ドル円の為替取引で、今までの経験にない動きをしている。
4月13日にとうとう1ドル126円を超えました。
直近高値は2015年6月につけた1ドル125.85円だったので、流石にこの辺りで1度上げ止まると思っていました。
で・・そこから300pipsくらい下落して調整するというシナリオを予想していたので、買いはおそるおそるで、長期保有はしない方針で考えていました。
ですが、予想を裏切り全然止まることなく1ドル126円を超えてきました。
どれくらいの期間126円を超えたことが無いのかとチャートで確認してみると、2002年の5月です。
ニュースでも取り上げられていたとおり、およそ20年ぶりですね。
2001年12月に125.85円を超えて一気に1ドル132円まで上昇、翌月も上昇が続き1ドル135.16円を天井に、そこから半年ほどかけて1ドル115.49円まで調整しています。
その差2000pips・・20円の下落は流石にキツイです。
私も資金効率をある程度犠牲にしてでも、余裕のある証拠金を残して取引していますが、いくら余裕を持たせて取引しているとは言え、20円超の円高方向の急落に巻き込まれれば大怪我必至です。
130円を超えれば政府も介入してくるはずなので、流石に135円を超えることはないと思いますが、もし円安が止まらなかった場合、次の山は1998年8月につけた147.67円になります。
もはやノータッチで売りポイントを探るだけの展開
私は126円を超えても、週末に出した方針どおり買わないでおこうと思います。
基本ノータッチです。「Yes円安!ノータッチ」
私が普段から行っているFXのトレードは、数日から1,2週間くらいのスイングトレードが多いため、取引の時に月足チャートは見ません。
偶に長期の取引方針を確認するのに月足チャートも見ますが、普段見るのは週足、日足、4時間足チャートです。
主に日足と4時間足チャートを見るので、20年ぶりの円安は予想の範囲から完全に外れています。
今回20年遡ってチャートを見てみましたが、2001年末からの上昇局面でも、1998年の上昇局面でも高値を付けてから、その後の下落の谷が深いです。
1998年時も2001年時も最終的には1ドル101円台まで下落しています。
1998年も初動で147.67円から111.86円まで反発がなかったので山が高いと谷が深くなります。
今回の上昇局面が2021年1月から始まったと考えれば、2021年1月時点の安値102.59円から126円まで差分は23.5円です。
これが、初期で10円以上、最終的に101円まで戻すと考えればおよそ25円・・とれれば美味しそうです。
これからのドル円の取引は売りポイントを探すことになりそうです。
ですが、現状の上昇が止まって多少なりとも調整してくれないと、そのポイントが探れません。
その時をワクワクしながら待ちたいと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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