こういう強気な話が出てくると逆に警戒しちゃう。

バーベルを持ち上げる主婦 FX
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ドル円がとうとう139円を付けました。

7月14日にとうとうドル円が1ドル139円を付けました。
株式も為替もそうですが、どんな強い相場でも通常は上がったり下がったりしつつ徐々に上昇していくものですが、ここ4~5カ月はずっと数円単位で上昇し続けているので、予想がつきにくい状況です。

そろそろ落ちるだろう。と思ってもそこから更に上昇していきます。
135円の黒田ラインとは何だったのか。
日銀も直接介入するかと思いきや、全く動きがありません。
急に動いて、円高方向に急進する可能性もあるので、現在はかなりリスキーな状況です。

現在の139円より高い水準となると、バブル時の1998年8月の1ドル147円なんですが・・24年前ですね。139円でも24年ぶりですけど。

ドル円(USD/JPY)月足チャート(Trading Viewから作成)

先週の予想では売るに売れないので、買いを想定していましたが、買いと言ってもこの価格水準からさらに1日で2円程度動く状況では買い辛いです。

これまでのトレード経験で、1方向に動いている時に素直に乗ると、乗った瞬間から下がり出すという状況を何度も経験しているので、「良し。全力買い。ドル買っとけば儲かる。」とはなかなか判断できません。

強気すぎる話が出てくると、逆に警戒する。

ブルームバーグでも、「抵抗は無駄」、ドル高は止められない-ドル倍賭けに傾くウォール街という記事が出ていました。

「抵抗は無駄」、ドル高は止められない-ドル倍賭けに傾くウォール街
ドルの上昇はこれからも続き、その流れに逆らえば止めようのない勢いに圧倒される。これが世界のヘッジファンドと投資銀行の見方だ。ブルームバーグ・ドル・スポット指数は14日、過去最高を更新した。

こういった100%ドル高だという威勢の良い記事が出てくると、そろそろこの急上昇も終わって天井かな~という気がします。

ドルインデックス(DXY)月足チャート(Trading Viewから作成)

ドルインデックスも2002年以来の高さで、110近くまで上昇していますし、ドル高の要因も多いです。
世界的な景気減速で世界のドル需要が増えることや、米金融当局のタカ派姿勢がドルを急上昇させると投資家は考えます。

多分どの投資家もそう考えるでしょう。
多くの人がそう思っている状況では、思っている方向と逆に動くというのが投資でお決まりのパターンです。

そろそろヤバいかな~と感じます。
まだ下落の兆候が全く見えないので、買いで入るしかありませんが、半日以上は買い持ちしないように警戒しておきましょう。

私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。

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