最強の睡眠導入剤、その名もDQ3リメイク
発売3週間も経つのに未だにDQ3リメイクをプレイ中です。
既にゾーマは倒して、配信禁止区間に入っているのですが、最終ダンジョンで武器種を縛られるという謎の苦行を受けた関係で、再度レベル上げの旅に出ています。
思い出補正されている部分も多分にありそうですが、ドラクエのレベル上げの催眠効果はかなり強いです。
以前、入眠にドラクエのレベル上げを想像するという話をしましたが、これをリアルでプレイすると途轍もなく眠い。
眠すぎてプレイ中に毎日寝落ちしてしまうので、一向にレベル上げが進みません。
最近は帰った後に食事、風呂といったルーティンをこなした後、ゲームを始めて1時間もせずに寝落ち、起きたら5時といった生活が続いています。
モンスターを呼ぶくちぶえの音が眠気を誘うのか、戦闘BGMに入眠効果があるのか全く眠気に耐えきれません。
DQ3リメイクをプレイした日は早朝に起きているので、意図せず朝型生活が身につきました。
コントローラー握ったまま寝落ちするなんて学生の時以来です。
超夜型の私を朝型に変えるとは、恐るべしドラクエ
恐らくクリア後はまた夜型の生活に戻るのでしょうが、夜ちゃんと眠くなれば、普通に朝起きられるという当たり前の事実に気付いたことは収穫です。
ドラクエが睡眠導入剤として優れている理由
ドラクエのレベル上げ時に途轍もない眠気がくるのは「ターン制」であることが1つの大きな原因になると思います。
自分の行動を決定した後は、素早さの高い敵味方が順に行動していく。
プレイヤーはその間見ているだけです。
レベル上げの際はシナリオには関係ないし、何度も見ている同じ画面を延々と見ていることになります。
然したる興味もない絵が、連続して繰り返し続く
これが眠気を誘う原因でしょう。
そして「ターン制」と言えばニートもドラクエのようにターン制で行動しています。
今日はニートのターン制についてお話しようと思います。
ニートもターン制で行動する生き物
私自身はニートになったことがありませんが、元ニートの動画や5chのニートスレ等を見ていると、ニートは1日1ターンというのが良く語られています。
ニートあるあるな話で言うと、バイトをするまでに「気になるバイトを探す」で1ターン(1日)、「気になったバイトを比較する」で1日、「履歴書を買いに行く」で1日、「履歴書を書く」で1日、「希望するバイト先に連絡する」で1日みたいな感じです。
普通の人なら1日で終わらせる行動が、ニートの場合は5日かかります。
実際はやったり、やらなかったりするので5日以上かかる場合も多いようですが、どうもニートになると1日1つ以上のことが出来なくなってくるようです。
よく聞くのがバイト等仕事の話なので、単純にやりたくないから腰が重いのかとも考えたのですが、遊びの場合でも準備に数日、出かけるまで数日といった形で中々行かなかったりします。
ニートになると、時間の感覚が普通の人の感覚から変化するのかもしれません。
学生や社畜の自由な時間は有限です。
平日なら帰宅後から就寝までのわずかな時間、休日は週に1日から2日しかありません。
この限られた時間を有効に使うために予定を詰め込んでしまうのでしょう。
それと比べてニートは時間だけは大量に持っています。
毎日特段予定もなく、毎日自由に使える時間が24時間もあるのです。
今日中にやらなければならないといった期限もありませんし、いつから始めても、いつ終わっても誰も文句を言いません。(親以外
他にやることがないことも影響しているのかもしれません。
1日で全部終わらせたら勿体ないから、何日かに分けてやろうと無意識に考えるのかもしれません。
つまり社畜や学生とニートの時間感覚の違いは「時間が勿体ない」と思うか否かという部分から生まれているのだと思います。
時間が有限な社畜はできる時にやらざるを得ませんが、時間が無限にあるニートはいつやっても構いません。
いつやっても良いから、なかなかやる気にならない。
始めても少しづつ進めるという状態になってしまうのでしょう。
FIRE ≒ ニートな時間感覚
私はもうすぐFIREします。
FIREとニートは似て非なるものですが、本質は一緒だと思います。
つまり「働きたくない」ってことです。
十分なお金を準備して働かないのがFIREで、親に寄生して働かないのがニートです。
FIREとニート、この似たもの同士は、時間感覚にも近しいものを持っているかもしれません。
FIREすれば死ぬまでの時間はすべて自由時間です。
何をしても良い。
逆に言えば「何もしなくても良い」ということです。
今のように1日にいくつも予定をこなしていく生活から、段々と1日1タスクの1ターン制に近づいていく可能性は十分にあります。
社畜とニートどちらの時間の使い方が良いかという話になれば、同じ時間でも多くのことがこなせる社畜型の時間の使い方の方が好ましいと考える人は多いでしょう。
ただ1日で多くの予定をクリアするといった時間の使い方は、せせこましい暮らしでもあります。
予定をクリアするために動いていると考えていたけど、ふと気付いてみると予定に振り回されて疲弊していると言った状況になりかねません。
それでは社畜時代と何も変わりません。
ニート的な時間感覚は無駄が多すぎて嫌ですが、社畜的な予定に振り回される生活も嫌です。
心地よい時間感覚を手に入れられれば良いのですが、FIREした後どちらの感覚に引き寄せられていくのか。
その人の性格に引っ張られそうですが、私はニート的な感覚に近そうな気がします。
FIRE後に1日1ターン生活にならないように気を付けたいものです。
コメント
nekonabeさん おはようございます。はしQです。FIREとニートを同じ感覚と感じるとは、nekonabeさんは少しFIRE期が近づき、悲観的な考え方にになっているように思います。当方は全く違うと思います。FIREするにはそれなりの計画的な老後資金の目途がついていますし、あくまでもFI達成ののちに「手にした社畜で月給という仕組みをやめる」わけなので、ニートとは根本的には全く違うものでしょう。重なる部分は、「自由を求めて自由に日々暮らす」だけです。まあ、毎日の過ごし方は結果的に同じかもしれませんが・・ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
少しナーバスになってますかね?
自由と言われると、別に明日でも良いかと思いそうだと私は思ってしまいますが、この辺の感覚は人それぞれなのかもしれません。
堕落を極めることはないとは思いますが、FIRE直後は荒れそうではあります。