3月7週のドル円(USD/JPY)は先週から231pipsのえぐい上昇
昨日も記事にしましたが、3月7日週は結局メキシコペソ円を買って持っているだけの週でした。
美味しくいただきましたが、ドル円も大きな動きがありました。
3月7日始値114.95円で始まりましたが、週末の3月11日には終値117.27円で約231pipsも上昇しました。最近の動きの大人しいドル円から比べると、非常に大きな動きでした。
ドル円が急激に円安に動いたので、ちょっとドル買いで乗ろうかなとも思いましたが、1方向に急激に動いている時に飛び乗って上手くいった試しがなかったので自粛しました。
投資で良くある「自分が買った瞬間に下がるパターン」を恐れた結果です。
特に直近高値の116.35円を超えてしまい、いつ急落するか分からないと思ったので入るに入れなくなったと言うのが正しいかと思います。
そんなわけで、3月7日週はドル円の取引は行いませんでした。
3月14日週は117.27円からどう取引していこうか、投資方針を考えたいと思います。
3月7日週の株価の動きについて
日経平均株価の動きについて
3月7日週の日経平均株価は始値25,634円、終値25,162円のマイナス471円で取引を終えています。
もうレンジ下限として見ていた27,000円ははるか遠い水準になりましたね。
今後ウクライナ情勢が落ち着いたとしても、27,000円が上値として壁になってきそうです。
先週も472円マイナスで、今週も471円マイナスと毎週約500円マイナスの展開が続いています。
次の下値目途になりそうなのが、24,000円あたりですね。
週足チャートで確認すると、コロナウィルスの発生時のパニック相場を例外として除外してサポートライン(緑のライン)を引いた場合、23,950円あたりがサポートになりそうです。
ストキャスティクスはまだ売られ過ぎ水準には達していません。
MACDはマイナス600あたりまで下落しているので、いい加減に買いが入っても良い水準だと思いますが、コロナショック時はマイナス1,600超えまで下がるまで買いが入らなかったので、まだまだ下がる余地はありそうです。
NYダウ平均株価の動きについて
3月7日週のNYダウ平均株価は始値33,488ドル、終値32,944ドルのマイナス544ドルで取引を終えています。
日経平均株価も弱かったですが、NYダウもマイナス1.63%と弱かったです。
RSIは下向き、ストキャスティクスも下向きです。
ストキャスティクスはデッドクロスしているのでまだ下がりそうですが、MACDは下向きが緩やかになってきたので、そろそろ下げ止まるかもしれません。
日足レベルで確認した2021年3月の下値32,346ドルを下値目途にしています。
この価格を守れるかどうかで、取引を考えていきたいです。
ドル円(USD/JPY)の2022年3月14日週の取引方針について
3月7日週はドル円は強い上昇がありましたが、日経平均株価もNYダウ平均株価もマイナスと弱い結果に終わりました。
既に株価とドル円のチャートには相関が無さそうです。
そんな中で、強い相関があるのがアメリカ10年国債金利です。
一時2%を超える金利の上昇に伴い、ドル円も上昇しています。
株価は軟調だったので、今は金利を見た方が良さそうです。
ドルに関しては、3月17日にFOMCがありますので、そこで利上げということになれば更に円安方向に進む可能性が高いです。
ウクライナ情勢によっては金利を上げるのをストップする可能性もあります。
その場合は円高方向に進みそうです。
結局どっちになるかは分からないので、FOMCの前までに一旦手じまいする方向で考えたいと思います。
2022年3月11日の終値である117.27円は週足チャートで確認しても2016年12月まで遡らないと出てきません。
それだけ久しぶりな水準なのですが、ドル円の高値目途になりそうなのは2016年12月に付けた118.66円でしょうか。
MACDは上向き、ストキャスティクスも上向きです。
ストキャスティクスのFastは平行になってきましたし、買われ過ぎ水準を遥かに超えて97まで上昇しているので、いい加減そろそろ下がりそうです。
過去を遡っても、この水準から更に買われていくことは少ないので、ここからは下げてくる可能性が高いと考えています。
ということで、売りを基本戦略で考え116.3円で決済を考えようと思います。
逆に円安方向にさらに進むようなことがあれば、理解不能な動きをしているということで投資はしない方針で考えようと思っています。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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