野党が勝ったのに円安に動いて動揺するオッサン
先週は買い方針は継続、衆議院選挙の結果で野党が大きく勝つなら週初は取引しないという方針にしていました。
予想以上に自公が負けたので、予定どおり週初は様子見していましたが、想定外の円安スタートになりました。
野党が勝ったら、政局の不安定化を嫌って円高方向に動くものだと思っていたので、これは予想外でした。
火曜の朝に価格が安定してきたと見て朝起きてから買いを入れ、23時発表のJOLTS求人件数(予想793.0万人、結果744.3万人)とコンファレンスボード消費者信頼感指数(予想99.2、結果108.7)の発表前に決済しています。(紫丸部分)
発表後再度買い、翌日のADP雇用者数(予想11.0万人、結果23.3万人)、実質GDP(予想3.0%、結果2.8%)、個人消費(予想3.2%、結果3.7%)の結果発表前に損切りしています。(青丸部分)
31日は日銀金融政策決定会合があったので、30日の夜から31日の日中の取引は行わず21時30分の雇用コスト指数(予想1.0%、結果0.8%)、PCEデフレータ(予想2.1%、結果2.1%)、PCEコアデフレータ(予想2.6%、結果2.7%)の発表後に買い、1日の非農業部門雇用者数(予想10.0万人、結果1.2万人)、失業率(予想4.1%、結果4.1%)の発表前に損切りしています。(橙丸部分)
1勝2敗ですが結果はトントンでした。
ほぼプラマイゼロです。
2024年10月28日週の10年国債利回りとドル需要について
10月28日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.27%、週末4.38%でした。
最も高かったのが11月2日5時台の4.38%、最も低かったのが10月30日22時台の4.19%です。
先週は株価は軟調を想定していたので、10年国債利回りはやや上昇傾向で推移する想定としていました。
想定どおり株価は軟調に推移したため、10年国債利回りは高めで想定どおりの推移となりました。
MACDは31日まで緩やかな上昇傾向、1日にかけて角度を鋭角にして上昇して引けています。
RSIは31日までは横ばい傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
ストキャスティクスは29日までは下落傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
MACDは上昇傾向の推移となっており、株価のMACDも綺麗に右肩下がりです。
42,000ドル近辺で下げ止まるかといった動きですが、まだまだ下がりそうに見えます。
ただ、8日のFOMCでの利下げがほぼ確定的なので、来週の10年国債利回りは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.94%、週末0.93%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの推移となりました。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIとストキャスティクスも29日から下落傾向です。
チャートも軟調気味に推移していますし、来週のアメリカ株価も軟調そうなので、来週の10年国債利回りも横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
10月28日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初104.31で、週末104.31でした。
最も高かったのが10月29日22時台の104.63、最も低かったのが11月1日21時台の103.67です。
先週は節目の104.73に頭を押さえられて上値は限定的と考え、横ばいからやや上昇傾向を想定していました。
ほぼ想定どおり節目の水準104.73に近い水準で頭を押さえられて、週初と同値で引けています。
MACDは緩やかな下落傾向でデッドクロスした後、横ばい傾向の推移でそのまま引けています。
RSIとストキャスティクスは31日まで下落傾向で、11月1日は上昇傾向のまま引けています。
チャートを見る限りではデッドクロス後にそのまま下がっていくという感じには見えません。株価は軟調そうですので、横ばいからやや上昇傾向を想定しておこうと思います。
VIXは20近辺で一進一退の動きをしていましたが、31日以降は20を上回り21第で引けました。
週初19.11、週末21.87で引けています。
先週までは20にタッチしたら18まで下がるという動きだったのですが、20を超えて引けています。
28日の18時台に付けた18.91が最も低く、31日の23時台に付けた23.42が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初42,264ドル、週末42,052ドル、先週末比マイナス62ドル、0.15%の下落になりました。
先週はまだ下がると想定していました。
下がりはしましたが、想定よりは全然下がりませんでした。
41,800ドルでもみ合う可能性を考えていましたが、想定どおり41,800ドル近辺でもみ合った後、42,052ドルで引けています。
結果的にはマイナス62ドル、015%の下落で先週とほぼ変動なしという結果になりました。
MACDは下げ幅を拡大しつつ下落傾向、RSIとストキャスティクスも31日までは下落傾向、その後少し戻して引けています。
抵抗ラインとして41,800ドル近辺と見ていましたが、先週はここで一旦下げ止まりました。
チャートを見る限りは株価は軟調に推移しそうです。
ただ、来週の水曜日~木曜日にアメリカ大統領が決まりますし、金曜にはFOMCがあるため株価は荒れそうです。
トランプ+利下げのコンボになると株価は上がりそうですが、読み切るのは難しいので来週は大人しくしておいた方が良さそうです。
2024年11月4日週のドル円取引について
11月4日週の10年物国債金利は横ばいからやや下落傾向、ドルインデックスは横ばいからやや上昇傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、11月5日の0時に耐久財受注、22時30分に貿易収支、11月6日の0時にISM非製造業景気指数、11月8日の4時にFOMC、11月9日の0時にミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。
来週注目なのはアメリカ大統領選挙とFOMCですね。
大統領選挙は6日の15時に投票締め切りで、差があれば即大統領が決まりますが、接戦と言われているので、6日の深夜から7日に大統領が決まっているでしょう。
そして金曜にはFOMCがあります。0.25%の利下げがほぼ確実と言われていますが、サプライズがあると、大きく動きそうです。
来週は大きく動きそうなので、動かない方が良いでしょうね。
動くとしても火曜の深夜までです。
それか結果が出揃った金曜日の朝以降ですね。
水曜~金曜早朝くらいまでは大人しくしておいた方が良いでしょう。
MACDは30日までは緩やかな上昇傾向でそれ以降は緩やかな下落傾向のまま引けています。
RSIとストキャスティクスは30日までは横ばい、31日に急落しそれ以降は少し戻して引けています。
MACDもどっちつかずの動きですし、重要イベントで読み切れない展開になりそうなので、来週は取引するつもりはありません。
こういう時に山張って売買しても当たった試しがないので、山師的な動きはしないつもりです。
もし動くなら金曜日ですかね。
その場合は大統領選とFOMCの結果を見て決めたいところですが、どちらかと言えば円高方向に動きそうな予感がします。
ただ、皆さんも来週はお休みした方が良いと思いますよ。
休むも相場です。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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