【2023年5月8日週ドル円相場予想】難しい相場になってまいりました。

天使と悪魔 選択を迫られる ぶたさん FX
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Youtubeを見ているのかチャートを見ているのかという1週間

先週は青の平行チャネルの上限を目安に取引する方針としていました。
また、137.5円に到達したら売りとしていました。

ドル円(USD/JPY)1時間足チャート(Trading Viewから作成)

方針どおり、青の平行チャネルの上限を超えたところで買い、137.5円の直前で決済しています。(緑丸部分)
137.5円近辺でまごついているのを確認したあと、137.5円で売り、3日のISM非製造業景気指数、ADP雇用者数の発表前に決済しています。(紫丸部分)
青の平行チャネルの下限を下抜けた段階で一度買いを入れましたが、貿易収支の発表前まで持って損切しています。(橙丸部分)

悪くはない取引でしたが、GWで時間があるのも考え物です。
Youtube見ながら、横目でチャートを見ている時間が無駄に長くなりました。

5月1日週の株価の動きについて振り返りと、5月8日週の日米相場予想

日経平均株価の動きについて

5月1日週の日経平均株価は始値29,058円、終値は29,157円のプラス99円で取引を終えています。0.34%の上昇で引けました。

先週は急落リスクを考えて、27,800円から29,000円のレンジを想定していました。
ですが、一度も想定レンジの上限以下にならない想定以上の相場でした。
週の最高値は5月2日の9時台の29,278円、最安値が5月1日10時台の29,016円です。

日経225 1時間足チャート(TradingViewから作成)

一応警戒していた5月2日発表の前年比のマネタリーベースは予想-1.3%、結果-1.7%でした。
ドル円もほぼ動き無しです。
5月8日週の経済指標は、5月11日の経常収支くらいですね。

インジケーターは、MACD、RSI、ストキャスティクスは下落傾向です。
インジケーターを見る限り、5月8日週は軟調な展開になりそうです。
NYダウが34,000ドルから33,000ドルまで行って来いの展開になっているので、読み辛いですがインジケーターを見る限りでは下がりそうに見えます。
金融関連株が下げを主導して下がりそうな気がしますが、全体ではそれほどの下げにならないといった感じの相場を予想しています。

5月8日週は28,300円から29,500円のレンジを見ておこうと思います。

NYダウ平均株価の動きについて

5月1日週のNYダウ平均株価は始値始値34,116ドル、終値33,674ドルのマイナス402ドル、マイナス1.30%の下落で先週分の上昇分を帳消しして取引を終えています。

NYダウ平均株価1時間チャート(Trading Viewから作成)

先週は33,500ドルから34,900ドルのレンジを想定していました。
最安値が5日0時台の32,937ドル、最高値が2日の1時台の34,257ドルでレンジ下限は想定以上に広かったです。
やや軟調な展開を予想していましたが、青の平行チャネルの下限まで下げました。
原因は4日のFOMCの内容ですが、正直思ったよりハト派な内容でした。そのため想定以上に値下がりしたようです。

先週注目していた経済指標の結果は、1日の製造業PMI(予想50.4、結果50.2)、ISM製造業景気指数(予想46.7、結果47.1)、3日のADP雇用者数(予想14.9万人、結果29.6万人)、ISM非製造業景気指数(予想51.9、結果51.9)、4日のFRB政策金利(予想5.0%~5.25%、結果5.0%~5.25%)、貿易収支(予想-640.0億ドル、結果-642.0億ドル)、5日の非農業部門雇用者数(予想17.9万人、結果25.3万人)、失業率(予想3.6%、結果3.4%)でした。
4日のECBの政策金利は市場予想どおり、3.75%になりました。

4日のFOMCは市場予想どおりに0.25%の利上げでしたが、利上げ終了を匂わせてきたので市場もそれに反応したようです。今後の利上げについては経済指標の結果次第という話なので、今後も経済指標の結果如何によって株価も為替も大きく動く相場になりそうです。

5月8日週の経済指標は、10日の消費者物価指数、12日のミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。また、11日にイギリスのGDPと政策金利の発表があります。

インジケーターは先週と同じくMACDは下落傾向、RSI、ストキャスティクスは急落から急上昇しV字型です。
MACDの週足も上昇傾向は続いていますが、横ばい傾向に近くなっているのでそろそろ反転しそうです。

5月8日週は青の平行チャネルの下限ブレイクをチャレンジしそうです。
どの程度下げるかは消費者物価指数の結果次第ですが、市場予想どおりなら33,000ドルから34,000ドルのレンジで収まるのではと見ています。

ドル円(USD/JPY)の2023年5月8日週の取引方針について

アメリカ10年国債利回りは週初3.45%、週末は3.44%でした。
最も高かったのが2日4時台の3.60%、最も低かったのが5日1時台の3.29%です。
また3.6%にタッチした後に3.3%までズルズル下がり、3.3%にタッチした後はまた3.4%まで戻すという感じで、キッチリ3.3%から3.6%のレンジが機能しています。

アメリカ10年国債利回り1時間足チャート(Trading Viewから作成)

ドルインデックスは週初101.67、週末101.28でした。
最も高かったのが2日22時台の102.40、最も低かったのが4日15時台の101.02です。
ギリギリですが、これまで節目となっていた101.29を割り込んだ状態で週の取引を終えています。

ドルインデックス1時間足チャート(Trading Viewから作成)

5月1日週は10年国債利回りは横ばい、ドルインデックスは下落という結果になりました。
ドルインデックスは直近の2月と4月の動きでは100まで下落した後は反発する動きになっています。
インジケーターは10年国債利回り、ドルインデックス共にMACDは横ばいです。

5月8日週のドル円の基本方針ですが、インジケーターはMACD、RSI、ストキャスティクスは共に下落傾向で、MACDはデッドクロスするか否かといった状況です。
週足のMACDは未だ上昇傾向が続いています。

ドル円(USD/JPY)日足チャート(Trading Viewから作成)

先週の相場で、青の平行チャネルの上限を上抜けた後に下限を下抜けする荒れた動きになりましたが、終わってみれば再度青の平行チャネルの中に戻ってくる動きになり結局青の平行チャネルの中で週の取引を終えています。

インジケーターを見る限り、軟調な動きになりそうです。
重要なのは消費者物価指数の結果になりそうです。
ドルインデックスも節目の101.29付近、ドル円は青の平行チャネルの下限付近ということで、最初は値動きを伺う形になると思います。

値動きを伺う間、青の平行チャネルの下限を下抜けない動きになれば買い、割り込むようなら売りを投資方針としようと思います。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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