もっと使っているような気がするけど、国際的には短い日本のインターネット利用時間
日本人が一生のうちにインターネットに費やす時間は11年４カ月13日という記事を見ました。
最初に見た感想は「短くね？」です。
日本人の平均寿命は男性81.64歳、女性87.74歳です。
仮に小学生に入学してからインターネットを使い始めるとすれば、男性で75年、女性で81年にもなります。
1日平均して5時間利用した場合、男性136,875時間、女性147,825時間にもなります。
時間にして男性は15年7カ月18日と3時間、女性は16年10カ月19日と9時間です。
日数で計算すると膨大な時間ですが、一生分のインターネット利用時間と考えると少し足りないような気がします。
ブラジル人ネット使いすぎ問題
私が子供の頃はそんなものはありませんでしたが、最近の子供も小さい時から普通にYoutubeを見ている場合が多いです。甥っ子もテレビは見ずにずっとYoutubeを見ています。
そのため上の計算では、小学校入学時からで計算してみましたが、記事内容は少々内容が異なりました。
記事で調査した内容は11年４カ月13日で調査した16ヵ国中で最も少ないという結果だったようです。
これは18歳以上の年齢の人に調査したためと考えられます。
インターネットを平均で午前11時８分から使い始め、午後９時31分に止めるという生活で、仕事での利用も含まれるそうです。
1日当たり10時間23分です。
こう書くと結構長く感じますが、仕事も含めてで考えると短いと思います。
1日8時間勤務とすれば、勤務以外の時間は2時間23分です。
あくまでインターネットの利用で、PCの利用時間ではありませんが、通勤中もSNSを見たり、メールを見たり、ニュースサイトを見たりしているケースが多いので起きている時間の殆どはネットを見ているという人も多いでしょう。
実際、調査結果で最も少ないのが日本で、一番長いブラジルに至っては一生涯で41.3年です。
厚生労働省の「平均寿命の国際比較」では、ブラジルの平均寿命は男性73.1歳、女性80.1歳です。
時間に当てはめると男性約58％、女性では約52%にもなります。
1日8時間睡眠を取っていると仮定すると、男性約88%、女性約78%になります。
起きている時間はほぼインターネットしていることになりますが、ブラジル人はそんなに1日中インターネットしているんですね。
平均寿命で考えたので、実際は生まれてから物心がつくまでと、亡くなるまでの数年はほぼインターネットを使わないと考えると、本当に起きている時間はずっとインターネットを利用していることになります。
自分の場合は生涯でどの程度使うことになるのか。
自分に当てはめて考えてみようと思います。
私は平日は、朝8時くらいに起きて、19時くらいまで仕事をして20時くらいに帰ってくる場合が多いです。そうなると1日12時間程度ですが、通勤時間や昼食の時間もニュースサイトを見たり、株価や為替の状況を確認しているので、この時間はほぼインターネットを利用していると考えて良いと思います。
家から帰ってくると、夕食、風呂を済ませて、その後は動画サイトで動画を見ているか、ゲームをしているかですので、5時間はインターネットを使っています。
そう考えると、平日は計17時間、1日の約71%はインターネットを使っていることになります。
残り寿命で考えた場合は、約29年程度です。
スペインが28.8年なので、平均寿命からの差分の残り寿命で考えてもスペインの一生涯のネット利用時間と同程度です。
そう考えると、私がブラジル人がインターネット使いすぎとも言えません。
世界も私もインターネット中毒者なんでしょうね。
せっかくセミリタイアしても、結局1日中ネットを見ているだけではもったいない気もするので、セミリタイア後はインターネットから意図的に離れる時間を設けたいものです。
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