生活に必須のどうにもならない支出増について考える。
FIREを目指していると、支出は一般的な金額より小さくなってきます。
以前、FIREを目指しているとミニマリスト傾向になるという話をしましたが、最近は普段通りに支出していても物価上昇の影響で少しづつ支出が増えてきたのが実感できます。
FIREなんて目指していると特に実感できます。
特にリタイアを考えていないような、支出がどんぶり勘定な家庭でも実感できる位なのです。
FIREを目指して貯蓄&投資にまい進している人ならば、普通の家庭より強く実感できます。
何しろ家計簿つける人が多いですからね。
1円単位の数字で実感できます。
明確にいくら増えたのか確認できるのは良いことですが、1円単位で明確に支出増を実感できるのも良いことばかりではありません。
今日は明確に実感してしまったが故に感じることについてお話しようと思います。
食費の増加について
以前、食費の節約方法について記事を書いたことがあります。
家を買う前の話ですが、1週間のうちでスーパーに行く頻度を減らして不要な物を買わないようにするという方法です。
毎日買い物に行くよりは確実に支出を減らすことが可能です。
何しろ、1回の買い物の荷物が増えるので無駄な物を買う物理的な余裕がなくなります。歩いて数分といえども、この荷物を持って帰るのを無意識に考えてしまうということです。
それに1度の買い物で使う金額が大きくなるので、「あれ?こんなにかかってる。」と自動的に買い物をセーブするようになります。
最近は1回の買い物でも金額が増えてきたことを実感します。
普段どおり買い物をすると1回5,000円を超えることも珍しくありません。
さすがに5桁はいきませんが、いつもと変わらない物しか買わないのに支出が増えると地味なダメージがありますね。
FIRE後まで続く呪いになるかも?
食費で大きな転換点になったことと言えば、自宅不動産の購入があります。
家を購入をしてから、以前より自炊が多くなっています。
既に購入から既に2年近く経過しているので、購入時のテンションの高さも大分落ち着いてきました。
新居購入時に思っていた「家で食事したい。」という強烈な欲求も大分弱くなってきたと思います。
慣れたとも言いますが、良くも悪くも人は慣れてしまうものです。
新居用の家具・家電の買い替え時にあった強烈な物欲も今は無くなっています。
物欲も欲求も無くなってきましたが、1つだけ変わらなかったものがあります。
それが、食事です。
もう少し言うと外食をしなくなりました。
以前は外食することが1ヵ月に最低5回はありました。
忙しい時は毎日外食なんてこともありました。
準備と洗い物が面倒なので、帰り掛けに外食して食べて帰るということも多かったんですが、今は忙しかろうが何だろうが全然外食をしていません。
面倒だなと思っても、総菜を買って帰るという状況が続いています。
これは、食費を正確に把握していることも原因でしょう。
外食して帰りたいと思っていても、無意識に「あぁ~でも食費が増えるな。」と考えてセーブしてしまっているのでしょう。
もちろん生活費が無いわけではありません。
社畜の今は、毎日外食しても何ら問題ない収入があります。
お金があっても外食に行かないというのは、あまり良い傾向ではありません。
無意識にしろ支出をセーブしすぎて、食べたい物を食べていないという状況なのが問題です。
「別に外食しても問題ないんだよ。」と意識的に外食するようにしないと、今後も外食ができない体になるかもしれません。
安定収入があってこれでは、リタイアして安定収入が無くなったら外食なんて絶対に行けない体になってしまいます。
リタイア後も続く呪いにならないように暫くリハビリをしようと思います。
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