ドル円は円安円高どっちのトレンドか彷徨う1週間
先週は売りを基本方針としていました。
具体的には138.5円をポイントとして、このラインを下回るようなら売り、137.5円を割り込むようなら少しロットを上げて売る方針としていました。
買いに関しては、140円を超える水準なら買うかもといった感じでした。
140円超についてはまず買わない。135.5円まで下げるような展開になれば買い方針でした。
結局売り水準には到達しなかったので、投資はしませんでした。
買い水準として一応見ていた140円も、20日に140円を超える水準に到達しましたが、結局見ているだけという感じです。
21日金曜日の夕方に次の日銀金融政策決定会合でイールドカーブコントロールの維持と、金利も据え置きされる公算が出てきたため、一気に円安方向に振れています。
140円で買わなかったので、当然このタイミングでも買っていません。
1週間見ていると、まだまだ円安が強い感じです。
青の平行チャネルの下抜けでトレンド転換かと見ていましたが、再度青の平行チャネルの下限が見えてきました。
7月24日週のドル円取引について
アメリカ10年国債利回りは週初3.81%、週末3.84%でした。
最も高かったのが21日1時台の3.87%、最も低かったのが19日16時台の3.72%です。
今週の金利は安定していました。3.8%を中心にほぼ動きはありませんでした。
金利がせっかく安定していてくれたのに、まったく投資方針と噛み合わないという状況だったのは惜しいです。
素直に円高方向に動いてくれていれば理想的なトレードになったと思うんですが、思った通りにならないのが当たり前の世界なので、仕方が無いですね。
ドルインデックスは週初99.96、週末101.08でした。
最も高かったのが21日23時台の101.18、最も低かったのが18日16時台の99.58です。
先週一気に100を割り込んだので「おぃおぃどうした?」と思っていましたが、また101.29に近い水準まで戻してきました。
このまま101.29を超えて、104.7のレンジ内で動いてくれるとやり易いんですが、10年国債利回りと同様、そうそう上手くは行かないでしょうね。
7月17日週は10年国債利回り、ドルインデックス共に上昇しました。
ドルインデックスは下げ過ぎかなと思っていたので、今の水準よりちょっと上あたりで安定しておいてもらって、10年国債利回りも今の水準辺りで留まっていてくれると、非常にやりやすくなります。
7月24日週のドル円の取引は、結論から言って様子見になる可能性が高いです。
理由としては140円から145円の間に明確な目安が141円、142円といったキリの良い価格水準意外の目安が無いことです。
また、MACD、RSI、ストキャスティクス共に日足で上昇しており、週足でも再度上昇反転しています。
相場のトレンドが変わったと思っていたところに、まだまだトレンドは変わらないといった感じの動きなので、円安円高方向のどちらに動くか見極める必要があります。
7月24日週はインジケーターを見る限りでは買いです。
このまま144円に向かって素直に上がっていくようなら買いで付いていきたいところですが、あまり長時間持ち過ぎない形になるでしょうね。
青の平行チャネルの下限、144円あたりまでは付いていけそうです。
17日週の戻し方を見る限り、売りでは入り辛い相場です。
明示的に140円割れした場合は、売りで付いていきたいところです。
137.5円割れが売りポイントになりそうなのは、先週と同様です。
137.5円は追撃売りのポイントになるでしょうね。
こんな感じなので、買いでも売りでも入り辛そうです。
さらに7月24日にアメリカのPMI、27日にFOMCとGDP、個人消費、28日は日銀政策決定会合があります。イベント盛り沢山なので結果次第でどちらにも動く相場になりそうです。
迷った時は取引しないのが、投資の基本ですが2週連続様子見できるほど、私が我慢強いか?
忍耐も試されるような気がします。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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