良く分からない時は「やらない」のが一番
久しぶりにドル円の話をしようと思います。
前回投稿したのは12月12日ですが、この時点では翌週以降基本取引しない方針としていました。
結局、12月12日週は12月15日に一時114円を付けましたがその後戻しが発生しましたので、始値113.27円、終値113.7円と結局、以前から注視していた価格帯の113.7円に戻ってくる形で終了しています。
結局12月19日時点では、翌週も上下どちらに動くか予想が付かなかったのでそのまま取引しない方針を継続していました。
良く分からない時に買ったり売ったりすると、FXでは大体負けます。
まぐれ当たりすることもありますが、調子に乗って最終的に負けることが多いです。
ですので、予想可能なら予想を行い、予想どおりなら利益を確保して逆方向に動いたら素直に損切するのが正しいFXのやり方だと思います。
どちらに動くか予想できなかった12月19日週ですが、終わってみれば113.7円を超えた上昇が続き、とうとう114円を固めて1ドル114.33円で終了しています。
ドル円の下方向のトレンドが変わったのか。
12月最終週の動きを予想していこうと思います。
12月26週の取引方針について
2021年最後の1週間になる12月26日週の取引方針について考えていこうと思います。
12月19日週で調子よく上がっていきましたが、結局114.5円を超えることができずに取引を終えています。
日足レベルでも114.5円のラインは抵抗が多くて何度かこの価格で跳ね返されていることが確認できます。
アッサリと114.5円に跳ね返されれば、再度113.7円のラインをウロウロする動きになると思います。
2021年のアメリカの祝日としては、12月24日(クリスマスの振替休日)と12月31日(元旦の振替休日)だけですが、今年のカレンダーだとクリスマスから元旦まで休暇にする人も多いと思われるため、12月26日週の市場参加者が多いとは思えません。
そうなってくると、上下どちらかに大きく動く可能性があります。
MACDはFASTもSLOWも上向きなので、上昇傾向です。
ドル円のストキャスティクスを確認するともう90近くかなり買われ過ぎの水準に近いです。
これまで96程度まで上昇すると、ほぼ例外なく売られてきました。
年単位で確認しても、96のラインを超えて更に買われたケースは1、2回程度ですので、ストキャスティクスが96を超えたら売りで考えておくべきだと思います。
ということで、まだ多少の上昇余地はありそうですが、買い目線より売り方向で考えたいです。
特に200日移動平均線との乖離が大きい状況がずっと続いているので、大きく動くなら下方向への調整が入る確率の方が高いと思います。
ドル利上げのサプライズ等が無ければ、上昇しても115円まで、115円まで上がっても維持できずに大きく下方向へ調整する動きになるのではないかと予想します。
予想が外れたら即逃げしましょう。
予想するシナリオから外れたのにずっと持っているのがFXでは一番不味いですからね。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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