ワクチンやるやる詐欺かと思いきや。
厚生労働省を騙るフィッシング詐欺が行われているそうです。
参考URL:フィッシング対策協議会
確認する前はコロナワクチンの予約が取れないことから、ワクチン接種の案内を騙ったフィッシング詐欺かと思いましたが、どうもそうではないようです。
メール件名が「【重要】新しいコロナウイルスの発生の予防と管理」で届くようで、メールのリンクから氏名と連絡先、顔写真といった個人情報を盗み取る手口のようです。
カード番号や銀行口座と言った情報を聞かれないので、お金を盗みに来ている目的ではなさそうですが、顔写真と氏名を盗みに来ているところが気持ち悪いです。
偽造免許証でも作るんでしょうか。
メール内の日本語が結構怪しいのでフィッシング詐欺だと気付きやすいと思います。
私たちに協力して・・・お登録ください。
変な日本語なので、多分メールを受けとったらそのまま捨てると思います。
以前、日本年金機構のフィッシング詐欺について記事を書きましたが、こういった場合はドメイン名を確認するのが最も安全な詐欺の見分け方になります。
このメール文面の例でいうと、https://www.mhlw.go.jpの部分です。
この後に●●●●.shopが付いているのでこちらがドメイン名になり、正規のmhlw.go.jpはこの場合サブドメインになります。
サブドメインの方はドメインの管理者ならいくらでも変更可能なため、詐称が可能です。
今回のメールでは日本語がおかしいので、リンクのクリックまでは至らないと思いますが、メールタイトルに【重要】とか【緊急】といったタイトルが付いているメールについては1段階警戒心を高めて処理した方が良いと思います。
まぁでも、本当に厚生労働省だったとしても多分やらないですねこれ。
法律でやらないと過料とか、警察が逮捕しに来るっていうなら渋々やるかもしれませんが、顔写真と名前のアップロードはしたく無いです。
手を変え品を変えといった感じですが、社会不安に付け込んだ詐欺はまた出てくると思いますのでお気をつけください。
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