理想と現実のギャップが大きすぎるわい

理想を追い求めるママ、思い通りにいかない 雑記
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理想と現実のギャップは誰しも持っている

理想と現実のギャップというのは、誰しもが持っていると思います。
誰もが「こうなったら良いな」と思いつつ、ため息つきながら現実を生きています。

理想について考えたことがないって人はあんまりいないんじゃないでしょうか?
どんなリアリストでも「こうなったらいいなぁ」くらいのことは誰しも1度は考えたことがあると思います。

当然、理想ばかり追い求めていても、現実は1mmも変わりません。
夢想ばかりせずに現実的に歩くのが普通です。
有名人になりたくてYoutuberを始めたり、芸人を目指す人は居ますが、登録者が伸びなかったり、全く売れなかったら、結局、現実的になれるサラリーマンを始めるでしょう。

理想は誰しもあるけど、現実を理想に向けてすり合わせていくというのが、普通の考え方です。
理想をずっと追い求めて突っ走る人の方が稀でしょう。

今日はふと思ったことがあったので、この理想と現実についてお話しようと思います。

教育なのかこれは?

「宝くじ3回当選」が理想の人生という学生たちが映す日本のリアルという記事をタイトルに釣られて読んだんですが、この記事に関連した話をしようと思います。

「宝くじ3回当選」が理想の人生という学生たちが映す日本のリアル…結婚も就職もマイホームも当たり前じゃない時代に「教育」が担う役割とは | 集英社オンライン | ニュースを本気で噛み砕け
とある大学の授業で“理想の人生”というテーマに「宝くじが3回当たる」と書いた学生がいた。一見夢物語だが、その裏には就職・結婚・マイホーム取得が当たり前ではなくなっているという現実がうかがえる。社会学者・山田昌弘さんの『単身リスク 「100年...

この記事の内容は短大の授業で「理想の人生」を書かせたら、人生でお金が必要なタイミングで毎回宝くじが当たるのが理想の人生であると書いた生徒がいたって話から始まります、そこから現実的なリスクや対応についてもっと教育した方がよいのではないかという話をしています。

理想の人生を「就職」「結婚」「出産」として、結婚後のマイホーム購入、子供の教育資金、老後の生活と人生における3大支出の「家、教育、老後」をすべて運で賄うのが理想と言い切っている部分は中々凄い感覚しているなと思いました。

現実的に金がかかるところは分かった上で、実現する部分に関しては100%運でカバーしたいというのは清々しいまでのクズっぷりです。

書いたのは18歳~20歳までの大人だと思いますが、良い年こいて未だに理想を現実に落とし込んでいく作業をしないのは凄いですね。
このお題を出した講師も「理想」って言ったから理想を書いてきたのね、と納得していましたが、理想を現実に落とし込むために何をするか考えさせるためのテーマじゃないの?って思います。

理想ならなんでも良いっていうなら、机からドラえもんが出てきて「もしもボックス」を出してもらって自分に都合がいい世界に作り変えるって話でも良いってことになります。

ドラえもん 11巻「もしもボックス」から引用

宝くじが3回当選するのも十分非現実的な話なので、机からドラえもんが出てきてもOKでしょう。

奇跡を信じるよりは愚直に行った方が良いのではというお話
今年も年末ジャンボが発売された。今年も11月24日から年末ジャンボ宝くじが発売されました。例によって、今年も銀座のチャンスセンターには行列ができているようです。「並んで買っても、当たらないものは当たらない」と思いますが、不思議な物で並んでい...

私は宝くじ否定派なので、3回も1等が当たるなんて話は理想でも「ないな」と思います。

1等の当選確率は0.000005%しかありませんが、それが人生で3回も起きる可能性はさらに下がって0.0000000000000000000125%です。
もう絶対に起きないと言っても良い天文学的確率です。
地球上に落ちてる砂粒1粒を目隠しして探すより低確率です。
これなら明日地球が爆発して何もなかったことになるって言った方がまだ現実的な話でしょう。

この宝くじのくだりをヨシとすることで一体何の学びがあるのか?
謎です。

野原ひろしを思い出す過去との乖離

この文も中々味わい深いです。

小さな地方都市の短大卒の彼女が、結婚してマイホームを手に入れ、子どもたちを塾に通わせ、全員を大学に進学させ、正社員として定年まで勤め上げた夫と、定年退職後にのんびり海外旅行を楽しむ〝ライフプラン〞が実現する確率は、決して高くはない。

この後、このライフプランが以前の日本では一般的なものだったという話をしていますが、この文を読んでいた時、ふと思い出したのが「野原ひろし」です。

言わずと知れた「クレヨンしんちゃん」のパパです。
商社の営業係長で、専業主婦の嫁と子供2人、ペットに犬を飼い、埼玉県春日部に一軒家を建てた漢です。
この野原ひろしも、連載当時は妻に安月給呼ばわりされる「うだつの上がらない男」として描かれていましたが、令和の現在、専業主婦の嫁と子供2人を扶養しつつ、一軒家を建てた男として「理想のパパ」とされています。

野原ひろし 昼メシの流儀 1巻 1話から引用

しかもこの男、昼食は毎食外食するほどのセレブっぷりです。
専業主婦の嫁を養うだけでもハードル高いですが、それに子供2人を加えて、昼食は毎食外食できるという社畜は、現在ではほぼ居ないのではないかと思います。

少なくとも作中で語られるような「平凡さ」はないと思います。

この「難しい」と思う感覚が、昔の日本と今の日本の差なんでしょうね。
「何で嫁を養わにゃアカンのだ」という心理的ハードルをクリアしつつ、実現できる収入が必要です。

現在なら女性であっても総合職入社するのが当たり前なので、就職して共働きでもすれば達成不可能なライフプランではないと思いますが、短大だと「こいつにゃ、無理じゃね」と言われるレベルの話になるようです。

現実を直視できる人は多くないのかも?

正直、「昔は昔、今は今」としか思いませんし、理想を実現するために過去を懐かしむことは意味がありません。

ただ、この辺の理想と現実の話は、普通の社畜にも当てはまります。
朝起きて「うわ~会社行きたくねぇ」とむせび泣き、仕事に行かなくても良い暮らしを理想として生きる社畜は多いでしょう。

私もFIREするまでは、「早くFIREしたい」と思っていましたし
働かない暮らしを夢見て、妄想をブログに綴っていました。

妄想しつつも、並行して現実を生きてきたので今FIREできています。
これが、こうすればFIREできると妄想するだけに終わっていれば、私は今も働いていたでしょう。

理想を叶えるためには、現実を生きるしかありません。
FIREしたいなら、ひたすら蓄財に励むしかないわけで・・・
少なくとも宝くじが当たるという奇跡を妄想しているようでは、実現することはできません。

愚直に現実で積み上げ続けて、理想に辿り着く
人生そんな物だと思いますが、理想と現実のギャップが大きい人ほど現実に向き合えないのかもしれませんね。

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