今年はセミの鳴き声を聞いていない気がする。
辺りに自然がいっぱいあるところでは、今年もセミが五月蠅いくらいかもしれませんが、とうとう夏がやってきました。
子供の頃は夏休みや海水浴やキャンプといったイベントで楽しい夏ですが、40歳にもなるとただ暑くて不快な日々が続くだけの期間になります。
リタイアしたら子供時代のワクワク感が戻ってきそうな気もしますが、わざわざ暑い中に海や山へ出かけるとも思えないので、リタイア後も夏はあまり好きな季節にはならないでしょうね。
夏になると、例年エアコンフル稼働で、窓を開けることはありません。
それでも布団を干したり、仕事や買い物で外出した際は、これだけコンクリートだらけのどこにいるのか、どこかでセミが鳴いています。
ですが、不思議なことに今年はセミの鳴き声を聞いていない気がします。
都内在住の場合、木が無いからだと言われそうですが、街路樹や公園には木が植えてありますので、例年の夏はどこかで必ずセミが鳴いている声が聞こえます。
そもそも酷暑で出勤時以外でわざわざ外出しないということもありますが、数少ない外出時である出勤時にもセミの鳴き声を聞きません。
実は鳴いていて、聞いていてスルーしているのかもしれませんが、例年は五月蠅いくらい鳴いているので流石に気付きます。
これだけ暑いと、例年だとセミの声が聞こえているはずなんですが・・・
今年はセミが居ない理由
私と同じようなことを思っている人が居るようで、以下のような記事を見ました。
日本セミの会幹事の埼玉大名誉教授曰く、6月に梅雨が明けて、そこから暑い日が続いたので、人間がセミが鳴く季節だと勘違いしているだけだそうです。
確かに例年だと7月下旬辺りに梅雨明けするので、梅雨明け=夏本番の印象がありますが、今年は6月に梅雨明けしたので、そのせいで勘違いしてしまったようです。
セミが成虫になる過程は、さまざまな要因が複雑に影響を与えそうです。
土の温度、雨量、湿度が影響するそうで、土の温度の積算量で成長の進行度合いが決まるそうです。
梅雨の時は雨が多かったような気がしますが、土の温度の積算量がまだ足りていないからセミも成虫になっていなかったのかもしれません。
8月に入ってずっと暑い日が続いたので、そろそろセミが鳴き始めるかもしれません。
もしかしたら、セミが生息する場所が無くなって東京近郊からセミが居なくなってしまったのかと思いましたが、そんなことはなさそうです。
自分がセミだったら、そのまま地中にひきこもりそう。
セミは幼虫の時は地中で木の根から樹液を吸って、5年以上かけて成虫になります。
私も地中からセミの幼虫が出てくる所は数える程しか見たことが無いですが、子供の頃はセミの抜け殻を集めていた記憶があります。
セミの幼虫って全員、成虫になるために地中から出てくるんですかね。
安全で、ご飯(樹液)にも困らない地中からわざわざ出てきて、外敵がいっぱい居る外に出ていく。
外敵に殺されなくても、成虫になると1、2週間で死ぬ・・
私がセミなら、そのまま地中にひきこもって樹液吸って暮らします。
家とご飯が揃っていれば、快適に暮らせます。
セミはひきこもり生活から無理矢理外に出て活動するので、短命なのかもしれませんね。
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