異物混入ワクチンで死者が出た。
以前、自分が接種したモデルナ社製のワクチン接種で異物が混入していたというニュースを見て、自分が接種した製造ナンバーは異物が混入していたワクチンか確認しました。
幸運?なことに私が接種したワクチンは異物が混入していた製造ナンバーのものではありませんでしたが、28日に異物が混入していたワクチンを接種した人が亡くなったというニュースがありました。
使用したワクチンに異物は確認されなかったようですが、因果関係は不明と報道しています。
因果関係は不明・・・
ちなみに因果関係は辞書では以下のように書いてあります。
いんが‐かんけい〔イングワクワンケイ〕【因果関係】
デジタル大辞泉から引用
1 二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。
2 犯罪や不法行為などをした者が法律上負担すべき責任の根拠の一つとして、ある行為と結果 との間に存在していると認められるつながり。
ここでは文脈的に1の”二つ以上のものの間に原因と結果の関係があること。”の意味で使用している物だと思われますが、状況証拠的には明らかにワクチン接種が原因だと思われます。
令和2年の人口統計から確認する。
死亡したのは30代の男性2名なので、30代の男性の人口動態と死亡原因を確認したいと思います。
厚生労働省の令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)で、30代男性の人口は6,840,183人です。
この6,840,183人の内、死亡者数は7,293人なので、死亡率は 0.107%になります。
参考: 厚生労働省の令和2年(2020)人口動態統計月報年計(概数)
30代男性の死亡原因で1番多いものは自殺で、2番目が悪性腫瘍になっています。
自殺と不慮の事故で約半数程度を占めるので、それ以外での死亡率は約半分の確率になると考えられるため約2000人に1人くらいの確率が病死かその他の死因になります。
ここまで低確率なのに死亡しているという状況を考えると、ワクチン接種が全く関係ないなんてことは無いと思います。
なお、新型コロナウイルスに罹患して死亡する確率は2020年1月~8月までの平均で0.185%であるため、若干30代の死亡率より、新型コロナウイルスに感染して死亡する確率の方が高いという状況です。
無症状の状態で死亡して、死因を確認した際に新型コロナウイルスに感染していたことが判明するケースもあるので、診断された人のうち死亡する割合より、 新型コロナウイルスに感染して死亡する確率は高くなると思います。
結局個々人の判断になりますが、ワクチン接種をして死亡するかもしれないリスクを取るか、ワクチン接種を受けずに新型コロナウイルスに罹患して死亡するかもしれないリスクを取るか、どちらのリスクを取るかという問題になります。
確率的に考えると、ワクチン接種をして死亡するかもしれないリスクを取った方が、感染して死亡するリスクより小さいので、異物が混入していたとしてもワクチン接種した方が確率的には良いのではないかと思います。
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