最終週は荒れるので、早々に手じまいした1週間
先週は円高傾向を見ていましたが、週初は円安方向を想定し週半以降は早々に手じまいしようと思っていました。
25日はクリスマス休暇でアメリカ市場は休場だったので、今までの円高方向と逆に大きく動くことを企んで仕込んでみましたが・・・
全然動かなかったので、27日の日銀金融政策決定会合の意見資料の発表前に決済しています。(青丸部分)
その後は予定どおり、ダラダラしてました。
2023年の最後の取引は、勝ちでも負けでもないどっちつかずの取引になりました。
2024年1月1日週のドル円取引について
12月25日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初3.90%、週末3.86%でした。
最も高かったのが12月26日22時台の3.91%、最も低かったのが12月28日6時台の3.78%です。
先週は弱い上昇傾向を想定していました。
RSIとストキャスティクスの動きに遅れてMACDでも反転の兆しが見えたためですが、少々弱めの推移になりました。
想定どおり上昇しなかった理由になりそうなのは、27日にドルインデックスの下落が始まりそれにつられるように、27日の22時から下落が始まってその下落を週末までに戻すといった展開でした。
MACDは上昇傾向、ギリギリゴールデンクロスしたかといった動きになっています。
RSIとストキャスティクスについては、水曜日以降は上昇傾向といった動きです。
年末年始で何事もなければ、2024年の最初の週は上昇しそうです。
日本国債10年物の利回りは週初0.62%、週末0.62%でした。
一時0.5%台をつけた後、週末にまで戻すといった動きで米国債10年利回りと似た動きになりました。
MACDは上昇傾向で、RSIとストキャスティクスは下落傾向から週末にかけて上昇傾向の動きになっています。
12月25日週のアメリカ10年国債利回りは微減、日本国債10年物の利回りは横ばいという結果になりました。
12月25日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初101.70で、週末101.37でした。
最も高かったのが12月26日21時台の101.77、最も低かったのが12月28日18時台の100.61です。
先週は横ばいからやや弱い動きを想定していましたが、想定以上に弱い動きになりました。
101.29を底で動くと見ていましたが、次の節目の100.82すら割り込みました。
年末なのでドル資産を決済して現地通貨に替えた人が多かったんでしょうね。
MACDは下落傾向、週末にかけて横ばいからやや上昇傾向に転じています。
RSIとストキャスティクスは水曜までは下落傾向、木曜以降から上昇傾向に転じています。
年末の相場で取引の手じまいが終わったことと、RSI、ストキャスティクスが上昇傾向に戻ってきており、MACDも上昇傾向に転じてきていることから、2024年初週はやや上昇傾向になると想定しています。
VIXは12から13で安定した動きになりました。
先週このまま青の平行チャネルの中で推移するなら、青の平行チャネルの下限を底にする値動きになるだろうと見ていましたが、今週も青の平行チャネル内での推移になりました。
ドルインデックスとNYダウの相関が崩れかけていますが、NYダウのMACDは垂れてきており、RSIとストキャスティクスも横ばい傾向から下げ始めているので、年初の株価の動きは弱いものになりそうです。
2024年1月1日週のドル円取引について
2024年初週の金利は上昇傾向、ドルインデックスはやや強い程度の動きになる前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、1月2日の23時45分に製造業PMI、1月4日の0時にISM製造業景気指数とJOLTS求人件数、4時にFOMC議事録、22時15分にADP雇用者数、1月5日の22時30分に失業率と非農業部門雇用者数、1月6日の0時にISM非製造業景気指数と耐久財受注の発表があります。
年初から重要指標の発表が多いですが、特にFOMC議事録には注目しています。
ドル円のMACDは日足は横ばい傾向で、週足のMACDは下落傾向が続いています。
RSIとストキャスティクスは週を通じて下落傾向で推移しています。
値動きは紫の平行チャネル内での動きに収まっています。
チャートを見る限り長期的にはまだ円高傾向が続きそうですが、日足のMACDは横ばいの動きになっているので、ドル円の動きも横ばいの動きになりそうです。
次の節目の140円ですが、140円台半ばで再度反発するようなら少し買い、141円後半では売りの方針としたいと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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