇用者数、21時30分に雇用コスト指数、23時に中古住宅販売成約指数、8月1日の3時にFOMC、22時45分に製造業PMI、23時にISM製造業景気指数、8月2日の21時30分に非農業部門雇用者数と失業率、23時に耐久財受注の発表があります。
来週は重要な指標がてんこ盛りです。
31日の日銀の政策決定会合と、雇用コスト指数、1日のFOMC、2日の失業率と警戒する指標が多い週です。
先週気になっていた26日の東京の消費者物価指数は市場予想と同じ2.2%でした。
もうすぐFIREだというのに、相変わらず物価はじり高なのが嫌なところです。
MACDは先週に引き続き綺麗な右肩下がりが続いています。
RSIは24日まで下落傾向、それ以降は横ばいでの推移になっています。
ストキャスティクスは23日まで下落傾向、それ以降は25日までゴールデンクロスを伴う上昇傾向で、週末にかけて少し垂れて引けています。
先週と同様にMACDが右肩下がりのチャートなので、チャートを見る限りは弱そうです。
5月に152円割れした151.8円の水準までは下がる余地があります。
31日~1日は日銀の金融政策決定会合とFOMCがあるので、その間は取引はしない予定です。
アメリカと日本の金融政策の結果を見てから再度投資方針を考えようと思いますが、週前半は売り方針、週後半は金融政策の結果次第で決めていこうと思います。
メインシナリオは日銀は利上げ、FRBは据え置きです。
このシナリオ通りなら、売り継続でも良さそうですが、シナリオが崩れてくると方針の転換が必要かもしれません。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
コメント
投資は生き残るのが重要ですからな
ななしさん、コメントありがとうございます。
そうですね。
生き残りが最重要です。
FXの私はチキンプレイ過ぎますけどね。