積極的に取引しないと思っていても、ポジション取りたくなる病気
先週は買い方針としていましたが、明確なサインが見えないので積極的な取引は控えていく方針としていました。
特に23日のFOMC議事録とPMIの発表前後での取引は控える方針としていました。
取引は21日に156円を割り込んだ段階で買い、22日の中古住宅販売件数(市場予想422万件、結果414万件)の発表前に決済しています。(青丸部分)
週を通じてFOMC委員の発言もタカ派的でしたし、PMIの結果も強かったので、23日のPMIが発表された後再度買いましたが、思ったより上がらず、翌24日の耐久財受注(前月比市場予想0.3%、結果0.7%)の結果発表前に損切りしています。
1勝1敗ですが、差し引きでは微益となりました。
2024年5月20日週の利回りとドル需要について
5月20日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.41%、週末4.46%でした。
最も高かったのが5月24日22時台の4.50%、最も低かったのが5月21日22時台の4.39%です。
先週は4.3%を底に横ばいから下落傾向を想定していました。
概ね想定どおり23日までは横ばいの傾向でしたが、PMIの結果が市場予測より高かった(製造業予想49.9、結果50.9、サービス業予想51.5、結果54.8)ため、金利は上昇して引けています。
上昇はしましたが4.5%から上は固く、結局4.3%~4.5%のレンジ内での動きになりました。
MACDは週末にかけて上昇傾向、RSIとストキャスティクスは上昇傾向で、23日以降は少し垂れて引けています。
チャートを見る限りはやや上昇傾向となりそうです。ただ上下4.3%~4.5%のレンジが結構固いので、レンジ内で横ばいからやや上昇傾向となると想定します。
日本国債10年物の利回りは週初0.96%、週末1.0%でした。
先週は横ばいから上昇傾向を想定していましたので、概ね想定どおりの動きでした。
日本国債10年物の利回りも1.0%を超えてきました。
12年ぶりに1%を超えたそうで、MACDもゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIも緩やかな上昇傾向になっています。
ストキャスティクスだけ下落傾向です。
チャートを見る限りは上昇傾向が続きそうですが、1%の節目を一旦超えたのでしばらくは一進一退かなと思っています。
来週の日本国債10年物の利回りは、横ばいからやや上昇傾向の推移を想定しておこうと思います。
5月20日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初104.49で、週末104.74でした。
最も高かったのが5月24日12時台の105.11、最も低かったのが5月20日15時台の104.39です。
先週のドルインデックスは横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、株価が想定以上に弱かったため、ドルインデックスも上昇傾向になりました。
PMIの発表後105を超えましたが、その後は下落傾向で節目の104.7に戻して引けています。
MACDは横ばいから緩やかな上昇傾向、RSIとストキャスティクスは23日まで上昇傾向でそれ以降は下落傾向で引けています。
チャートだけ見ると節目の104.7を挟んで、横ばいの動きになりそうですが、株価は来週も強くなさそうなので、来週は横ばいから上昇傾向を想定しておこうと思います。
株価は下落しましたがVIXは11.92で変わらず低い状態で推移しています。
週初12.27、週末11.92です。
株価は青の平行チャネルの下限での動きと4万ドルをポイントに置いていましたが、週明け早々、青の平行チャネルの下限を下回って始まりました。
FOMC議事録の発表前までは何とか青の平行チャネルの下限付近で推移していましたが、FOMC議事録後は青の平行チャネルの下限から乖離して下がり続けて39,000ドル付近で下げ止まってそのまま引けています。
NYダウ平均株価は週初39,989ドル、週末39,069ドルのマイナス934ドル、2.33%の大幅下落となりました。
先週は木曜日のFOMC議事録とPMIの発表までは株価も上昇傾向が維持されると見ていましたが、週初から弱かったですね。
それでも木曜日までは何とか青の平行チャネルの下限付近に居ましたが、木曜日以降はズルズル下がっていきました。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIもストキャスティクスも下落傾向です。
チャートを見る限り来週も下がりそうですが、RSIとストキャスティクスは週末にかけて横ばいの推移に移行してきているので、39,000ドルで一旦下げ止まった感はあります。
ただMACDを見る限りはまだデッドクロスが始まったばかりですし、青の平行チャネルからも乖離し始めているので株価は弱そうです。
2024年5月27日週のドル円取引について
5月27日週の10年物金利、ドルインデックス共に横ばいから弱い上昇傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、5月28日の23時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、5月30日の21時30分に実質GDP、23時に中古住宅販売成約指数、5月31日の21時30分にPCEデフレータの発表があります。
これと31日に日本の財務省が介入実績を報告するので、どれくらい為替に介入したかが分かりますね。
重要度的にはどれが一番重要って程のものでもありませんが、どれも結果が市場予測と異なれば、利下げを想定して為替も変動するでしょうね。
介入に関しては円高になる要素がほとんどないため、市場予想より少ないというのは考え辛いです。
逆に予想より介入の事実が多ければ、さらに円安に振れるでしょう。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIは緩やかな上昇傾向、ストキャスティクスは22日まで上昇傾向で、それ以降は横ばい傾向で引けています。
週足のMACD、RSI、ストキャスティクス共に緩やかな上昇傾向での推移になっています。
チャートを見る限りは円安傾向になりそうです。
また、ドルインデックス、10年物金利ともに弱い上昇傾向を想定しているため、157円台前半までは、買い継続の方針としたいです。
157円台前半でちょうど青の平行チャネルの中間線付近のため、この辺りを上抜けるようならそのまま買い継続としようと思います。
反転するようなら売りも検討しますが、売りに関しては積極的に動くことはないと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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