黒田バズーカに吹き飛ばされた1週間
先週のドル円の投資方針では、139円台では売り、135円台後半では買いを想定していました。
黒田バズーカ発射前にちょうど、135円台を付けたタイミングがあったので、ポジションを取っていました。
まぁ、それが運の尽きで、刈られたわけですが、黒田バズーカ前までは想定どおりの動きだったのが幸いしました。
100pips以上利益が取れており、損切注文を135.5円まで切り上げていたため傷は浅かったんですが、株価も下がっているところにこの損切だったので、ちょっとモヤモヤする1週間でした。
12月19日週の株価の動きについて振り返りと、12月26日週の相場予想
日経平均株価の動きについて
12月19日週の日経平均株価は始値27,279円、終値26,235円のマイナス1044円で取引を終えています。3.83%の大暴落です。
12月19日週は完全に日銀の黒田総裁にやられた1週間でした。
アメリカFRBと比べて、全く相場との対話を行わないのが日本銀行です。
日銀のメンバー全員で、黒田バズーカ前にショートポジション取ってんじゃねーのかという位唐突に、イールドカーブコントロールの利率を0.25%から0.5%に変更しています。
日経平均株価は26,000円を割り込む前の水準、2022年3月9日と、10月3日の安値を繋いだ青の平行チャネルの下限で止まりました。
とりあえず、ここを下抜けしなければ、もう一段下がることは無いかと見ています。
12月26日週は日本では大きなイベントはありません。
12月27日に完全失業率(予想2.6%)と有効求人倍率(1.37倍)の発表がありますが、まず無風で終わるでしょう。
インジケーターはMACD、RSIは下落傾向、ストキャスティクスも下落傾向です。
ストキャスティクスは週中で一度ゴールデンクロスが発生しましたが、再度下落してデッドクロスが発生した状態で取引を終えています。
インジケーターを見る限り、まだ下がりそうに見えます。
ただ、青の平行チャネルが有効に機能すれば、ここから反発するはずですので、ここから一段安となるか、反発するか確認してから売買するべきでしょうね。
12月26日週は25,500円から27,000円のレンジで見ておこうと思います。
NYダウ平均株価の動きについて
12月19日週のNYダウ平均株価は始値32,897ドル、終値33,203ドルのプラス306ドルで取引を終えています。0.93%の上昇となりました。
2週連続マイナスからプラスで盛り返してきました。
1月以上の長い間居座っている33,000ドルから35,000ドルのレンジに戻ってきました。
12月19日週の経済指標は、12月21日に経常収支(予想-2220.0億ドル、結果-2171.0億ドル)、22日に中古住宅販売件数(予想422.0万件、結果409.0万件)、実質GDP(予想2.9%、結果3.2%)でした。
12月26日週の主な経済指標は、12月29日に前月比の中古住宅販売成約指標(予想-1.2%)があります。流石に年末なので経済指標は少ないです。
インジケーターは、MACDは下落傾向、RSIは上昇傾向、ストキャスティクスが上昇傾向です。
ストキャスティクスはゴールデンクロスがあるかと言った状況です。
明確に上抜けせずにちょうど重なっている感じです。
インジケーターを見る限りでは、まだ買いに入る状況には見えません。
来週は大きく動くとは思えませんが、32,500ドルから34,000ドルのレンジを見ておきます。
ドル円(USD/JPY)の2022年12月26日週の取引方針について
アメリカ10年国債利回りは、ようやく上昇傾向です。
12月13日の3.42%を底に、12月23日時点で3.75%まで上昇しています。
ドルインデックスは104.75をアッサリ割り込んで、104.75以下の水準で推移しています。
結局殆ど104.75を上回らず、23日時点で104.32で引けています。
アメリカ10年国債利回りは上昇傾向、ドルインデックスは下落傾向です。
これでドルインデックスも上昇傾向なら何も考えずに買い方向で行けるんですが・・
ドル円は日銀の黒田バズーカで、一時130.56円まで下落しましたが、130円を見た後は戻してきており、132.76円で23日の取引を終えています。
ちょうど赤の平行チャネルの上限付近で止まりました。
インジケーターはMACDは下落傾向、RSIは上昇傾向、ストキャスティクスはゴールデンクロスを伴う上昇傾向です。
インジケーターを見た限り、どちらかと言うと買いで入りたいです。
132円台前半は買い、売りは135円くらいまでは考えずに行こうと思います。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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