FIREと結婚は卵が先か、鶏が先か?
FIREがブームになったのは、日本人が結婚しなくなったからという変な話を見かけました。

現代の非婚化は労働年数を押し下げる効果があるそうです。
なかなか興味深い仮説だと思いました。
FIREしたいから結婚しなくなったのか、結婚しないからFIREしたくなったのか・・・
卵が先か鶏が先かみたいな話です。
今日は結婚しないからFIREできるのか、というテーマで考えようと思います。
お金を使わないFIREと経済活動の結婚は相性が悪い
以前から何度かテーマにしてきた話ではありますが、FIREと結婚は相性が悪いと思います。
少子化と結婚について考えましたが、一人でも楽しめる娯楽が増えたことや、男女の認知の差がSNSで目に見えるようになったことでよりお互い敬遠し合っている感があります。
頭で考えてしまうと、そこまでして結婚する必要があるのか?っていう疑問を解消できないでしょうね。
特に十分な収入があって、一人で生活するのに何の苦もないタイプには結婚は何の恩恵も感じられないでしょう。

成立のハードルが上がっていることに加えて、FIREの場合は下手に自分が大金持っていることで相手への警戒感を跳ね上げます。
「俺の金をどうする気だ」みたいな警戒感は常にあると思います。
時間や手間をかけてコツコツ増やしてきたお金ですから、これは当然の感覚です。
そのため、資産が積み上がってしまった後では結婚しようって気にはなり辛いですし、FIRE自体をパートナーが諸手を挙げて賛成してくれるとは限りません。

働いていればパートナーが無職なのを嫌がりそうですし、専業主婦なら夫婦どっちも無職を嫌がりそうです。
賛成したフリをして、実行には移させない嫁ブロックをしてくる可能性もあります。
FIREして結婚が成立するのは、お互い働いていて且つFIREを目指している場合といった限られたケースになりそうです。
若い時に恋愛結婚している場合はまた違うんでしょうが、わざわざ婚活しないと結婚できない場合はこのケースに限定されるでしょう。
FIREしたいから結婚しないは納得感がある話
「FIREしたいから結婚しない」はYESだと思います。
人生の3大支出は1に住宅資金、2に教育資金、3に老後資金です。
結婚はこの3大支出すべてに影響を及ぼします。
結婚すれば家族が増えるので、1の住宅はより広い場所を用意する必要があります。
賃貸にしろ、購入するにしろ1人よりお金がかかることは間違いありません。
2の教育資金はそもそも子どもが居なければかからないお金です。
FIREしたいなら無駄な出費としか感じられないでしょう。
3の老後資金についてもパートナーが居れば、その分準備する必要がある額は増えます。
一般的に言えば女性の方が長生きなので、それこそ95歳、バッファを取れば100歳まで余分な資金を考慮する必要があります。
どこを取っても独身よりは高くつきます。
FIREするか、結婚するか。
両方選択するのは不可能ではありませんが、人生の難易度は爆上がりです。
普通の社畜ではアーリーリタイアが中々難しいと思います。
FIREだけを選択すれば多少難易度は下がるので、本当にFIREしたいなら結婚はしないでしょう。

そして、FIREしたいと言った人全員ができるほどFIREは甘いものではありません。
1人でも数千万円のお金を貯める必要があるので、どんな人でも達成できますよという軽いものではありません。
だからFIREしたい人が多かったとしても、実際にFIREできる人はごく少数だと思います。
時間が経つにつれ、FIREしたいからFIREは無理かも?と考えが変わっていくケースの方が多いのではないかと思います。
これは形の違うFIRE批判なのだろうか?
「結婚しないからFIREしたい」はどうでしょう。
これはYESとも言えますし、NOとも言える話ではないかと思います。
独身だけど、毎日飲み歩いて散財して貯金はありませんなんて人は山ほど居ますからね。
私の前いた会社にも居ましたが、こういう人は社畜を辞める気も無いし、FIREする気も無いでしょう。
毎日遊び歩いているので楽しそうではあります。
別の意味で結婚したくなさそうですね。
こういう人はNOだと思います。
YESの人は、あまり数が多くないと思います。
FIREを目指してないけど、特にお金を使う用途が無くて資産が貯まっている人、こういう人が会社の制度変更や、出向、部署移動等で会社を辞めたくなってFIREを考えるというケースはあると思います。
独身であれば自分の判断で困るのは自分だけなので、FIREを決断する可能性は結婚している人よりは高いでしょう。
でもこれも結婚してないからFIREしたいに変わったのであって、結婚しないからFIREしたいって話ではないですね。

逆はありそうですね。
結婚するからFIREを諦めるはありそうです。
以上、「FIREしたいから結婚しない」と、「結婚しないからFIREしたい」について考えてみました。
FIREしたいから結婚しないっていう人は居そうですが、結婚しないからFIREしたいって人はほぼ居なさそうです。
男女共にFIREできる人がそんなに大量に居るとも思えませんし、非婚化というトレンドができるほどの影響力はないと思いますけどね。
形を変えたFIRE批判に引っかかったかもしれません。



コメント
nekonabeさん おはようございます。はしQです。本日の結婚とFIREの関連でいうと、おっしゃる通りで、結婚しないはいろいろな理由があり結構多くの人が非結婚を選ぶ可能性があります。結局何もしなければ非結婚になるからです。一方FIREはまずはFIができる計画性と支出のコントロールができないと達成できません。インチキFIRE以外はまずこれがネックとなり対象が少なくなるでしょうね。さらに繰り返しで失礼しますがREには決断力(能動的に定収を失う選択)も必要ですからなおさら数少ないでしょう。結論。FIREしたい人が理由として結婚しないは限られている。逆に結婚しないのでFIREしたいは組み合わせではありえますが、FIREできた人はごくまれでしょうね。・・・ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
自分で何かしないとまず結婚しませんからね。
そこまでする気になる誘因があるかって話もあります。
FIREしたいは仕事したくないという圧倒的な魅力がありますからね。
これに勝てる異性はそうそうおらんと思いますw
ブログ更新お疲れ様です。
私がネットで観測している範囲だと、既婚者でFIREしている人は何かしらの副業かトレードで収入を得ている人がほとんどで、資産の取り崩しのみの人はほとんどいない印象ですね。
専業主婦であれば夫婦ともに無収入になることへの恐怖感はあるでしょうし、奥様が就業し続ける場合は旦那が何もせずにいることを許容する女性は少なそうですし、子供がいれば教育に悪いとか世間体とか、完全FIREへの障害はかなり多そうです。
そう考えると資産的にFIRE可能でも様々なブロック要因で実行できない層は一定数存在してそうで、「家族がいないFIREとか死人同然」などと独身FIREたたきをしているのは、この種の嫁ブロック系の人たちなのかもしれませんね。
boneさん、コメントありがとうございます。
取り崩しのみで発信する人が居ないから見えないんだと思いますが、実数的にもほとんど居ないでしょうね。
60、70歳くらいなら居るかも。
FIREしてもらっちゃ困ると考える人も結構いそうですね。
大概は嫉妬民でしょうが、サービス業の人たちからFIRE民が増えたら売り上げが下がるので世間的にもFIRE否定派の方が多そうな感じはします。
個人レベルだと働きたくないって人が多いのでFIREは歓迎なんでしょうね。
自分の場合は結婚しなかったからFIREできたでFIREしたかったから結婚しなかったではないなあ。
花とおじさんさん、コメントありがとうございます。
私も結婚しなかったからFIREできた派閥だと思います。
FIREしたいから結婚しないってそうそう居ませんよね。
絶対仕事辞めるマンが私とFIREどっちが大切なの?って聞かれてFIRE選んでましたけどw
結婚はしない選択は出来るからマシで怖いのは独身税ですね。日本人の民度ならFIRE民の財産の大半を奪う事を肯定する人間が多そうなので。
名無しさん、コメントありがとうございます。
独身税も結局子供がいようがなんだろうが、全員取られてますからね。
FIRE民の方が少数派ですからね。金が無い人は取られないから金持ちからの増税は賛成するでしょう。
そうして分断を煽りつつ、その辺の社畜の稼ぎにも網を広げていくのが日本のやりかたですw