日本でもとうとうアフターコロナに向けて動き出すようです。
訪日外国人の受け入れを6月10日から開始するというニュースを見ました。
新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため当面、旅程を管理しやすい添乗員同行のパッケージツアーに限定するそうですが、とうとうアフターコロナに向けた正常化に動き始めたようです。
私は観光業界の人間では無いので、特にありがたいとかはありません。
日本に外国人労働者が増えても、電車内や街中に外国人が増えたなぁ~とくらいの感想しか持たないと思います。
訪日旅行者が増えると、気になること
そんな訳で、日本に外国人旅行者が増えることに関しては、特段感想を持ちません。
あえて気にするとすれば、都内の新型コロナウイルスの感染者数の増加と為替の状況でしょうか。
新型コロナ感染者が増えても、もう何も感じ無さそう。
5月26日の新型コロナウイルスの感染者数は、全国31,008人、東京は3,391人でした。
今年の2月のように1日10万人感染していた頃に比べれば、大分減ってきましたが、感覚的にはあまり変わっていないと言うのが私の印象です。
毎日外出時はマスクをして生活するスタイルが変わっていないからかもしれませんが、ワクチンを3回接種しても、普段と変わらず多少電車が混雑してきたなという位ですね。
今後、外国人観光客がどっと押し寄せて、感染者数が増えたとしても、やはり今までの暮らしとは変わらなさそうなので、「あーまた増えてきたな~」と言う感じで終わりそうです。
感染者数が増えて、また緊急事態宣言、完全在宅勤務という流れになれば喜ばしいですが、まずそうはならないでしょうから、新型コロナのニュースではもう何も感じないでしょうね。
為替に影響するかも。
感染者数の増加よりも、どちらかと言えば、為替への影響の方が気になります。
訪日観光客が増えれば、日本国内でお金を使うために外貨を円に変える動きをするため、大量の旅行者が日本に来れば、それだけ円が買われることになると思います。
そうなれば、現在円安傾向の為替の動きが、円高方向に振れるかもしれません。
国の魅力ランキングで、日本が世界1位になったというニュースもあったので、円安と相まって世界中から観光客が入ってくる可能性は高そうです。
新型コロナ前に5兆円近くあったインバウンド消費がありましたが、今の円の状況なら外国人から見れば「日本すげぇ安い」と感じるでしょうから、コロナ前より更に円需要が増える可能性はあります。
コロナ前は1ドル110円以下でしたからね。そこから20円近く円安方向に動いているので、コロナ前の2割くらいお得に感じるはずです。
円需要が勝つか、外貨金利が勝つかの綱引きで為替が決まってきそうですが、1ドル120円割れを試すほどの動きはしばらく無いでしょう。
観光客が戻ってきて消費してくれるのは、株価にもポジティブな影響があるので歓迎ですが、物が無くなるかもしれないので、そこは心配です。
つい最近、新型コロナの影響で洗濯機が買えなかったばかりです。
今後爆買いで洗濯機以外の物も品薄ということになると、生活に影響があるかもしれないので、観光客が戻ってきても、爆買いは暫く控えて欲しいものです。
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