イベント前後に取引しない重要性を知る一週間
先週は基本売り方針、140円割れまで行ったら反発の可能性があるので一度決済するという方針にしていました。
重要イベント前後の取引は自重、想定していた0.25%利下げ、日銀の金利変動なしの基本シナリオどおりなら円安方向に動くと見ていたので、買いを入れる方針にしていました。
取引は月曜朝1に売り、月曜帰宅後に140円割れを見たので決済しています。(青丸部分)
その後深夜に朝に売った水準まで戻ってきたところで再度売り、17日の小売売上高(前月比予想-0.2%、結果0.1%)の発表前に損切りしています。(橙丸部分)
17日の鉱工業生産指数(前月比予想0.2%、結果0.8%)の結果を見た後再度売り、FOMC前に損切りしています。(紫丸部分)
FOMC後から日銀の金融政策決定会合の結果を見るまではお休みしました。
帰ってきた後、買いを入れてそのまま持ち越しています。(赤丸部分)
珍しく週跨ぎしています。
決済するのを忘れて寝たとも言いますが・・
想定より円安方向に動きましたが、イベント前の警戒モードだったのでほぼ無傷でした。
それでも1勝2敗で微損、プラス持ち越し分少しの含み損があります。
FOMC前に過剰反応して円高方向に動いていた分の揺り戻しってところでしょうね。
2024年9月16日週の利回りとドル需要について
9月16日週のアメリカ10年国債利回りの動き
アメリカ10年国債利回りは週初3.64%、週末3.74%でした。
最も高かったのが9月19日21時台の3.76%、最も低かったのが9月17日21時台の3.59%です。
先週は3.6%を底に横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、週初は想定どおりの推移になりましたが、3.6%にタッチした後は反発して3.74%で引けています。
FOMCで0.5%の利下げで一時的に下落しましたが、利下げ後のハト派発言で金利も戻しています。
もっと様子を見ながら利下げを進めていくと見ていたので、0.25%の利下げをして市場の反応を見ると思っていたんですが、想定外でしたね。
MACDとストキャスティクスはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIも上昇傾向です。
チャートだけ見ると上昇傾向が続きそうです。
重要イベントも通過しましたし、イベント通過後の株価も堅調なので上昇傾向を想定しておこうと思います。
日本国債10年物の利回りは週初0.82%、週末0.84%でした。
先週は横ばいからやや下落傾向を想定していましたが、ほぼ横ばいですがやや上昇傾向で引けています。
日本の利上げに関しては想定どおり、変動なしでした。
前回の利上げ後の株価暴落を見ていれば、軽々に利上げには行けないだろうと思っていましたが、今回もそうですが何か妙にイキっているのが嫌なところです。
前回の利上げに関しても利上げの事実より、利上げ後のまだまだ上げまっせ的なイキりで株価が下がったように思えるので、植田さんは動いた後は事実だけ淡々としゃべって欲しいところです。
今まで碌に動いていなかったので、強めの発言をしないとけん制にもならないと思っているんでしょうが、実際動いた後に強めの発言をすると市場は過剰反応するので、動いた後はイキらないで欲しいものです。
MACDは18日からは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは19日までは上昇傾向で週末にかけて垂れて引けています。
イベント通過後、日本の株価も堅調なので、金利も横ばいからやや上昇傾向が続くのではないかと想定しておこうと思います。
9月16日週のドルインデックスの動き
ドルインデックスは週初101.03で、週末100.73でした。
最も高かったのが9月19日10時台の101.47、最も低かったのが9月19日3時台の100.21です。
先週は100.8から101.2のレンジ下限を底に横ばいからやや上昇傾向を想定していましたが、FOMCでレンジを下抜けた後、反発してレンジ上限を上抜けた後再度レンジを下抜けてレンジ下限を割れた状況で引けるという何とも落ち着きのない動きになりました。
MACDはほぼ横ばい、どちらかと言えばとても緩やかな下落傾向です。
RSIは17日から下落傾向、週末にかけて少し戻して引けています。
ストキャスティクスは18日から下落傾向、週末にかけて少し戻して引けています。
FOMC時に100.21を付けましたが、8月27日につけた100.55が直近の確定値の底です。
100.55が直近の底になりますが、チャートを見る限りここを目指す程には下がりそうには見えません。
逆に反発して100.8から101.2のレンジに戻ってくるような強さも見えないので、来週は横ばいからやや下落傾向を想定しておこうと思います。
VIXは20以下で安定しており、週初17.16、週末16.16で引けています。
21日の1時台に付けた15.81が最も低く、18日の22時台に付けた19.39が最も高い水準です。
NYダウ平均株価は週初41,561ドル、週末42,063ドル、先週末比プラス669ドル、1.62%の上昇です。
先週は上昇傾向を想定していましたが、8月30日に付けた41,585ドル、そして青の平行チャネルの下限到達後は反落があると見ていました。
想定どおり、41,585ドル近辺で一度反落したあと再上昇しています。
ドルインデックスとの逆相関はまたズレてきました。
動きを見る限りドルインデックスの動きに遅れて株価の動きが着いていく感じに見えます。
ドルインデックスが週末にかけて上昇してひけているので、株価は反落してスタートしそうです。
MACDは上昇傾向、RSIとストキャスティクスは18日までは下落傾向それ以降は上昇傾向で引けています。
チャートだけ見ると上昇傾向になりそうですが、週初は一度反落してその後青の平行チャネルの下限を目指して動きそうです。
青の平行チャネルの下限到達後は反落があるでしょう。
2024年9月23日週のドル円取引について
9月23日週の10年物国債金利は上昇傾向、ドルインデックスは横ばいからやや下落傾向で推移する前提で考えていきます。
そこを踏まえてドル円の取引方針を考えていきます。
ドル円を動かしそうな経済指標は、9月23日の22時45分にPMI、9月24日の23時にコンファレンスボード消費者信頼感指数、9月25日の23時に新築住宅販売件数、9月26日の21時30分に実質GDP、耐久財受注、23時に中古住宅販売成約指数、9月27日の21時30分にPCEコアデフレータとPCEデフレータの発表があります。
来週はPMIとPCEデフレータとコアデフレータが重要でしょうか。
個人的にはFOMCで0.5%の利下げ後にメキシコの金利がどうなるかが気になるので、27日4時に発表されるメキシコ中銀の政策金利の発表に注目しています。
重要イベントを通過して、円安方向に動きました。
FOMCは私の想定よりは強気で0.5%利下げ、日銀の金融政策決定会合は想定どおり変動なしでした。
結果が出た後一時的に円高方向に振れましたが、その後のFRBの発言で円安方向に動いています。
今のペースがデフォルトじゃないよって発言ですね。
目標の2%まで下がるのは26年くらいと想定されますが、今後も無風ではないでしょうからインフレ率や経済指標の結果を見つつ、ジリジリ下げていくでしょうね。
日本は軽々に利上げできないでしょうから、早々に目標の1%まで利上げするって動きにはならないでしょう。
アメリカの利下げでジリジリ金利差が縮小されてく展開になりそうですが、とりあえず今の利率では140円くらいが底になりそうです。
天井は8月初旬につけていた147円後半くらいを想定します。
MACDはゴールデンクロスを伴う上昇傾向、RSIとストキャスティクスも上昇傾向です。
チャートを見る限りは円安方向に動きそうです。
株価も堅調を想定しているので、円安方向に動きそうです。
144円のラインが8月26日~28日辺りに抵抗があった価格なので、この辺りをアッサリ上抜けるかがポイントになりそうです。
警戒するのは9月初旬に急落が始まった146円台後半あたりですね。
基本買い方針、144円台に乗せた後に買いたいところです。
私の意見を記載したものですので、実際の投資は自己責任で行ってください。
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