社畜最後のボーナスが入金される
FIREまで残すところ2日になりました。
20年以上続いた長い社畜生活もとうとうあと2日です。
6月下旬に社畜最後のボーナスも支給されて入金を確認しています。
多分大丈夫とは思っていましたが、入金を確認するまでは「本当にちゃんと払うんだろうか?」と自社のことを疑っていましたが、普通に入金されていました。
コンプライアンスをとにかく気にする会社なので、コンプライアンス違反はしないようです。
就業規則にも、ボーナス支給日の在籍が支給条件になると明記されているのを確認していたので、問題なく支払われるとは思っていました。
ですが心のどこかで、「アイツもう辞めるんだからボーナス払うの勿体なくね?」と払われない可能性もあると疑っていたので、口座に入っているのを確認して一安心というところです。

あとは働いてないけど7月支給の6月分の給料と、しょっぱい退職金を貰ったら晴れて自社との縁はなくなります。
社畜最後のボーナスはお幾ら万円だったのか。
社畜最後のボーナスを貰ったのは嬉しいですが、額については普段より少なかったです。
額面で80万円程度です。
賃上げが叫ばれていて、弊社でも4月に渋々賃上げされましたが、ベースが上がったのにボーナスは結局例年より少なかったです。

これについてはオッサンが原因な理由と、会社自体が理由になるいくつかの理由があります。
理由その1
有給消化でボーナス支給前の24年10月~25年3月の評価を受けていない。
弊社では1年に1回目標設定があり、半年に1回目標の進捗状況を確認します。
その際、どれだけ目標を達成したかという評価を行う機会があるのですが、私は4月までしか会社に行っておらず、査定を受ける機会が無かったため夏のボーナスは評価がないという状況になります。
これまで普通(B評価)以下の評価を受けたことがないので何とも言えませんが、最高評価であっても2~3割増しくらいなので、評価なしの場合は最低評価と考えて2~3割減くらいになっている可能性は高そうです。
理由その2
単純に会社の業績が良くない。
夏のボーナスがいくら出るかということは、社畜歴が長くなってくるとある程度予想が付きます。
その予想に使えるのが決算説明資料です。
これに会社の売上高、経常利益、純利益が記載されているので、見れば薄々分かっちゃいます。
そして2Qまでの進捗が悪かったので、ボーナスも高くは無いだろうなということが分かってしまいます。
「もっと馬車馬のように働いてくれないと困るよ」と、働いていない私が文句を言うのもアレですが、もっと頑張ってよとは思いましたw
理由その3
夏のボーナスより冬のボーナスの方が高く支払われる仕組みになっている。
多分12月の方が年末で物入りになるからだと思いますが、弊社のボーナスは夏より冬の方が支給額が多い仕組みです。
そして、会社が年収ベースで考えているのか、ボーナス支給額も上限と下限がだいたい決まっています。
夏は2.0カ月分~3.0カ月分、冬は2.5カ月分~4.0カ月分の範囲です。
これまでこの範囲を上回ったこともないし、下回ったこともありません。
どんなに業績が良くても夏は3カ月を超えませんし、逆にどれだけ赤字でも2カ月分以上は支給されます。
今回も理由その2の条件と相まって、支給範囲の下限付近でした。
以上3つの理由から、支給が80万円程度になったということです。

色々いつもより少ないという話をしましたが、2025年の夏のボーナスの平均は45.7万円だそうなので、平均に比べれば高額支給のようです。
サンキュー弊社
弊社は典型的な日本企業だなぁ
色々言いましたが、最後のボーナスには感謝しています。
これで社畜だというだけで無条件に大金が貰えることは一生ありません。
FIREしてもボーナス欲しいところですけど、FIREしたら配当以外で貰える特別配当くらいしかボーナスが貰える機会はなくなります。
ボーナス査定期間の24年10月から25年3月まで働いていたので、ボーナスが支給されること自体については当たり前だと思っていました。
ですが、25年5月、6月は1秒たりとも働いていない上に、退職金の減り具合から、ボーナスももっと少なくなると思っていました。
逆を返せば、最低評価だったとしてもそれ程ボーナスの額は下がらないってことになります。
一生懸命働いて評価が高くてもそれ程増えず、頑張らなくてもそれ程下がらずと、いかにも日本企業って感じですね。
長い間忠誠を尽くさないと退職金は全然出さないけど、頑張らなくてもボーナスは減らさない。
静かな退職が流行るわけですね。
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