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2割減るのはまず間違いない

「基礎年金「2~3割」目減りの可能性、給与が少ない会社員にも影響 老後に働く必要も」という記事を見ました。

基礎年金「2~3割」目減りの可能性、給与が少ない会社員にも影響 老後に働く必要も | AERA dot. (アエラドット)
現役世代の読者も中高年にさしかかれば、老後の不安がよぎる。少子高齢化が進み、経済の低成長が続けば年金は、老後の資金はどうなるのか。AERA 2022年8月29日号の記事から紹介する。

タイトル的には、特に目新しい内容はありません。
今更なくらい今更の話です。
現在の年金の金額から2割くらい減るのは、もはや既定路線と言っても良いでしょう。

内閣府 高齢化の状況から引用

私が現在40歳ですので、25年後の2047年に65歳になります。
その頃には、高齢化率は殆どピークの37.7%です。
間違いなく今の年金水準より年金額は減るでしょうね。

何しろ年金は現役世代から年金世代への賦課方式ですから、現役世代が減っているのに年金額が減らないなんて制度上あり得ません。
貰えなくなることは、仕組上あり得ませんが、普通の消費支出では生活できない程度しか貰えなくなることは、まず正しいでしょう。

私もリタイア後の年金額は2割減を想定して計算しています。

年金が減るのはタダの事実

この辺りの年金減るぞ的な話は、マスコミお得意の不安を煽るニュースというよりはただ単に事実だと思っています。

色々不確定な情報は多いですが、移民の受け入れを積極的に実行するとか、人口子宮が開発されて、国民から精子と卵子の買取を行い、人口子宮から生まれた赤ん坊によるベビーブームが起きるといったSF的な展開にでもならない限り、15歳~64歳の人口は減り続けるでしょう。

なぜなら、人口だけは正確に予測できます。
人は何もないところから急に生まれたり、急に大量死したりするものでも無いで、当然です。
戦争や内乱、致死率の高い伝染病が蔓延でもしない限り、人口予測はまずこのとおりに進むでしょう。
払う人が減って、貰う人が増えるのは確実です。

今のペースを維持すると、2割くらい減るというのは避けられないということでしょう。

気になるのは年金じゃなくて別の話

それより気になったのは、以下の記載です。

仕事に対する意識が劇的に変わるのは50代だという。

「基礎年金「2~3割」目減りの可能性、給与が少ない会社員にも影響 老後に働く必要も」から引用

50代といえば、通常役職定年になって給料が激減して、社畜をしていることを後悔し始める年代です。
50代以降から仕事の満足度は右肩上がりに上がっていくらしいですが、そこまで単純な話か、かなり疑問です。

満足度が上がっていく根拠として、日本人が働く上で感じる価値観は「他者への貢献」「生活との調和」「仕事からの体験」「能力の発揮・向上」「身体を動かすこと」「高い収入や栄誉」の6大要素に分類された内、収入以外の要素が年を経るごとに上昇していくそうです。

50代以上で能力を発揮したり、向上している人など、職場内でもあまり見かけませんし、仕事の内容も劇的に変わるわけではないので、新鮮な体験をするというわけでも無いでしょう。

上昇しそうなのは、ワークライフバランスと他者への貢献、身体を動かすことの3つくらいでしょうか、
ホワイトカラーの場合、身体もそれ程動かさないので、通常50代以上で必要十分にこなせているのはワークライフバランスくらいでしょうか。

他者への貢献は人によりますが、貢献しているという程、優秀な50代以上はあまりお目にかかりません。というより優秀だったら早期退職してリタイア生活したり、起業したり、転職したりします。
社内に態々残らないでしょう。
凄く早く会社に来て、凄く早く帰る人達というのが、50代以上の社畜の私のイメージです。

そんな彼らの意識が劇的に変わるというのは眉唾です。
「給料も安いし、さっさと帰ろ」というのが普通の考えです。

他者への貢献とかに熱心な人もそう居ませんし、楽しそうな感じもしません。
そんな彼らを見ると、この記事の内容は「定年後も働け」というプロパガンダに見えます。

それより、こっちの方が実態に近い

50代以上は仕事の満足度が上がるという話より、まだこちらの話の方がリアリティがあります。

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70歳までの高年齢者の就業機会の確保が企業の「努力義務」となる中で、下の世代から突き上げられ、上の世代に翻弄される形で50代が行き場を失い、漂流している。著書『THE HOPE 50歳はどこへ消えた?』が話題の健康社会学者・河合薫さんは「5...

50代以降に子会社出向になって、頑張ろうとしたけど誰も付いてこなかったという話です。
給料下げられて、殆ど厄介払いのように出向になった人達が、仕事の満足度が年々上がっていくなんてファンタジーより、こちらの話の方が余程現実的です。

仕事はあくまで給料をもらうために働いているのであって、それ以外の要素はオマケに過ぎません。
この辺りを誤魔化して生きると、ただ単に苦しくなるだけだと思います。

オマケはオマケです。
ハンバーグ定食(仕事)を食べに来ているのにハンバーグ(給料)が小さければ、不満を感じるでしょう。
私はハンバーグ(給料)を食べにきたのだ。つけあわせのニンジン(身体を動かす)やコーン(能力の発揮・向上)をお腹いっぱい食べにきたのでは無いといったところです。

承知の上で働いている人も居るでしょうが、それも給料が無いと生活できないからです。
オマケを目的に働いている人は少数派でしょう。

ファンタジー要素まで絡めて、死ぬまで働けと煽るのは如何なものかと思いますが、騙される人も一定数以上居るんでしょうね。

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