物心ついた時からあった健康保険証が12月に消滅
私は43歳でFIREしましたが、退職時に健康保険証の返却がありました。
43歳というと「若い」ってこともありませんが、後期高齢者みたいに毎日何某かの薬を飲むほどヘロヘロってわけでもありません。
つまり、日常的には病院には行きません。
別に保険証が無くても構わないと思ったので、退職時の書類と一緒に早々に返送しましたが、人によっては退職後も健康保険証が必要って言う人も居るでしょう。
私がFIRE後に行った医療機関と言えば歯医者くらいのものですが、12月からカード型の健康保険証は使えなくなってマイナ保険証に切り替わります。
私はマイナポイントのキャンペーン中に健康保険証の登録は済ませていたので、返却後からはマイナ保険証を使用しています。

この辺の話は、社畜なら職場で保険証の回収をしているのでお気づきかもしれません。
私が子供の頃はデカい紙の健康保険証でしたが、社畜になった頃はカード型になり財布に入っていた健康保険証ですが、とうとう12月で使えなくなります。
今日はマイナ保険証についてお話しようと思います。
メリットはデカいけど、精神的ダメージもデカそう
カード型の健康保険証が使えなくなったところで、特に何が変わるって話でもないんですが、ちょっと「うん?」と思ったのが以下の記事です。

「マイナ保険証」で年収がバレる!? という記事です。
気持ち悪っと思いましたが、何のことはなくマイナ保険証のメリットでバレるようです。
マイナ保険証には申請なしで高額療養費の限度額を超える額は支払わなくても済むというメリットがあります。

この高額療養費の自己負担限度額が、収入によって限度額が変わるので収入の多寡がバレるってわけですね。
厳密に○○万円っていうのが分かる訳じゃないようです。

所得区分アの年収1,160万円以上からオの非課税世帯まで5区分に分類されて、この所得区分がマイナ保険証を使用すると表示されるようです。
病院に行って保険証を使う度に、年収がバレるって状況になりますね。
大病になって医療費がかかる場合は、面倒な高額療養費の申請手続きが必要ないメリットは大きいですが、普段使いする分には何か嫌な感じです。
病院の受付で絶対やると思うゲーム
何が嫌かって、100%病院の受付の人は見るでしょうね。
年収が大体分かりますなんて仕組みがあったら、病院にきた人の年収を絶対確認しますからね。
見る必要がなくても絶対見るでしょう。
私だったら、病院にきた人の顔を見て「こいつは年収〇〇〇万円くらいかな?」って予想を立てて、マイナ保険証を使った答え合わせをする「年収当てゲーム」を始める自信がありますw
受付で勝手にやってもらう分には良いんですが、顔には出さないで欲しいですね。

オッサンは既にFIREしたので、このゲームをやられると結構恥ずかしいですw
今は任意継続しているので、去年の年収が表示されているので問題ありませんが、もう1、2年も過ぎれば所得区分はオ(住民税非課税)になるはずです。
税制上のメリットを受けるために合法的に住民税非課税世帯になるだけなんですが、それを態々他人に喧伝したくはありません。
多分変わりはしないとは思いますが、顔に出されたり、態度が変わったりするとイラっとした気分になりそうです。
顔に出す受付が居たら、きっと張り倒したくなるんでしょうね・・・


コメント