寝ている間に介入されていたけど、臆病者にはノーダメージです。
先週はストキャスティクスがド天井をつけていて、そろそろ下がるんじゃないかと見ていました。
とは言え、チャート的には円安傾向が続きそうだったので、1日以内のポジションを取った買い方針を基本方針としていました。
注目していた経済指標は雇用コスト指数が予想1.0%に対して結果が1.2%、FOMCでは利下げ無しという結果になりました。
2%のインフレ目標が確信できるまで利下げはしないそうで、しばらく利下げは先送りになりそうです。
ドル円の取引は明けで買い、30日の雇用コスト指数発表前に決済(青丸部分)
30日のコンファレンスボード消費者信頼感指数(予想104.0、結果97.0)の発表後再度買い、1日のADP雇用者数(予想18.0万人、結果19.2万人)の発表前に決済(橙丸部分)
FOMC前後は取引しないので、ポジションを取らずに寝ましたが起きたら3円くらい円高に動いていました。
どうやら寝ている間に介入が入ったようです。
ど深夜の出来事で、ポジション持ったまま寝なかったので助かりました。
やはりここ最近のチキン取引が功を奏しましたね。
その後は2日の耐久財受注(前期比予想2.6%、結果2.6%、コア予想0.2%、結果0.2%)の発表後買いで入って、ISM非製造業景気指数(予想51.9、結果49.4)の発表前に損切りしています。(紫丸部分)
24時間はポジションを持たない取引をしていましたが、プラスマイナスではマイナスでした。
介入時に買いポジションを持っていなかったので、大怪我は避けられましたが、買い方針にしていたので、1週間のトータルリターンはマイナスになりました。
今週はいわゆる「おはギャー」にならなかったので、ヨシとします。
2024年4月29日週の利回りとドル需要について
4月29日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初4.65%、週末4.51%でした。
最も高かったのが5月1日19時台の4.69%、最も低かったのが5月3日21時台の4.45%です。
先週は株価とチャートの動きから横ばいからやや下落の想定をしていました。
株価も大体想定どおりの動きになったので、10年国債利回りの動きも想定どおりの動きとなりました。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSIとストキャスティクスも下落傾向で引けています。
チャートを見る限りは下落傾向に見えます。
株価は週足では下落傾向ですが、日足ではゴールデンクロスを伴う上昇傾向です。
株価は短期的には上昇しそうに見えますので、10年国債利回りはセオリーどおり下落傾向になりそうです。
チャートと株価の動きを踏まえて、10年国債利回りの動きは横ばいからやや下落の動きを想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.92%、週末0.90%でした。
先週は横ばい傾向を想定していましたので、ほぼ想定どおりの動きです。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSI、ストキャスティクスは30日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向で引けています。
チャートを見る限りは下がりそうですが、デッドクロス後の下落の傾きからそれほど急激に下落するようには見えないので、横ばいからやや下落程度の動きで落ち着くのではないでしょうか。
4月29日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初106.09で、週末105.07でした。
最も高かったのが5月1日15時台の106.49、最も低かったのが5月3日21時台の104.52です。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していました。
大体想定どおりの動きでしたが、節目の104.73を割り込んできたのは少々予想外でした。
104.5で反発して戻してきたので、まだ有効に機能しそうです。
MACDは下落傾向、RSIは下落傾向、ストキャスティクスは下落傾向で2日から戻して上昇して引けています。
チャートを見る限り下落傾向が続きそうで、104.7の節目近辺の攻防になりそうです。
来週のドルインデックスは横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
VIXは先週に引き続き下落傾向でした。
週初15.37、週末13.48で先週より更に一段低下して大分落ち着いてきました。
先週、株価は37,700ドルで底を打った感があると言いましたが、37,700ドルを割り込むことはなく、1日以降は上昇傾向でした。
週初38,282ドル、週末38,675ドルのプラス436ドル、プラス1.14%です。
NYダウ平均株価のMACDは落ち着きのない動きで1日にデッドクロスをした後、スグにゴールデンクロスして引けています。
RSIとストキャスティクスは30日まで下落傾向、それ以降は上昇傾向で、全体的には上昇傾向です。
来週のドルインデックスは横ばいからやや下落傾向を想定しているため、株価も上昇傾向が維持されると思います。
2024年5月6日週のドル円取引について
5月6日週の10年物金利、ドルインデックス共に横ばいから弱い下落傾向になる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、5月10日の23時にミシガン大学消費者信頼感指数の発表があります。
ドル円が動きそうなイベントは少な目です。
個人的には10日の4時発表のメキシコ中銀政策金利が気になります。
前回11.25%から11%に金利引き下げを行いましたが、10日はどうなるのか、アメリカが利下げに慎重姿勢なので、隣国のメキシコが前のめりに利下げするとは思えませんが、2桁金利なので利下げ判断がないとは言えないところが気になるところです。
ドル円は先週青の平行チャネルの上限を抜けていきましたが、先週そろそろ落ちるんじゃないかと思っていたとおり落ちてきたので、再度青の平行チャネルの中に戻ってきました。
こうなると、今度は青の平行チャネルの下限が有効に機能するかが焦点になってきます。
MACDはデッドクロスを伴う下落傾向、RSI、ストキャスティクスも共に下落傾向です。
チャートだけ見ると、5月6日週も円高傾向が続きそうです。
ただストキャスティクスは週末少し戻してきています。
これは1ケタ台まで一気に低下したため、その反動があるからだと思います。
週足ではまだまだ円安傾向ですし、為替介入も早々頻繁に打てるものではないので大勢は変わらないと思います。
5月6日週は青の平行チャネルの下限までは売り方針、青の平行チャネルの下限到達後は様子見して、青の平行チャネルの下限を割り込んでくるようならそのまま売り継続、反発するようなら買っていこうと思います。
当然青の平行チャネル内での上昇傾向が確認できれば、青の平行チャネルの上限までは買い方針としたいと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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