イギリスで承認されたと思ったらすぐ別のが来た。
昨日、ドル円の取引が難しいという話と、アメリカメルク社のコロナ治療薬「モルヌピラビル」がイギリスの医薬品・医療製品規制庁(MHRA)で承認されたというニュースを書きました。
為替はワクワクしないけど、こっちはワクワクの展開になってきた。
量的緩和の縮小が決定したけど、FOMCはほぼ無風で通過 日本時間11月4日のFOMCで米国債等の大量に買い入れを行う量的金融緩和の縮小が決定されました。 流石に平日だったので、FOMCが始まった時は寝ていましたが翌朝ちょっと早起きして確認し...
ここで上げてきたので、アメリカ、日本と承認されれば二段ブーストで上昇するかと思いましたが、今日このワクワクが萎むニュースが発表されました。
時事ドットコム
アメリカのファイザー社が、「新型コロナウイルス経口治療薬について、中・後期臨床試験(治験)で入院や死亡のリスクが89%低減する効果が得られたとする中間結果を公表した」というニュースです。ファイザー社は今月中にも米食品医薬品局(FDA)に緊急使用許可を申請する方針だそうで、早速メルクの株価が窓を開けて下がりました。
ファイザー社の治療薬は「パクスロビド」と言い、入院や死亡のリスクが89%低下するそうです。
これはまずいです。メルク社のルヌピラビルは入院または死亡のリスクが約50%低下する効果しかないので、明らかにファイザー社製のパクスロビドの方が効果が高いです。
新型コロナワクチンの時も、モデルナとファイザーで開発されていたので2社で開発されているのは別に悪くないんですが、効果は左程変わらなかったのでどちらのワクチンも広く流通しましたが、治療の効果がメルクが5割、かたやファイザーが9割ではファイザーの方が売れるでしょう。
全く効果が無い訳ではないので、後は値段と副作用の有無でしょうか。
とりあえずメルクの方が先行しているので、先に承認されて販売されると思います。
スグに倍にはならなさそうですが、もうちょっと持ってみて値動きが渋ければ撤退しようと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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