1人は気楽なはずなのに男性だけ早死してしまう謎
よく女性は未婚より既婚の方が寿命が短い、男性は既婚より未婚の方が寿命が短いという話があります。
さらに面白いことに女性は既婚でもパートナーが死別や離婚をした人の方が寿命が長くなり、男性はその逆でパートナーが死別や離婚をした場合に寿命が短くなるという話もあります。
これだけ見ると、男性は1人でいると早死にしやすく、女性は男性と暮らすと早死にしやすくなるという結論になります。
結婚してパートナーが居ないと早死するということになりますが、こういう一方的に男性に不利な話を見ると疑いたくなってしまいます。
政府が結婚させようとしているのでは?と・・
「未婚男性が短命なのは食生活だけじゃない、もはや健康ですら「贅沢な消費」と化した」という記事を見たので、これについて語っていこうと思います。
独身男性は年金貰う前に人生からリタイアしてしまう
独身だと短命だそうですが、どの程度短命なのか。
以前書いた記事では、独身男性の死亡中央値は67.2歳(女性は81.6歳)と書いてあります。
定年後に色々やりたいことをやろうとか考えている独身男性には、70歳定年の場合は老後なんて無いということになります。
年金がもらえる前に死ぬ可能性が高いとなれば、独身男性のリタイア資金計画は楽チンです。
介護費用や医療費といった不確定要素も70歳前となれば、ほぼ考えておく必要はありませんし、国民年金は全額免除申請、国民健康保険料と生活費だけ支出する計画でアーリーリタイア後の資金計画は完成します。
茶色い食事が大好きな独身男性たち
独身男性は。もう定年後は無いとさっさと社畜を辞めて、刹那的に生きるのも人生を楽しむという意味ではアリかもしれません。
とはいえ、独身男性だと絶対に短命というわけではないでしょう。
独身男性と独身女性で何が違うのかなと考えると、独身男性だと茶色いもの食べがちという印象があります。
男性は焼肉とか、ハンバーガーとか唐揚げ、ラーメンとか大好きですからね。
ラーメン屋に行けば男性客ばかりです。
客層が男性中心なので、ラーメン屋で提供されるメニューも栄養バランスなんてあってないようなものです。
ラーメン屋にサラダとか無いですからね。
ただ・・旨いんですよね。
旨いものほど体に悪いということなんでしょうね。
記事内でも独身男性の死因は糖尿病、高血圧性疾患、腎不全が既婚男性より多いと書いてあります。
ラーメンや焼き肉とかしょっぱいし、脂も多いので、高血圧、糖尿病、腎不全にはなりやすそうです。
女性は独身でも既婚でもヘルシーな食べ物が好きです。
男性は逆に体に悪そうだけど、旨いという料理が好きです。
食の嗜好が寿命に影響しそうなのは何となくわかります。
実際、食生活を調査すると、油と塩が多い食事を伝統的に食べる民族の寿命は短いそうです。
不幸だから体に悪いものが食べたいというジレンマ
記事では、男性は何で旨いけど体に悪いものが好きなのかということにも言及しています。
外で酒を飲む機会が多いことと、もう1つの理由が興味深かったです。
独身男性は不幸度が高く、食事によって幸福感を得ているそうです。
砂糖・塩・油の多い食物は、瞬時に脳のドーパピンが分泌され、その興奮によって幸せ感を得られるそうなので、身も蓋も無いですが不幸だと食生活も乱れるらしいです。
確かに若い時に残業続きだった時はラーメンばかり食べていた記憶があります。
遅い時間だと、マックか牛丼かラーメンといった塩と油の多いファストフードが手っ取り早い夕飯になりがちです。
外食だと選択肢が限られてしまうので、残業で遅くなったとしても敢えてコンビニでサラダをチョイスする必要がありそうです。
一番良いのは自炊でしょうね。
塩と油を抑えつつ自炊をする。
遅く帰ると自炊が面倒になるので、定時になったらサッサと帰る。
仕事は定時に帰り、帰りはスーパーで食材を仕入れて自炊する。
所謂丁寧な暮らしをするのが長生きの秘訣のようです。
でも面倒ですし、ジャンキーなモノも食べたいですね。
最近、完全メシというものもあるので、どうしても面倒なら完全メシで食事を済ますという手もありそうです。
試しに油そばを食べてみましたが、普通においしかったです。
カップ麺はしょっぱいので、塩分取り過ぎになるかなと思って確認してみましたが、厚生労働省の「日本人の食事摂取基準」で設定された男性1日7.5g未満、女性1日6.5g未満に比べて、1食あたりの塩分量2.5gと丁度男性の1日の塩分量の3分の1でした。
カレーメシは2.7gで0.2g多かったです。
3食置き換えるのはどうかと思いますが、面倒な時にたまに置き換える位なら、普通にカップ麺やファストフードを食べるより良さそうです。
塩分と油分を抑えた食事をして、独身でも長くリタイア生活を楽しみたいものです。
コメント