未だに給料日になると口座残高を確認しちゃうオッサン
FIREすると気になるのがお金と健康問題です。
当然FIREする前からお金と健康に関しては気にしている人が多いと思います。
ですが、FIRE前とFIRE後では考える時間が圧倒的に増えるので、お金と健康について考えることがきっと増えるでしょう。
私もよく考えます。
社畜時代もFIREするためにお金のことを良く考えていましたが、FIREしてしまうと給料日が無くなります。
これに関しては、FIRE前後の相場が良かったこともあってか、思ったほどの精神的ダメージは受けませんでした。
今は「あ～、今日は社畜時代の給料日かぁ。」と思う程度です。
何か癖で銀行口座を見ちゃうんですけど、当然給料は振り込まれていません。
ですが、増えない口座残高を見ても今はなんとも思わなくなりました。
これは結構意外な結果です。
もう少し動揺するかなと思っていたんですが、全くそんなこともありません。
今は少ないとは言え、失業給付の振り込みがあってあまり口座残高が変わっていないからなのかもしれません。
明らかにFIRE前と比べて口座残高が減っているという状況じゃないから、動揺がないだけなのか、減っていても特に動揺がないのかは失業給付がなくなる2026年以降に分かると思います。
動揺したところでバイトする位しか手がないんですが、FIRE直後に心理的な揺さぶりがないのは嬉しい誤算でした。
FIREすると不健康自慢をする人も居なくなる
そして、FIRE後は健康に関しても考えることが増えるでしょう。
平日の大部分の時間を占有していた仕事という重しがなくなるので、暇な時間が増えます。
時間ができると、社畜の時より健康に真面目に考えることも増えますね。
社畜時代は健康診断があると、いわゆる「不健康自慢」をする人が居ました。
「俺、肝臓C評価だったとか、高血圧だったとか、高脂血症だったとか」何かのフリなのか教えてくれる人が結構居ました。
かと言って、特に何か生活を変える訳でもなく。
医者に行っても生活改善を指導されるだけだからと、特に医者にも行かず・・・
何故か結果だけ教えてくれます。
私も遺伝的なものだと思いますが、悪玉コレステロールが多いので
揚げ物は食べないようにして、魚とかナッツを食べようかなと言った社畜時代には考えなかったことを考えるようになりました。
最近、アーモンドフィッシュをボリボリ食べてますが、こういうちょっとした改善行動は社畜時代には見られないものでした。
FIREすると健康マニアになるのは”あるある”なのかもしれません。
まぁ折角働かなくても良い時間が増えたんですから、長く楽しもうと健康にも気を遣うでしょう。
社畜時代は”何ならどこか悪くして、入院して休みたい”って感じだったのかもしれませんね。
増えなかった光熱費もFIRE後は増えた
FIREするとお金について考えることが増えますが、お金の使い道についても考える時間が増えます。
有給消化期間中に暇な時間が増えても支出は増えないというお話をしましたが、これはFIREしても同じです。
FIRE後は税金と社会保障費関連で不本意な支出が増えますが、それでも基本的な生活費は15万～18万円程度で収まっています。
ただ、光熱費は以前記事を書いた時より増えましたね。
直近3カ月は電気代が爆増しています。
2025年9月 電気7,787円、ガス920円
2025年10月 電気8,069円、ガス1,409円
2025年11月 電気6,970円、ガス1,948円
家に居る時間が長いのが影響していますね。
合計ぎり1万円超えないみたいな展開が続いています。
長い下積みあっての「カネ余りおじさん」だ
私はFIRE後も特に支出が変わったりしませんが、世の中には「お金の使い方が分からない」というセリフを吐く人も居るようです。
仕事→倹約→投資で生まれた無趣味の「カネ余りおじさん」の正しいお金の使い方という記事を見ました。
若い頃から仕事に励んで倹約と投資に努め、それなりの額の資産を形成することができたという相談者
何というかFIREを目指している人と同じ行動をしています。
ただ無趣味らしいです。
車にも服にもグルメにも興味がないので、どうやってお金を使うのか分からんらしいです。
57歳・・・それで良いんか？と思わなくもありませんが、気になったのは回答内容です。
相談に対して2000万～3000万円かけて世界一周クルーズに出かけろという回答をしています。
これは・・・農家に対する回答になっているのだろうか？
クルーズ中に何か欲しいモノを考えろ的なことを言ってますが、節約と投資で資産形成した人間に、一気に2,000万～3,000万円散財しろと言ってできるもんじゃありません。
しかも農地放置して何カ月も出かけないでしょう。
そんなにアッサリ捨てられるような物でもないはずです。
「コイツ資産形成舐めてんだろ」と思わなくもありません。
そんな簡単に使えたら資産作れてねぇわと思います。
余りにも頓珍漢な回答なので、ちょっと代わりに何か考えてみようかな・・・
私だったら、子供の頃に好きだったことや物をもう1回始めてみるのをお勧めしますね。
特撮好きだったなら特撮でも良いですし、スポーツしていたなら観戦してみるのも良いでしょう。
何も無いなら自治体のカルチャースクールで片っ端から興味があるものをお試し受講するでも良いでしょう。
陶芸とか水彩画とか、色々あるので何か琴線に触れるものがあるはずです。
講義は年単位ですから、見つかるまでに何個か試せば数年潰れますし
自治体のカルチャースクールなら月数千円程度で受講できます。
興味が出たら道具を買って、ずっとやれば良いですし
大金使うけど効果があるか怪しいものにお金を使うよりは良いと思いますし、多分大金使えって言われても使えないでしょう。
使えと言われても使えないからこそ、できた資産ですからね。
この辺は多分死ぬまで変わらない気がします。
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