介入詐欺にはハマるけど、介入は華麗にスルーするオッサン

闘牛からの目線 FX
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介入タイミングが予想外でちょっとビックリした

今週はFX会社のシステム障害があって投資したいポイントで投資できなかったり、消費者物価指数の発表タイミングと合わせて為替介入があったりと予想外の事態が多かったです。

ロスカットぎりぎりのポジション持っている人、息してますか?
FXの記事を書いている理由は2つ 私は、毎週日曜日にその週のFXの投資方針を書いています。これは、頭の中で考えていることを文章化して整理しておくためにスタートしているんですが、定期的にブログの書くネタがあると気楽という点でもメリットがありま...

先週決めた取引方針は、トレンド転換という程の動きは見られませんが、何にも考えずに買い継続という動きにも見えなかったので、待ちの展開を想定していました。
160円台前半で買いを入れつつ、青の平行チャネルの中間線付近で決済を前提にしていました。

取引はシステム障害後の水準がほぼ161円台での推移になったので、買いは入れずに観察していましたが、11日の21時30分の消費者物価指数(先月比予想0.1%、結果-0.1%、前年比予想3.1%、結果3.0%)後に一気に4円も動きました。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(TradingViewから作成)

私は重要な経済指標の発表前後は取引しないので普通に助かりましたが、発表前から買いポジションを持っていた人は普通に刈られたでしょうね。

消費者物価指数の発表後(というか為替介入後)に値動きが落ち着いてきた後に買いを入れ、寝るまで青の平行チャネルの辺りをウロウロしているのを見てました。
どうも青の平行チャネルを割り込むことは無いかなと思ってそのまま寝落ちして、翌朝、東京時間で介入後の動きが仕事で見れなくなると嫌だったので、決済しています。(青丸部分)

その後はトレンド転換がありそうだったので、取引はせずに静観してそのまま引けています。
結果1回しか取引しませんでしたが、60pipsほど取れました。

2024年7月8日週の利回りとドル需要について

7月8日週のアメリカ10年国債利回りの動き

アメリカ10年国債利回りは週初4.30%、週末4.18%でした。
最も高かったのが7月10日0時台の4.32%、最も低かったのが7月12日0時台の4.16%です。

先週は4.2%を底にした横ばいから緩やかな下落傾向を想定していました。
日銀の介入で一気に円高方向に振れたため、同じタイミングでアメリカ国債も下がり4.2%を割れたまま引けています。

MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、
RSIとストキャスティクスは10日までは横ばいで、11日以降は下落傾向です。
チャートを見る限り弱いです。

ただ原因が為替介入という名の実弾なので、一時的なものになる可能性が高いです。
月末に日銀の金融政策決定会合があるため、そこまでは4.2%近辺での値動きになると見ています。

チャート的には下落傾向が続きそうに見えますが、横ばいからやや弱い動きを想定しておこうと思います。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

日本国債10年物の利回りは週初1.08%、週末1.06%でした。
先週は横ばいから緩やかな下落傾向を想定していたので、介入以外はほぼ想定どおりの動きになりました。
介入まで横ばい、介入後に少し下げて引けています。

MACDは緩やかな下落傾向です。
RSIとストキャスティクスは10日までは横ばいで、11日以降は下落傾向です。
こちらもアメリカ10年国債と同様、弱そうに見えます。

日本国債は1%を割り込む程の弱さになるとは思えないので、日本国債も横ばいからやや弱い動きを想定しておこうと思います。
もし上がるとしたら月末の利上げ期待で上がるんでしょうね。

7月8日週のドルインデックスの動き

ドルインデックスは週初104.87で、週末104.08でした。
最も高かったのが7月10日0時台の105.18、最も低かったのが7月12日23時台の104.04です。

先週はドルインデックスは節目の104.7が機能する前提で、やや下落傾向、節目到達後に少し反発する展開を想定していましたが、ちょうど節目の近くで11日の消費者物価指数と為替介入があったため、一気に節目を割り込んで104台前半で引けいています。

介入が想定外だったので、予想よりかなり強い下落になりましたが下落傾向を想定していたので、概ね想定どおりです。

MACDは綺麗な右肩下がりの下落傾向、RSIも全体的に下落傾向です。
ストキャスティクスは11日まではほぼ横ばい、11日以降は下落傾向になっています。
直近の底が4月9日の103.88で、9日以降、7月13日までは104辺りで跳ね返されています。
現状の水準はここ2~3か月の底に近い水準です。

この水準を今すぐ割り込むかと言われると疑問です。
ただインジケーター的には下がりそうですので、横ばい傾向を想定しておこうと思います。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

VIXは先週末時点とほぼ同値の12.45で引けています。
13日の2時台に付けた12.11が最も低く、12日の1時台に付けた13.33が最も高い水準です。
消費者物価指数の発表後に13台を付けましたが、今週も12台から13台の恐怖感の低い相場が続いています。

NYダウ平均株価は週初39,428ドル、週末40,000ドル
先週末比プラス625ドル、1.59%の上昇となり、約2か月ぶりに4万ドルを回復しました。

NYダウ、ドルインデックス日足比較チャート(TradingViewで作成)※ローソク足DJI、オレンジDXY

これまでのドルインデックスの傾向どおりなら株価は上昇するという想定をしていましたが、想定どおりドルインデックスは下がり、株価は上がる。
想定どおりの動きでしたね。

株価のMACDは上昇傾向、RSIも上昇傾向です。
ストキャスティクスのみ10日から下落傾向がはじまり、デッドクロスして引けています。

ドルインデックスは横ばいを想定しているため、株価も4万ドル付近で足踏みするのではないでしょうか。

2024年7月15日週のドル円取引について

7月15日週の10年物金利は横ばいから弱い下落傾向、ドルインデックスは横ばいで動く前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。

ドル円を動かしそうな経済指標は、7月16日の21時30分に小売売上高、7月17日の22時15分に鉱工業生産指数と設備稼働率、7月18日の21時30分にフィラデルフィア連銀景況指数の発表があります。

来週はアメリカよりユーロ圏のイベントが多い週です。
16日の18時にドイツのZEW景況感指数、17日の15時にイギリスの消費者物価指数、18日の15時にイギリスの失業率、21時15分にECBの政策金利と盛り沢山です。
ユーロの影響でドルに対して影響が出る可能性の方が高そうなので、来週はユーロ圏の指標にも気を付けないといけません。

アメリカ時間だとほぼ深夜なんですが、ユーロ圏だと社畜の仕事時間中が多いので、来週はあまり積極的にポジションを取らない方が良いかもしれませんね。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(TradingViewから作成)

MACDは下落傾向、特に10日以降はデッドクロスを形成して下げ幅を広げ強い下落傾向のまま引けています。
RSIとストキャスティクスは10日までは緩やかな上昇傾向で、10日以降は下落傾向で引けています。
ストキャスティクスは11日にデッドクロスを伴う下落傾向を形成してそのまま下落傾向で引けています。

チャートだけ見る限りは、弱そうです。
ただ、この弱さの原因が為替介入によるものなので、作られた弱気相場です。
明確に買いにも行きたくありませんが、ここからドンドン売っていこうという考えにもなりません。

来週はとりあえずはチャートを見つつ、青の平行チャネルの下限を上抜けてくるようであれば買い方針としておこうと思います。
これまでの介入後のドル円の動きを見る限り、あまり積極的に売りには行きたくないです。

いままではスグに160円台に戻ってきましたからね。
下手に捕まると逃げづらいので、売りでの入りは慎重になろうと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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