昨年、増税メガネの浅はかさを語ったことを思い出した
去年の10月に増税メガネの減税メニューについて記事を書きました。
私はこの時、「所詮は増税メガネが考えた減税、貧弱!貧弱ゥ!」と評価しました。
理由としては、この減税策では普通の社畜は恐らく減税されたことにも気付かないというのがその理由です。
所得税と住民税の計4万円ですから、確かに6月は手取りがちょっと増えたなと思うでしょうが、社畜の給料からは厚生年金、健康保険、介護保険、雇用保険と天引きされる税金には事欠きません。
左程、実感がない物になるでしょうね。というのが私の感想でした。
実際、この記事書いている時も、減税内容より貰えもしない補助金について語ってますしね。
無理矢理、気付かせようとしてきて草生える
どうやら増税メガネも今頃あんまり効果が無さそうなことに気付いたようで対策を打つことにしたようです。
この1年ポッキリのショボい減税を恒久的に続けてくれるなら良かったんですが、増税は恒久的に、減税は一瞬を合言葉にしている増税メガネにはそんな願いも通じません。
それで、どんな対応したのかなと思っていたら、なんと給与明細に所得税の減税額を明記するよう義務づける方針にしたそうです。
見た時ちょっと笑っちゃいました。
給料明細の控除の項目に定額減税を明記するそうです。
そもそも普通の社畜で給料明細をちゃんと見ている人はそれ程多くありません。
もし、給料明細を毎月キチンと確認している社畜ばかりなら、毎月税金と社会保険料でアホみたいに取られていることに対して、何らかの行動を起こしているはずです。
選挙に行くとか、デモを起こすとか何かアクションがあって然るべき搾取っぷりです。
だけどそれがない。
それはなぜか。
面倒くさいとか、休日にそんなことするくらいなら寝たいとかそういった理由もあるでしょうが、「そもそも給料明細見てない。」という可能性が高そうです。
銀行口座見ればいくら入金されたかは確認できるので、手取りがいくらかは確認している人は多いでしょう。
ですが、税引き前の額面給料をそんなに熱心に見ている人が多いとは思えません。
いくら見てても増えないですし、見れば見るほど腹が立つだけなので見ないという人も多いでしょう。
そもそも見てもいない給料明細に記載しても意味ないと思いますよ。
増税メガネが何を企んでいるか想像してみる
なんでこんな効果の薄そうな減税をしたのか、何を企んでいるのか少し考えてみようと思います。
まず1つは、増税メガネのあだ名のとおり増税ばかりして、減税しない首相というイメージを何とかしたいと考えている可能性があります。
もう1つは、2年連続マイナスというお寒い結果の実質賃金を何とかしたいと考えている可能性です。
定額減税と昇給の合わせ技で何とか実質賃金をプラスにして「はい!プラスになりました。景気良くなりました。」って言いたいだけでしょうね。
すぐまたマイナスになるでしょうが。
一時的でもプラスになったという事実をドヤ顔でアピールしたいんでしょう。
そして何でそんなに一瞬だけアピールしたいのかといえば、きっと選挙でしょうね。
7月に東京都知事選があるので、6月の給料が増えたかのような錯覚を起こさせたいのでしょう。
何というか浅はかですね。
せめて恒久的に所得税と住民税を減税してくれるなら良いんですけど、1年しかやらない補助金みたいな減税に無駄なコストかけてるなぁ。
とりあえず、減税したくないという思いは良く伝わってくるニュースですね。
コメント
nokonabeさん。本日の内容にはハゲ同のはしQです。給与明細に書けは命令ですからたちが悪い。選挙目当てのばらまきが見え見えで、これってある意味公職選挙法違反なのではと思います。この件は結構ネットでも書かれていまして、ザイム真理教の森永さんは、森永さんが作ったあだ名「増税クソメガネ」への、払拭目的だといってます。給与明細を作るにも、特にパートさんはほぼ所得税が6月では引ききれないので、面倒な計算が数か月は続きます。シンゾーは一律給付でしたので、もらう方もすっきりしてもらった感覚がありました。こんなことをしても、なにも変わらないことはクソ眼鏡も十分わかったうえでやってますから情けない。心ある市民よ立ち上がれ。なんてね。ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
何か電気代の補助金がなくなるようなので、実感は薄くなりそうですね。
大家族なら1人4万円でもそこそこ大きな減税になりそうですが、独身一人暮らしだとほぼ効果はゼロです。
6月の給料は増えそうですが、どうせ毎月使い切っていないので生活防衛資金になるか投資に回るかの2択でしかありません。
そして、どちらであっても消費に回ることはないのですw