今週は大体想定どおりに動いてご満悦なオッサン
先週は週初は様子見、安値147.3円で反応しているように見えたので、戻していくようなら買い、戻さずそのまま147.3円を割り込んでいくようなら売りというのを基本方針としていました。

取引は3月11日のJOLTS求人件数(予想767.0万人、結果774.0万人)の発表後に買い、12日の消費者物価指数(前年比予想2.9%、結果2.8%、前月比予想0.3%、結果0.2%)の発表前に決済しています。(橙丸部分)
消費者物価指数の発表後再度買いで入り、14日のミシガン大学消費者信頼感指数(予想63.6、結果57.9)の発表前に損切りしています。(青丸部分)

1勝1敗ですが、勝ち分の方が大きいので100pips程度のプラスという結果でした。
株価の下がりの方が気になって仕方がない相場でしたが、少しは慰めにはなりました。
2025年3月10日週の10年国債利回りとドル需要について
3月10日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.26%、週末4.32%でした。
最も高かったのが3月13日22時台の4.35%、最も低かったのが3月11日10時台の4.15%です。
先週は株価とチャートの動きから、横ばいからやや上昇傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きになりました。
動き方も先週とほぼ同じで、週前半は下落気味に推移して週後半にかけては少し上昇気味に推移して引けています。
安値は4.15%で、終値が4.32%なので、先週より安値は切り上がっている形です。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスも上昇傾向です。
株価は金曜に自律反発した感はありますが、まだチャート的には弱い状況です。
先週と同様に横ばいから上昇傾向を想定しておこうと思います。

日本国債10年物の利回りは、週初1.54%、週末1.51%でした。
先週は1.5%でかなり高い水準なので、株価は弱そうだけど横ばいからやや上昇傾向になる想定をしていました。
だいたい想定どおり1.5%台後半辺りで失速して1.51%で引けています。
株価は36,000円を割り込んだところで、反発の動きが見られます。
MACDは横ばい傾向、週末にかけてやや垂れて引けています。
RSIとストキャスティクスもやや下落傾向で引けています。
株価も戻しを試す展開になりそうなので、来週の日本国債10年利回りは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
3月10日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初103.90で、週末103.73でした。
最も高かったのが3月14日16時台の104.09、最も低かったのが3月12日3時台の103.22です。
先週は株価の弱さとチャートから横ばいからやや下落傾向を想定していましたので、大体想定どおりの動きになりました。
3月3日週の株価の下落時はドルインデックスも大きく下がりましたが、3月10日週は株価が3%以上下落した割にドルインデックスの下落は限定的でした。
MACDは12日までは下落傾向、それ以降は横ばいで推移しています。
RSIとストキャスティクスは11日以降は上昇傾向、週末にかけて少し垂れて引けています。
ドルインデックスは下げ止まった感があります。
株価は14日に自律反発だけ少し戻して引けましたが、本格的な回復局面になったようには見えません。
ただここ2週間でNYダウは5%以上下落したので、来週は少し戻す想定をしてドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。

VIXは先週と同様、週を通じて20を超えて推移しています。
週初24.70、週末21.78です。
3月15日の4時台に付けた21.48が最も低く、3月11日の23時台に付けた29.57が最も高い水準です。
3月10日週も株価がダダ下がりだったので、VIXも急上昇して30に近い水準まで上昇しています。
流石に30あるとかなり市場は不安定な状態ですね。
実際、金価格が史上初の3,000ドルを超えたニュースもあったので、市場のリスク回避傾向もかなり強まってきました。

NYダウ平均株価は週初42,507ドル、週末41,488ドル、先週末比マイナス1,313ドル、3.07%の大幅下落でした。

株価はほぼ先週想定したとおりの動きでした。
先週は昨年11月に付けた安値41,600ドル台までもう少し下値の余地があるので、もう少し下がる。40,000ドルを割り込む程の悪材料もないので、41,000ドル台で反発があると見ていました。
想定より下落ちして40,661ドルまで下がりましたが、その後41,488ドルまで戻して引けています。
MACDは先週から引き続き一貫して下落傾向、RSIとストキャスティクスは13日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
MACDは14日の株価上昇でも傾きが緩やかになった程度で、相変わらず下落傾向のまま引けています。
チャートを見る限りは、まだ下がりそうに見えます。
2024年11月の安値を割り込んだので、一旦戻す可能性はありますが、まだ下落余地がありそうです。
2024年9月に4万ドルをギリギリ割り込んだ場面があったので、次の節目は4万ドルになりそうです。
2025年3月17日週のドル円取引について
3月17日週の10年物国債金利とドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、3月17日の21時30分に小売売上高、3月18日の22時15分に鉱工業生産指数と設備稼働率、3月19日に日銀政策金利、3月20日の3時にFOMC、21時30分に経常収支とフィラデルフィア連銀景況指数、23時に中古住宅販売件数、3月31日の8時30分に日本の消費者物価指数の発表があります。
重要なのは19日の日銀政策金利と翌20日のアメリカのFOMCですね。
おそらくどちらも動きなしだと思いますが、日銀の利上げ、FRBの利下げがあるとサプライズになりそうです。

MACDは緩やかな上昇傾向でゴールデンクロスを伴い上昇して引けています。
RSI、ストキャスティクスも上昇傾向です。
チャートを見る限り、146.5円で底打った感があります。
アメリカも日本も株価が崩れてきたので、FRBも日銀も来週は動かないでしょう。
株価も一度戻りを試す展開を想定しているので、来週は買い方針を基本で150円近辺では警戒しようと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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