日本でもリモート出稼ぎに行く日が来るかもね

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FIREを目指すと実感+数字でやけにリアルに感じる物価上昇

最近は、物価が上がっていると実感するケースは多いです。
あれ?昔からこんなに高かったっけ。と何となく高くなったと感じている人も多いでしょうが、FIREを目指す場合はもう少し解像度が上がります。

FIREを目指している人は、家計簿をつけて支出の管理を厳密に行う場合が多いので、家計簿を見直した時に支出が増えていることを実感しやすいです。

例えば私の家計で言うと、23年6月の食費は26,133円でしたが、24年6月の食費は28,459円で少し増えています。
食べる物が大きく変わったわけではないのに、2,326円上昇しています。
まぁ全く同じものを買って食べているわけではないので、多少のズレは出るでしょうが、統計を取って定期的に見直していると「物価が上がったなぁ」という実感はしやすいです。

更に私のようにFXでドル円の取引をしていると、日米の消費者物価指数の確認もかかせません。
つい最近の7月11日にアメリカの消費者物価指数の発表に合わせて、日銀が為替介入しましたが、こういった重要な経済指標の発表を確認することは為替取引では必須事項になります。

消費者物価指数を確認するのはFRBの利下げ判断の材料になっているからですが、利下げ云々が無くても重要な指標なので、ドル円投資時には確認必須です。

この消費者物価指数の発表の時にも前年比と前月比の増減割合が発表されるため、数字でダイレクトにどれくらい物価が上がっているかを確認することになるので、更にお金にはシビアになります。

今日はそんな、皆気になるお金のお話です。

日本でリモート出稼ぎが流行るかもしれない

日本も物価が上がってきたので、何だかんだで毎年最低賃金は上昇しています。
ただ経営者も渋々上げているって感じで、未だに全国平均では時給1,000円にも満たない状況です。

厚生労働省 地域別最低賃金の全国一覧(過去5年分)から引用

アメリカの物価上昇に比べれば、日本の物価上昇は大したことはありませんが、物価上昇が起きると、当然上がるものが賃金です。

賃金が上がらないと、買えるものがどんどん少なくなってしまうので当然といえば当然なのですが、ちょっと面白い記事を見たので、紹介しておこうと思います。

最低賃金16ドルのNYに、時給3ドルのレジ係が登場…アメリカで「地球の裏側のレジ係」が広がる理由 フィリピン在住のレジ係は「時給は高いし、チップももらえて最高」
アメリカで登場した「リモートレジ」が話題を呼んでいる。レストランで食事を終えてレジへ向かうと、レジに係員はいない。代わりにディスプレイが据え付けられており、アメリカ国外にいる係員が画面内に登場する。…

最低賃金が時給16ドル(1ドル158円で2,528円)のニューヨークで時給3ドル(同レート474円)のレジ係が誕生したというニュースです。

リモートでレジや接客を行う人材を人件費の安いフィリピンから賄うという話なんですが、とうとうアメリカ人も現地人を採用するコストが高すぎて人件費を抑えにかかっているようです。

この流れが広がると早晩、物価上昇も落ち着いてくる可能性が高いです。
雇用が充足していれば給料も上がらないわけで、給料が上げ止まれば物価上昇の勢いも弱まるでしょう。

日本でも広がる可能性はありますね。
今もタッチパネルで注文するチェーン店なんていっぱいありますし、それがリモートになっても企業は対応できるでしょう。

というより日本で外国人をリモートで使う日が来るかもという心配をするより、日本からアメリカにリモートで働きにいく流れになる可能性の方がありそうですね。

以前、今後日本は先進国どころか東南アジアに出稼ぎに行くことになるかもしれないという記事を書いていますが、海外に出稼ぎに行くより国内からリモートで出稼ぎに行く方が、心理的なハードルはかなり低くなります。

先進国どころか東南アジアに出稼ぎに行くことになりそうな日本
ジョブ型が云々言っている間に、海外出稼ぎが増える。 以前、日本ではジョブ型の雇用形態は浸透しないだろうという話をしていました。 その際、結論で国内で安月給で働く社畜と、海外で高給もらう社畜に分かれ、出稼ぎは日本国外でするという流れに今後はな...

日常会話レベルの英語ができる人は、アメリカにリモート出稼ぎする。
そんなことが当たり前になるかもしれませんね。
アメリカの場合、賃金に加えてチップ文化があるのも良いです。
日本の最低時給は1,000円も行かない自治体が多いので、それ以上貰えてついでにチップも貰えるとなれば、人気が出るでしょうね。

私も家からリモートでできるならちょっとやってみたい気もします。
勝手に英語力も上がりそうですし、家から出来るなら学生の人気のバイト先になるかもしれませんね。

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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。なんだかすっきりしない間に梅雨明け宣言になるそうで、困惑しているはしQです。当方もこの記事をヘッドラインだけ見ました、だんだん最低賃金の上昇が経営的には人件費の上昇による経営圧迫、人手不足もあり、バイトを雇うのも最低賃金では他店に持ってかれてしまうため、最低賃金+アルファでないと応募すらないなってこともあります。確かに最近ロボットのウエイトレスが多くなりレジもオートレジが増えてきていますね。作る人も冷凍技術の進化でほぼいらなくなる外食が増えているようです。さすがにレジは一部に顔認証でレジなし店舗が以前話題になりましたが、スーパーの多品種大量販売には向かないような気がしますので、対面有人レジはなくせないと思いますが、接客業ではオンラインが盛んになる可能性はあります。専門知識と会話能力さえあれば、使える気がします。事実、チャットサポートは、タイムラグはあるものの、電話よりよっぽどまともな回答に近づけますから。オンラインFIREなんて出そうですね・・ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      近くのスーパーはレジ通すところだけ店員がやって支払からは放っておかれる謎のシステムになってますね。
      最後までやればいいのにと思いますが、逆にリモートで全部客にやらせると、ちゃんとレジ通さないかもしれないと経営者は考えているんでしょうね。

      そう考えると、日本でリモートで小売は成立しないかもしれませんね。
      利用者のモラルが低いのか、経営者の性格が歪んでいるのかは分かりませんけどw
      そう考えると小売とか飲食くらいなら、ハナから高いハードルを設定せずに接客を受けに来る外国の方が楽そうではあります。

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