当ケースを寄生FIREと命名する!

人からちゅーちゅー吸い取る人 雑記
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こどおじFIRE以外の自分以外の人間がいるFIRE

FIREする場合、基本的に1人で計画し、1人で資産形成し、1人で退職してFIREします。

ここに紛れはありません。
何しろFIREは自立を謳っていますからね。
1人でできなければ、それは自立しているとは言えません。

計画中に誰かに相談して計画を変更したり、インターネットやSNSで情報収集して計画を見直したりするかもしれませんが、あくまで自分で決めて、自分で実行します。

この辺りは他人が計画の不確定要素にもなるため、できるだけ排除した方が計画通りに進みやすいという面もあります。

FIREは1人でやるものですが、これに当たらないケースも存在します。

胸糞なこどおじFIREの話を見て、こどおじFIREを考える
こどおじFIREはちゃんと頭にこどおじを付けるようにw以前、こどおじFIRE問題について取り上げたことがありますが、私はこどおじ否定派ではありません。肯定派でもないんですけど、親がOKなら別に好きにすれば良いと思います。ただ、FIREを名乗...

それは配偶者がいる場合と、実家で同居する場合です。
前者はともかく、後者はFIREとは言えない物ですが、今回は前者のケースに近い話を見て、少々戦慄したのでそのお話をしようと思います。

共働きでFIREを目指すのは1人でFIREするより良いパターン

FIREは1人でするものですが、1人ではないパターンとして配偶者がいるケースも存在します。

FIRE後に結婚するというケースはまず無いでしょうから、FIRE前に結婚して、その後夫婦でFIREするというケースが一般的でしょう。

この配偶者が居てFIREする場合、FIRE成立の前提条件があります。
1つは夫婦間でFIREするという目標を共有していることと、夫婦で金銭的な負担が公平であることです。

夫婦でFIREする場合、財布は別々で生活費は折半という場合が多いと思います。
片働きの専業主婦(主夫)というパターンは無いでしょう。
まず間違いなく、働いてない方がFIREすることに合意しないはずです。

夫婦でFIREする目標を立てている場合、夫婦共にまともな金融リテラシーを備えているでしょうし、お互いが居ないとFIRE生活の存続が危ぶまれるという危機感もあるでしょうから、互いに争ったりはしないでしょう。

この理想的な状況下においては1人でFIREするより達成難易度は下がると思います。

ほぼ負担ゼロでFIRE計画を進める悪魔的プラン

ただ、今回見たのはこういった理想的な夫婦のFIREのケースではありません。

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皆さんから寄せられた家計の悩みにお答えする、その名も「マネープランクリニック」。今回のご相談者は早期退職を考えているという49歳の会社員の女性です。安心して老後を過ごすための投資や貯金について知りたいとのこと。ファイナンシャル・プランナーの...

49歳で4,500万円貯めた女性がFIREしたいという話です。
掻い摘んで内容をお話すると、彼氏と13年同居している女性が3年~6年後にFIREしたいってお話です。

これが夫婦でFIREのケースと違うのは、まず結婚してない点です。
そして早期退職したいという話を相手側が知らないことも大問題です。

13年も同居しているのに結婚してないっていうのは、まず間違いなく彼氏は結婚する気がないと思います。
明日にでも若い女性と結婚するから出ていけと言われてもおかしく無い状況ですが、この人が妙に楽観的なのが謎です。

そして2つ目の問題が、同居の金銭的負担のバランスが悪いところです。
給料手取り月38万円+ボーナス手取り205万円なので、手取り661万円です。
年収換算で約900万円はあります。

900万円貰っているのに、住居費、車両費、水道光熱費は男性持ちで、食事と雑費だけ女性が負担しています。
月7.6万円、年間約91万円です。

後は自分が行きたい旅費と家電が壊れたら払ってくれているようですが、それについて男性側がありがたがっているかは謎です。
私ならそこは折半でも良いから、月々の生活費をもっと払えと言うと思います。

血の繋がりもない分、寄生タイプの方が邪悪

年収の10分の1の支出で生活しつつ、蓄財に励んだ結果が4,500万円なのだと思います。
正に寄生虫。悪魔的です。

中間管理録 トネガワ 1巻 2話から引用

多分男性側は、同居人も高年収で働いてくれているし、夕飯も作ってくれるから、まぁ家に居ても良いかなくらいで考えていると思います。
それが、「私、会社辞めたいんだけど」なんて言ったらどうなるんでしょうね。

男性側も結婚しないで現状維持しているほどのクレバーさを持っているので、仕事を辞めるって言ったら、家から追い出すんじゃないでしょうかね。
何しろ追い出したところで、男性側は大して困りません。
婚姻もしてないので、追い出しても別に問題にもならないでしょうし、男性側の生活に影響するのは、夕飯どうしようか?くらいです。
同居で増えた光熱費等が1人分になったことを考えても、大した負担増にはならないでしょう。

それよりも「こいつ稼いでる癖に、全然生活費負担しねぇな」とヘイトを溜めている可能性もあるので、そのヘイトが退職宣言で爆発するかもしれません。
もしくは自分が仕事できなくなった時の保険くらいに考えていた可能性もあります。
退職されてしまっては保険にならないので、やっぱり追い出すでしょう。

とりあえず、生活費の支出の大半をパートナーに支払わせてFIREのための資産を作る。
これは寄生FIREと言っても良いと思います。

この人はFIREに十分な資金が出来た後に、仕事を辞めるという話をした方が良いでしょうね。
あと3年後に辞めるとか先に言ってしまうと、準備ができる前に追い出される可能性が高いですよ。

追い出されても問題ない状態になるまで言うべきじゃないでしょう。
それプラス、1人暮らしでいくらかかるか把握した方が良いでしょうね。
幾ら負担してもらっているかすら分かっていないようなので、1人暮らしにいくらかかるか認識していない可能性があります。

そんな人がFIREできるのか?
できても失敗しそうな気がしますが、失敗して欲しいなとは思います。

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