自分が成長してないことを実感する擦りプレイ
FIREして5カ月目に突入しました。
最近は10月30日に発売したDQⅠ&Ⅱリメイクをプレイしていますが、このゲームもやたら息が長いゲームですね。
何というかドラゴンクエストというシリーズとして息が長いってよりは、同じタイトルの息が長いです。
私はDQⅠとⅡをリアルタイムでプレイしていた世代ではないので、後続のナンバリングタイトルをプレイしてからDQⅠとⅡをプレイしていますが、それでもプレイしてから20、30年は経過しています。
ファミコンでプレイした後も、スーパーファミコンでも同タイトルをプレイし、携帯電話でもプレイしてと、シナリオが頭から抜ける前に別機種で同ゲームをプレイしているので、死ぬまでDQⅠとⅡをプレイしているのではないかという一種の恐怖を感じます。
そして40歳も過ぎたのに未だに子供の頃に発売されたゲームをプレイしていると思えば、本当に成長してないと思わなくもありません。
今日はFIRE後に”必要な能力”と語られる力の1つである「成長」についてお話しようと思います。
FIRE後に必要な能力とは?
FIREに必要な能力は何か?という話はよく語られます。
主だったところに、投資をはじめとした資産の管理能力、節約を含む家計管理能力、リタイア後に必要になる自律能力、目標管理能力、自己成長意欲など、必要とされる能力は様々あります。
この必要と言われる能力、特に家計管理や資産の管理能力はなければ、FIREするための原資であるお金が貯まらないので必須になってくるでしょう。
ただ、他の能力に関しては必ずしも必要とは言えません。
もちろん、ないよりもあった方が良いのは確かです。
ですがなくてもFIREできるのも確かです。
実際、私はFIREしましたが目標管理や自己成長の意欲なんて全くありません。
ノープランでFIREした上、子供の頃にプレイしていたゲームを擦り倒しているくらいですw
自律に関しても結構怪しいところがあります。
支出の管理や、最低限の運動をするといった自律は働いていますが、それ以外の自分を律する行為はほぼ働いていません。
そもそも完ぺきに自律していたら毎日昼まで寝てないでしょう。
そういった意味でも、金さえ何とかできる力があればFIREはできると言えるでしょう。
FIREに必要な能力なのか、理想の奴隷に必要な能力なのか。
逆にFIREに必要な能力の中にも、FIRE後は不要な能力もあると思います。
特にそう思うのは目標管理能力や自己成長意欲といった社畜に必要な能力です。
目標管理能力や自己成長意欲はFIREするまでは必要です。
特に社畜には必須の能力と言っても良いと思います。
会社が立てた大きな目標を、自分の部署や、自分自身の目標に変換して目標に向けて邁進したり、そのために必要な技能を身につけるのは社畜には必要な技能です。
ただ、これは飽く迄会社側が望む「理想の奴隷」に近い社畜であるための能力です。
そもそも社畜は会社が立てた目標、つまるところ経済的な目標に向けて100%コミットする必要はありません。
資本主義社会なので、毎年経済規模は成長しなくてはならないのは確かです。
その社会の一要素である会社も、成長しなければ淘汰されてしまうので、毎年成長する必要があります。
ただ、そんな会社に居る社畜は毎年成長しなければならないか?
・・・と問われると、そんなことはありません。
会社が成長するのは必須ですが、その成長を従業員の成長で補う必要があるのか?
んな~ことはありません。
従業員を増やすなり、設備投資をして単位時間当たりの効率を改善するのが会社の役割です。
社畜に丸投げしてはいけません。
社畜1人1人が毎年成長しなければならないなんて考え方を押し付けるのは経営者の傲慢でしかありません。
そして、この傲慢に付き合ってあげた方が給料が上がりやすいってだけです。
だからFIRE前の社畜には必要な能力ってことですね。
FIRE後はそんな忖度能力は不要です。
FIREした後も呪われている人を守護りたいオッサン
逆にFIRE後は目標を管理するだの、自己成長がどうこうと言った話はFIRE生活の邪魔になると思います。

たまにこの社畜時代の罠から抜け出せていないFIRE民もいます。
〇〇の資格取るとか言うタイプですね。
それがFIRE後の生活に必須で、自分が本当に勉強したいなら取れば良いと思いますが、FIREした後に資格なんて必要でしょうか?
何か商売するのでそれに必要とか、車や船みたいに操縦するのに必要っていうなら取得する必要がありますが、それ以外の資格取得は特に意味がないと思います。
それこそ自己満足の世界です。
勉強したいなら勉強するのは良いと思いますが、資格という形にしておく必要は特にありません。
それでも資格を取りにいくのは、社畜時代の自己成長=形の残る資格という呪いにまだ縛られているからなのかなと思います。

あんまりこの呪いに縛られるとFIRE後の自己肯定感の低下に悩まされそうです。
FIRE後は目標もなく、成長も特に意識しなくて良いと思います。
自分は昨日より今日の方が成長したか?とか考えてたら、病気になりますよ。
別に成長しなくても良いし、目標がなくても良い。
「やりたいことをする、やりたくないことはしない」で良いと思います。



コメント
nekonabeさん おはようございます はしQです。FIREに必要なな応力は、当方が考えるにいい意味の「鈍感力」かと思います。せっかくFIできているのにREに踏み込めない方は、ありとあらゆる不幸な事態を想定してしまうとキリがありません。まあここまで資産があれば何とかなるだろうという踏切り力というか決断力がないと踏み出せませんね。やはり社畜は毎月収入がある生活なので(サラリーマンを選んだ時点でこれが選択のポイントでもあると思いますが)これを手放すためには結構しっかり計算してまあ大丈夫まではいきつけてる社畜が多いと思います。なのでFIには計画力や忍耐力が必要でしょう。ただしやはりREに「踏切ること」は相当な決断がいるのではと思います。・・・ではまた・・・
はしQさん、コメントありがとうございます。
FIREする前は収入が無いのが不安になると思っていましたが、いざFIREすると意外と気になりません。
鈍感力があるのかも?
まぁ銀行預金が減ってきたらまた違う感情が出てくると思いますが、今のところは問題ないですね。
FIREの決断はなかなか大変ですね。
踏ん切りがつかないのはその通りだと思います。
コレができれば、大概のことは何とでもなりそうな気がします。
こんばんは仙堂です。
会社員ですが、従業員の成長はあたりまえにのぞまれることでしょ?
同じことを繰り返すルーチン作業は、AIにとって代わられると思ってます。
働いてると、新しいシステムに対応したり、環境の変化を読み取って行動したり。他者を含む新製品の知識は必要だし。法律もどんどん変わるし。
そんなことができなくて、毎年同じことしかできない人(従来の方法にしがみつく、陳腐なアイデアしかださない、同じ失敗を繰り返す)って、そんな人ばっかりの会社は新製品が出なかったり、環境変化について行けなくて縮小、最悪つぶれますよね。社員一人一人の成長は必須です。
会社もピンからキリまであるでしょうけど、従業員の能力向上に対する研修制度がなくて、OJTという名のもと現場の上司に任せているとことか(中小企業に多そう)、職人みたいに「見て覚えろ」なんて非効率とこは、ブラック認定。
でも、FIREすると、資金管理に特化した能力(資産運用能力と、支出管理能力)で、たいていは乗り切れると思います。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
なので社畜の間は必要な能力ですね。
研修もオッサンになると殆どなくなりますから、研修してくれるのは若い時と管理職になる時くらいですね。
希望すれば外部研修もありますけど、FIREしようと思ってからは一切受けなくなりました。
FIREした後は金勘定だけは必要ですね。
後は自由ですw
確かに高学歴でFIREしてる人だと何故か意味のない難関資格の勉強をする人がいますね。勉強して成長する必要があると毎回言っていて不思議に思ってました。
なまけものさん、コメントありがとうございます。
子供の頃からの夢でしたっていうなら分からなくもないんですが、FIREしてまでやりたいのかって聞きたくなりますよねw