非課税制度にかける税がトレンド入りする国
Twitterのトレンドに「NISA税」がトレンド入りしたというニュースを見ました。
見た時ちょっと笑っちゃいましたよ。
何しろNISA(NIPPON Individual Savings Account)は、少額投資非課税制度ですよ。
非課税が前提の制度で税を取るって、もはや冗談みたいな世界です。
岸田内閣ならやりかねないという信頼感の無さからトレンド入りしたようです。
こんなコラが出回るくらいなので、全く信頼感がないことが分かります。
さすがにどれだけ増税大好き岸田さんでも、非課税制度として作ったNISA制度に課税はできないでしょう。
制度として破綻してます。
もしNISA口座でも課税されるなんてことになったら、NISA口座なんて使い勝手の悪い口座は使わずに、特定口座で取引するでしょうね。
実質的に制度終了です。
NISA税は無くても、投資利益に対する増税はありそう。
流石にNISA税は冗談だと思います。
どれだけアホな政治家でもやらないでしょう。
もし真面目に考えているのだとすれば、認知症が進んでいるのでさっさと引退して欲しいです。
ただ、NISA税は無いとしても、2024年から始まる新NISAのセットで特定口座の取引の税額は増税されるでしょうね。
2024年から5年は新NISA口座で毎月30万投資する予定なので、しばらく関係ないかもしれませんが嫌なものは嫌ですね。
今は特定口座の取引して利益が出れば20%(所得税15%+住民税5%)に加えて復興特別所得税0.315%が加わった20.315%が課税されます。
この復興特別所得税の0.315%を見る度に、中途半端な金額が出てイライラするんですが2037年まではこのアホな税金は毟り取られます。
今の20.315%が何%になるか。
5%くらい増税されそうな気がします。
20.315%→25.315%くらいでしょうか。
流石に10%は無いと思いますが、10%に上げるなら利益の額によって税率に傾斜をつけるべきでしょうね。
日本の税制はやたら複雑な割に、こういった部分だけ一律課税を取ることが多い気がします。
アメリカとかは段階的に課税されるので、海外大好きな日本も海外の例に習えば良いはずなんですが、なぜか一律です。
理由として考えられるのは、利益額によって条件を付けると確定申告必須になってしまいます。
おそらく国民に確定申告させたくないんでしょうね。
確定申告していると税額のクソ高さを嫌でも思い知りますからね。
源泉徴収でバレない様に税金チューチューしたいんでしょう。
こすっからい考え方をしています。
ほとんどの投資家は確定申告すると思うので、投資家に対する増税をすれば100%バレます。
社畜みたいに気付かないなんてことはありません。
どうせバレるんだから、ある程度納得感が得られるように儲けによって傾斜をつけても良いと思います。
100万円以下なら10%だけど、1億以上なら40%とか何かしら考えるべきでしょうね。
一律25%とか30%にされるよりはこちらの方がまだマシです。
ただ、FIREしたら社畜の給料が無くなるので総合課税で確定申告した方が有利そうです。
生活費分くらいの利益が出るように取引したらそれ以上は取引しないで、総合課税で確定申告して税額を抑えるという方式に変えても良さそうです。
そう考えると、別に増税されても大してダメージが無さそうですが・・・
増税されても何の得も無いので、やはり増税は嫌ですね。
新NISAは良い制度なんですが、絶対何か悪いこともセットにするんだろうなと思えるくらい良い制度なのが、逆に嫌です。
来年の増税の方が気になってしまいます。
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