社畜は諦めが良くないと務まらない
社畜と言うのは諦めが良くないと生きていけません。
分かりやすい例で言えばサービス残業上等な業界で働いていれば、「残業付けずに働くのが当然」と諦めている場合が多い。
サービス残業なんて、完全に違法労働で証拠を集めて、訴えれば勝てる話です。
でも、訴えるところまで行かない。
オカシイと言えば、「何言ってんだ?こいつ」という風に見られて、何時しか諦めて迎合する。
んで、新人が来て「オカシイ」と言った時に、「何言ってんだ?こいつ」と言うのでしょう。
ブラック企業は社畜の諦めの良さを利用して成長していると言っても良いかもしれません。
こういう社畜が特殊ケースかというと、そんなことない。
いっぱい居ます。
他にも業界の慣習や会議のルール、稟議なんかも変なルールですが
オカシイとは思っても、まぁうちの会社はアレだからな。とかこの業界はこうだからな。
と諦めて働いているケースが多いでしょう。
オカシイと指摘するのも面倒くさいのか、もう考えるのも面倒くさいのか、諦めて従う社畜は多いです。
こういった社畜の暗黙の了解みたいなものが嫌でFIREする人も居ると思います。
今日はそんな暗黙のルールと戦うお話です。
666は悪魔の数字
社会の暗黙のルールの1つが1日8時間労働です。
FIRE前に労働時間見直しのニュースを見た際に、1日8時間は上限で下限は別に決まってないのに、どの会社も上限いっぱい働かすから見直される前にFIREしようって話をしていました。

こういった労働時間を見直そうって動きは何か定期的に生まれては、何も変わらないまま気付かないうちに消えて行きます。
今回こんな話をしたのも、また似たような労働時間を減らそうって話が持ち上がったからです。

それが6666運動ってモノです。
何が6666なのかと思いましたが、労働時間を8時間から6時間に減らして、趣味6時間、家事6時間、睡眠6時間にしようって話のようです。
睡眠時間が短くて、家事の時間が長すぎますが、語呂が良いからなんでしょうね。
6666運動、まぁ考え方は分かる。
私もFIRE前に同じ話をしていたので、1日8時間労働は長すぎるというのも分かる。
休憩や通勤で最低半日は拘束されますからね。
これが8時間労働から6時間労働になれば、法定の休憩時間を取る必要が無くなるのも大きい。
つまり、会社の近くから離れられない無給の1時間という拘束時間を削減できる。
これは拘束されたくない人達からすれば、メリットでしょう。
ただ、法律上は6時間を1分でも超えたら45分休憩が必須になります。
この浮いた労働時間2時間+休憩1時間の計3時間を自分のために使おうっていうのが6666運動の要旨のようです。
考え方は良いんだけど、問題もあります。
「そもそも社畜が6時間勤務で帰るの無理じゃね?」って話です。
一応紙の上では存在するけど、世の中のどこにも無いもの
この8時間は長すぎるのはサラリーマンなら誰でも1度は思うと思います。
特に業務の閑散期なんて、8時間会社にいる必要ある?
と思ったことがあると思います。
仕事はなくても、就業時間が終わるまでは帰れない。
これが社畜の宿命です。
だからと言って8時間じゃ長すぎる。6時間にしろって勝手に6時間で帰れば懲戒処分を受けることになるでしょう。
本当に6666運動を成功させたいなら、会社に対する交渉がマストです。
交渉の形も上司に言っても話にならないので、労働組合に対する働きかけをして、経営層との交渉が必須になります。
労働争議って形になると思います。
経営者に対して「労働時間を6時間にしろ」って要求をあげる必要があります。
自分1人で会社に働きかけても「何言ってんだ?お前」と言われるだけですからね。

仲間を集めて集団でお話するしかありません。
ただここでも問題があります。
それが、日本の労働組合は会社単位になっていて会社単位で労働組合が存在することです。
もし仮に仲間を集めて6時間勤務が認められたとしても、所詮その会社1社だけの話です。
他の会社は8時間労働が続きます。
海外の場合は産業別、職業別になっているので、その産業、職業単位で労働時間変更の恩恵を受けられますが、日本は受けられない。
そして、会社単位の小粒の運動になるので、世相を巻き込んだ大規模な運動にはなり辛いという欠点もあります。
日本の場合は同じ会社でも、正社員と契約社員、派遣社員と立場の違う労働者が存在するので、この辺でも分断が起きて話がまとまらなさそうです。
契約社員とか派遣社員からしたら「給料下がるし、8時間でも良いんだけど。」とか普通に言いそうです。
この辺が労働時間を短くしようって話が立ち上がっては消えて行く理由にもなっていると思います。
減らすどころかよりハードに扱き使おうとするのが経営者
そして最大の問題が、経営者は社畜を死なない程度にハードにこき使いたいと思っていることです。
8時間じゃ長すぎるだぁ?
甘えんな!奴隷どもという声が聞こえてきそうです。
それを示すかのように今年の9月から残業45時間の一律規制の見直しが始まっています。

労働時間を短くするどころか、残業時間が45時間を超える職場に対して一律で指導しないって話に変わっています。
月の残業45時間って過労死ラインだったはずなんですが・・・
正に理由があれば過労死ラインを超えても扱き使ってヨシ
これがジャパンクオリティw
日本の社畜です。
6666運動とかSNSで騒いでるだけで、全然形になりませんからね。
半年もすれば「あれって何だったの?」って状態になるでしょう。
経営者は雁首揃えて、献金ついでに「社畜をもっと扱き使いたいんで、1つヨロシク」
とでも言っておけば、厚労省もこの通りってこと。
社畜たちは諦めが良いので「しょうがない」と言うのかもしれません。
でも、諦めが悪い社畜なら、1人でもできることはあります。
6時間労働とか言ってる間に、投資でも続けてFIREした方が良いんでない?ってこと。
労働沼から抜け出せば、こういう話もニッコニコで見れることでしょう。



コメント
こんばんは仙堂です。
ブラック企業って、現在の人手不足の流れでは、人が集まらなくて苦労してるんですよね。賃上げや労働環境の改善といった抜本的な改革を行えない企業から淘汰されていく局面に入っているようです。
ざまあみろって感じ?
それはさておき、ドイツでは実質労働時間が1日8時間を切っているそうです。
でも、ドイツ経済は「悪化」もしくは「停滞傾向」で復活が遅れています。
いくつも理由がありますが、その一つに深刻な人手不足と労働力人口の減少があります。そして「労働時間の短さ」が「人手不足に拍車をかけている」というのがあるようです。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
給料上げなくて人が抜けて人手不足倒産しているって話がありますね。
そりゃ、給料上げなきゃ辞めるだろと思います。
辞めないと思ってるのが阿保過ぎますけどw
人間をいかにこき使うかというのは難しいでしょうね。
今は人間が働いてますけど、もう少ししたらフィジカルAIが働いて人間はイラネってなりそうですw
そうなったら、今度は人間が馬車馬のように働くんで雇ってくださいって言うんでしょうね。
で、また労働時間が長くなると・・・
そうして労働沼は底なしになっていくんでしょうね。