FIRE並みに曖昧なエリートと呼ばれる人たち

ノートパソコンを持っているエリートひよこ 雑記
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エリートの定義もFIRE並みに曖昧

エリートと呼ばれる人は社会に出るとそれなりの頻度で遭遇します。
取引相手だったり、社内に居たり、講演会なんかに参加していればいわゆるエリートに出会うこともあるでしょう。

ただエリートと言っても定義は意外と曖昧です。
FIREレベルの曖昧さと言っても良いかもしれません。

ドラゴンボール完全版 16巻 228話から引用

一般的にエリートと呼ばれる人は高度な専門性と、幅広い教養やリーダーシップ、高いコミュニケーション能力を持っている人のことを指しますが、これら全てを満たしている人でも無職や貧乏だったりしたらエリートとは呼ばれないでしょう。

逆にこれらの条件を全く満たしていなくても、社会的な地位や大金を稼いでいるといったバックボーンがあればエリートと呼ばれることもあるでしょう。

いくら稼いでいればエリートなのか?
どの程度の専門性や学歴があればエリートなのか、これは相当曖昧で明確な定義を持ちません。

私は社会に出たらそれなりにエリートに出会うと記載しましたが、私がエリートだなと思っているだけなので、他人からしたら全然大したことないよと思っている可能性もあります。

相当定義が曖昧なのがエリートという人たちです。
今日はそんな曖昧なエリートの中でも、誰もが「こいつはホンモノだ。」と思えるエリートについてのお話です。

誰もがエリートだと感じるエリート〇〇〇

そんな誰もがエリートだと思える人は、以下の記事を見て発見しました。

年金80万円、実家に寄生して豪遊する「48年間無職の66歳次男」…金融資産1億円の亡父が残した「強烈な代償」【CFPが解説】 | ゴールドオンライン
被相続人の財産に関する最終の意思表示である「遺言書」。遺言書の内容によっては、相続人が思わぬ事態へ陥ることも……。本記事では太田和正さん(仮名)の事例とともに、生命保険を活用した遺産分割について、FP相談ねっと・認定FPの小川洋平氏が解説し...

簡単にこのエリートの経歴を記載してみます。
この人は高校を卒業して現在66歳です。
そして高校を卒業後、親の脛をかじり続け一切働かずに66歳になったというホンモノのエリートニートです。

高度な専門性もありませんし、社会的な地位もありません。
お金を稼ぐどころか、一切稼がず浪費するのみです。
ですが高校卒業から66歳までの48年間、人が社畜として働く期間を丸ごと働かずに過ごしたという重みが、この人をエリートだと感じさせます。

正にエリートニート
通常の神経では、10代、20代、30代を一切働かずに過ごせるほどの胆力は身につきません。
普通はバイトの1つくらいはします。
さすがに40歳、50歳くらいまで一切働かずに過ごせば、ここから就職して働くのは無理だろと諦めもつくかもしれませんが、還暦になった時にどう思ったんでしょうね。

何にしても、ニートを半世紀も続けた凄味がエリートだと思わせるのかもしれません。

ジョジョの奇妙な冒険 1巻 83ページから引用

私ならいくら実家が太かったとしても、恐ろしくて1度も稼がず生活することなんてできません。

通常なら将来のことを考えて働かないまでも、「働かないと将来どうなるか分からない」という一種の強迫観念を感じながら生活することになるでしょう。
私はFIREする予定ですが、それも「死ぬまで働かなくても何とかなるだろう」と考えているからこそFIREするのです。
どうなるか分からないけど一切稼がないわけではありません。

どうなるか分からないのに敢えて働かない。
それを約半世紀も続けるのは、並みではありません。
シビれも憧れもしませんが、単純に「コイツスゲぇわ」とは思います。

エリートの定義は単純にコイツスゲェと思えることなのかもしれません。

習慣的にこなしていたことなら嫌でもハードルは下がる?

このまま死ぬまで生涯ニートを貫くのかと思っていましたが、頼みの綱の親に裏切られて、生涯ニートは貫けなかったようです。

半世紀も延々と脛をかじられ続けたので、流石に資産が尽きたのかと思いきや、資産は1億7千万円と十分残して亡くなったようです。
ですが亡くなった後に裏切られて、遺言で自宅以外は殆ど孫に相続させたようです。

結局エリートニートは遺産で貰った自宅を売却して、生涯初のバイト生活になったというオチがつきました。

ここまで働かずに過ごしてきたなら、エリートの意地を見せて自宅を売却したお金で生活して、お金が尽きたら生活保護を貰いに行くという生涯無職の動きをして欲しかったところです。

意地でも働かないニートの意地を見る。
無人でもバレバレな窃盗犯 無人販売店ばかりを狙う泥棒が逮捕されたというニュースがありました。これだけだと自分が住んでいる近所でもなければ、特に何の興味も湧きませんがニュースの中身を見ていたらちょっと興味が湧いてきました。 無人販売店といっも...

どれだけの葛藤があったかは分かりませんが、50年ぶりに社会に出た人でもまた働けるなら、FIREした後に数十年ぶりに働こうと思っても意外と働けるのかもしれません。

私はFIRE後は働かずに暮らしたいとは考えていますが、このエリートニートのように働かないという意思を持ち続けることはできるでしょうか。

相場が悪くなったら、働きたくなるかもしれませんね。
お金が欲しいだけで、働きたいわけじゃないですが何十年も働いてお金を稼いできたという実績があると、退職後の労働のハードルも下がるのかもしれません。

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コメント

  1. はしQ より:

    nekonabeさん おはようございます。はしQです。今日は雨なので、涼しいのはよいのですが社畜が嫌になる天気です。さてこの方をエリートニートと呼ぶと世の中の貧困ニートの方から怒られそうです。当方の感覚ではドラ息子ニートです。運よく資産家の子供に生まれ、親があまあまだと本人の自覚がないとこうなるのでしょう。しかしこんな落ちがつくとは親もある意味残酷ですね。このジャンルは資産家ですから富裕層の中の富裕層です。いわゆる超富裕層ですね。ちょっと資産運用で億り人となりギリギリ富裕層になった階層とは別次元でいわゆる富豪・大富豪です。まあ社畜が嫌だとか資産が上がった下がったという感覚はもともとないのでしょう。とりとめのない話でした、ではまた

    • nekonabe より:

      はしQさん、コメントありがとうございます。
      フルタイムで働かずに、バイトでちょこちょこ稼ぐだけで生活できるなら悪くは無さそうですが、40、50歳になった時嫌ですね。
      20代から「おっさん、これやっといて」って言われるのが私は嫌です。

  2. じんき より:

    60年間働いた経験がない人が良くバイトで通用出来たな。普通は全く使い物にならずに首だとおもうが

    • nekonabe より:

      じんきさん、コメントありがとうございます。
      人手不足だから日本語しゃべれる人間だったら誰でも良いのかも・・・

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