FIREするとボケるのか?を再び
FIREして半年も経つと毎日やることが固定化されてきます。
私も1日でやることはほぼ固定化されてきていますが、少々懸念もあります。
なにしろ時間だけは余っているので、意味もなく動画を見ている時間が長いです。
他に何かしても良いんですが、空き時間に”何となく動画を見る”という行動が社畜時代から刷り込まれているので、これまでの習慣に引きずられている感じがします。

以前、FIREしたらボケるのか?について記事を書いたことがありますが、このまま何となく動画を見て時間を潰していると前頭葉が衰えそうです。
今、考え事をすることってあんまりありませんからね。
せいぜいブログ記事の内容を考える時と、食事のメニューを考える時くらいです。
今日は退職とボケについてまた考えてみようと思います。
何は無くても金が欲しい無職
2025年7月からFIREした私ですが、FIRE以降(実際はFIRE2カ月前の有給消化から)ひたすら自堕落な生活を送っています。
流石に自分でもこの生活を70歳までしたらボケそうだと思います。
私はうつ病でこれ以上働けないから退職したのではなく、退職日を設定して計画どおりにFIREした口なので、うつ病特有の無気力状態でFIRE生活がスタートした訳ではありません。
更にFIRE前もヘトヘトになるまで働いていたってほど働いていたわけでもありません。
過労だったとしても、退職してから半年以上もダラダラしていたので、バッテリーは満タンと言っても良い状態です。

何か新しいことでも始めようかな?と思わなくもありませんが、じゃあ何をするのかと考えた時に特段「これがやりたい」ってこともないので、休日の社畜の暮らしの延長が続いてしまっているような気もします。

失業給付の縛りの影響もあるでしょう。
以前、ブログは労働に含まれるのかというテーマで記事を書きましたが、お金になりそうなことを始めると失業給付が出なくなるので、失業給付が終了するまではダラダラしようという考え方に繋がっているのかもしれません。
何かしようと考えた時、働く必要は特段ないけど多少の現金収入は欲しいなと思わなくもないので、「何かする=金を稼ぐ」という思考になりやすい気がします。
別に働かなくても生活は成り立つはずなんですが、不思議なもので「金が欲しい」ですw
何という強欲・・・
FIRE達成までは毎日お金を稼ぐため労働していた「奴隷の習慣」的なものですが、”何かしたついでにお金を貰おう”という考えを失業給付がせき止めているのかもしれません。
サッサと辞めた方がボケないw
社畜を続けているより、社畜を辞めた方が記憶力は保たれるって記事を見ました。

慶応大学、早稲田大学、京都大学などで行われた世界19か国・7,432名を対象にした研究結果です。
仕事を引退した人と、生涯現役wの人の記憶力をテストした結果で、引退した人の方が記憶力が高かったという内容です。
引退したら頭を使わなくなるからボケるという定説を覆す内容ですね。
もちろん個体差はあったようですが、女性、高学歴、高所得、デスクワークほど記憶力の改善幅が大きかったようです。
記憶力が向上しなかったのは肉体労働者で、何となく想像する結果の逆になりましたね。
仕事で大して頭を使っていなかったのかデスクワークの方が記憶力は良くなるみたいです。
FIREするような人はデスクワークで、そこそこ貰っている人が多いでしょうからFIRE後の安心要素の1つにはなりそうですね。
辞めても記憶力は低下しない、何なら上がる。
社畜だと意外と自分のことを考えなくても生活できるので、辞めた後の方が色々今後のことを考えるから脳にも良いのかもしれません。


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