金利上げるってあんまり言うと、オオカミ少年みたいになるぞ。
先週はしばらく売り方針で続けてきた方針を一転して買い方針にしていました。
141円台では買い、144円までは買い下がりの方針としていました。
12月18日~19日に2023年最後の日銀の金融政策決定会合という大イベントがありました。
結果次第でドル円の価格がワープする可能性があったので、結果が出るまで動けず、日銀金融政策決定会合後の昼休みに結果を確認して買いをいれてその日の夜に決済しています。(紫丸部分)
21日の中古住宅販売件数、コンファレンスボード消費者信頼感指数の発表後に再度買いを入れましたが、こちらは全然上がらなかったので、翌日の実質GDP発表前に損切りしています。(橙丸部分)
最後に金曜夜に141円を割ったタイミングで買いを入れて、寝る前に決済して今週の取引は終了です。(青丸部分)
損切りはしましたが、そうそう日銀が利上げするわけが無いので、日本に住んでいれば火曜日、水曜日の動きは読みやすかったんではないでしょうか?
なんだかんだと60pipsは取れたので良しとしておきます。
2023年12月25日週のドル円取引について
12月18日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初3.93%、週末3.90%でした。
最も高かったのが12月19日0時台の3.96%、最も低かったのが12月21日22時台の3.83%です。
先週の金利はRSIとストキャスティクスの動きから横ばいを想定していました。
想定どおり大きな変動はなく、3.9%を中心にプラスマイナス0.1%以内での変動でほぼ変動せずという結果です。
MACDは下落傾向、水曜以降から弱い上昇傾向に転じています。
RSIとストキャスティクスは横ばいからやや上昇傾向といった動きです。
先週のRSIとストキャスティクスの動きに遅れてMACDでも反転の兆しが見えるので、来週の金利は弱い上昇傾向の動きになりそうです。
日本国債10年物の利回りは週初0.70%、週末0.62%でした。
日足のMACDは木曜日まで下落傾向、木曜日以降は週末にかけて横ばいからやや上昇傾向での推移で引けました。
利上げがあるかもしれないという期待感で金利が上昇してきましたが、火曜日の日銀政策金利の決定会合内では利上げは行われずという結果だったので金利は下がりました。
水曜日に0.55%をつけましたが、週末にかけて下げ過ぎと思ったのか再度上昇の動きに反転して0.62%で引けています。
0.7%が基準になると見ていたので少々下がり過ぎ感はあります。
12月18日週のアメリカ10年国債利回りは微減、日本国債10年物の利回りは下落という結果になりました。
12月18日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初102.59で、週末101.70でした。
最も高かったのが12月18日9時台の102.63、最も低かったのが12月22日23時台の101.42です。
先週は横ばいからやや強い程度の動きを想定していましたが、全体的に弱い動きになりました。
弱くはありましたが、今週も101.29までは下がらなかったのでまだ101.29は底として機能しそうです。
チャート上は次の節目の100.82が見えてきました。
日足のMACDは下落傾向、RSIは下落傾向で木曜日から横ばいの推移へシフト、ストキャスティクスは水曜日から下落傾向に転じています。
MACDは先週のデッドクロスから引き続き下落傾向が続いており、今週も反転の兆しは見えません。
VIXは12台で安定していましたが、21日の早朝4時ころから14.49まで急上昇して週末にかけて13まで下がって引けています。
NYダウは37,000ドルを回復して、青の平行チャネルのレンジに戻ってきてからは青の平行チャネル内での動きで収まっています。
青の平行チャネルの下限が上限として機能するかなと見ていましたが、想定より強く青の平行チャネルの中に入って推移しています。
今後の動きを確認する必要がありますが、このまま青の平行チャネルの中で推移するようなら、青の平行チャネルの下限を底に値動きすることになるでしょうね。
ただ、少し利下げの期待が大きすぎるようにも思えるので、すんなりとはいかないでしょうね。
来週のドルインデックスは横ばいからやや弱いくらいの動きになるのではないかと見ています。
2023年12月25日週のドル円取引について
12月25日週の金利は弱い上昇傾向、ドルインデックスは横ばいからやや弱い程度の動きになる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、12月26日の8時30分に日本の完全失業率と有効求人倍率、12月29日の0時に中古住宅販売成約指数の発表があります。
海外はクリスマス休暇のため殆ど経済イベントはありませんので、ドル円を動かしそうなのは、12月27日の8時50分に発表される日銀金融政策決定会合の意見資料の発表でしょう。
ここに記載されている内容によっては大きくドル円が動く可能性があります。
それ以外の日本の失業率と求人倍率は殆ど動かないでしょうから、経済指標で大きく動く週にはならなそうです。
ドル円のMACDは日足は横ばいからやや上昇気味の推移に変化しています。週足のMACDは下落傾向が続いています。
RSIとストキャスティクスは火曜日まで上昇傾向でそこから木曜日まで下落傾向、週末にかけて上昇傾向に転じています。
ハッキリした円高傾向になってきたので、紫の平行チャネルを引き直しました。
新しい平行チャネルでは12月最終週は144.5円辺りを上限に見ていくことになります。
金利もドルインデックスも弱い想定としているので、円高傾向は続きそうですが、MACDは横ばいからやや上昇気味です。
週初は円安方向に動きそうですが、その後はどっちつかずのハッキリしない動きになりそうなので、早々に2023年の取引は手じまいして、ダラダラしていた方が良いかもしれません。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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