残り1週間で無職のオッサン
FIREまでとうとう後1週間になりました。
来週には無職生活が始まります。
FIREと言うとお金があって、自由な暮らしというポジティブなイメージがありますが、無職というと途端に怠惰、不安定といったネガティブなイメージになります。
FIREしても無職であることには変わりがないので、怠惰で不安定であることは事実だと思うんですが、FIREには何故かポジティブです。
実際、私も働かないで何をしているということも無いので、普通の社畜から見れば怠惰そのものでしょう。
普通の無職なら職探しくらいはするでしょうから、FIRE民は無職より何もしないとも言えますね。
怠惰の意味がやるべきことをやらないという意味なので、働く必要がないFIRE民が働かないのを怠惰と呼ぶのかという疑問もありますが、今日は残り1週間後に迫った無職に関するお話です。
FIRE民は世捨て人だから世間が気にならない?
日本人は変に全体主義的と言うか、「他人の目」を気にしいな民族です。
常に「世間」という謎の集団を気にして生きています。
謝罪会見なんかでも世間をお騒がせし・・といった謝罪文句が出てくることから分かる通り、常に世間が登場してきます。
「じゃあ世間って何さ」と聞かれても、正確に答えられる人はいないでしょう。
何だか良く分からないけど、周囲の人間を恐れているとも言えます。
それに比べるとFIREしようなんて考える人は、世間というものをあまり気にせず生きている人だと思います。
そもそも世間体が気になるなら、FIREなんてできません。
「あそこのオッサンいつも昼間っからブラブラしてるな。」と思われたら嫌だなんて思うようだと、FIREはできませんからね。
金を払って働くなんてキッザニアかよ
FIREの場合は、自分で資産を積み上げていって目標額に達したらFIREして無職になるので、能動的に無職になっています。
FIREは今後社畜を定年まで勤めて稼げる給料や、社会的な地位、そういった「世間からの評価」をポイ捨てして、働かないことを選択しています。
要らないから捨てたものを、辞めた後まで気にする訳がありません。
それに比べればFIREではなく、普通に無職になった場合は世間体に拘ります。
特にクビになった等で能動的に辞めていない場合は深刻です。
そういった人は無職になったのに、スーツに着替えて公園や図書館で時間を潰すといった無意味な時間を過ごす人もいるはずです。

この日本でもある「会社行った振り」ですが、中国ではビジネスになっているようです。
月8,000円払って、偽オフィスに通勤して仕事をする「フリ」ができるようです。
更に追加料金を払えば管理職にもなれるそうで・・・

そんなに世間体が気になるなら、就活しろよと思いますが、これがビジネスになるのは面白い国です。
ですが笑い話にしてはリアリティというか、日本でもできそう感があります。
それくらい日本でも世間は恐れられていると思います。
それにしても、無職でお金がないのに更にお金を払ってまで社畜のフリをするなんて、FIREしている人からしたら意味不明です。
私も社畜時代に金払ってでも早く帰りたいと思ったことはありますが、金払ってでも働きたいなんてことはありません。
退職代行より謎のビジネスですが、何でこんなものが流行るんだというビジネスが流行ったりするので、数年も経てば日本でも、偽オフィスに行った振りする無職が生まれているかもしれません。
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