アメリカ中心じゃヤバいかなと思っていたら、サテライトの方がヤバい問題
私は言うまでもなくFIREするために、蓄財&投資生活を続けています。
多くの人が社畜として渋々働きつつ少ない給料から消費を最適化して、残したお金を投資に回していることでしょう。
多くの人はアメリカへの投資を中心としたポートフォリオに組み込んだ投資をしていると思います。
私もご多分に漏れずアメリカ中心の投資になっています。
これは世界経済の中心にある企業がアメリカ企業であることと、アメリカ市場の投資環境が世界で一番先進的で整備されており、安心して投資できる環境であることも投資先として選ばれている理由だと思います。
あとは、人口動態として先進国でほぼ唯一と言ってよい人口増加国であり、今後も人口増加に伴う経済規模の拡大が見込まれていることから「オワコンの日本に投資するならアメリカに投資しよう。」と考える人が多いのでしょう。
最近、アメリカの人口動態についてちょっと心配なニュースもありましたが、あと10年、20年といったレベルで見れば、まだまだアメリカ中心の投資で何の問題もなく見えます。
私は心配症なので、アメリカ以外の第三国が今後台頭してくる可能性も考えています。
サテライトとして、中国やインドにも投資しているのがその理由です。
少しだけですが、インドネシア(EIDO)やアフリカ(AFK)も持っていたりします。
注目してるのはインドですが、中国株や中国株のインデックスにも投資しています。
中国のバブル崩壊も現実味を帯びてきましたが、バイ&ホールドを基本にしているので、今のところ持っている中国株はそのまま持っておく予定です。
ただ、買い増そうという気も今のところありません。
今日はそんなヤベーかもと思ってきた中国のお話です。
中国のヤバさを確認する。
中国Z世代「10年働けば年収2000万円」の豪語が「生まれる時代を間違えた」の絶望に変わったワケという記事を見ました。
高度経済成長期に育った中国の若者が苦境に喘いでいるという記事です。
将来に対して希望を胸にした若者たちですが、いざ就職する段階になったら内定率は20%にも満たない状態のようです。
翌年に卒業予定の大学生2700人に対し、就職先や年収に関するアンケートを実施した。その結果、「初任給で月収が1万元(約20万円)を超える」と考えている学生が20%に達し、約60%の学生は「働き始めて10年以内に年収が100万元(約2000万円)になる」と期待していることが分かった。
中国Z世代「10年働けば年収2000万円」の豪語が「生まれる時代を間違えた」の絶望に変わったワケから引用
10年後には年収2,000万円になると思っていたら、そもそも就職すらできない。
どこかで見たような展開ですね。
日本の就職氷河期と似たような状態です。
私も就職氷河期世代ですが、50社以上に応募したけど内定が貰えていないなんて人もザラに居ました。
そして、クビになりたくないので謙虚になってきて、節約志向になってきたようでどうも中国でも日本のバブル崩壊後と似たような動きになってきたようですね。
戦わずに草食化、消費離れって流れです。
確かに中国人を最近日本で見かけないような気もします。
以前は街を歩いている時や、電車に乗っている時に大声で話す中国人に大量に遭遇しました。
彼らはマジで声がでかいので、100m以上離れていても「あ、中国人が居るな。」というのが分かります。
最近は街中を歩いていても全然そんなことが無いので、2つの可能性が考えられますね。
1つは節約志向で日本まで旅行には来ないというパターン、そしてもう1つは日本には来ているけど、謙虚になったので大声でしゃべらないというパターンです。
昨日スーパーで中国の方を見かけましたが、そんな大声で喚いていなかったので、もしかしたら謙虚になったのかもしれません。
消費を抑え、大人しくなっていく。
何か本当に中国の日本化が進んできているようにも思えます。
次は失われた30年でしょうか。
中国では日本のバブル崩壊に学んだと言っていましたが、不動産価格の高騰からバブルの崩壊とまんま日本のバブル崩壊の過程をなぞっていますね。
要らない箱物を国中に作るのも、日本のバブルそのものです。
人は学ばない生き物ですね。
警戒しようが学ぼうが、税金チューチュー、不動産コロコロと人は金銭欲には勝てないってことなんでしょうね。
中国の氷河期あるあるも早く言いたい。
中国の若者が「生まれた時代を間違えた」というのも分からなくもありません。
日本の就職氷河期世代も同じことを思っているでしょう。
あと10年早く生まれていればと思っている人も多そうです。
生まれた年によって人生の難易度が異なるのは理不尽ではあります。
実際、最近凶悪犯罪が起きて逮捕された犯人の年齢を見ると、氷河期世代だったということが多いような気がします。
社会への不満が大きい世代ってことですね。
さて、今中国も就職氷河期ですが、10年後はどうなりますかね?
党政権を打倒する革命でも起きるのか?
それとも社会への不満を持った2.6億人が刑務所狙いの犯罪を起こすようになるのか。
とりあえず、同じアジア圏なので日本と似たような道を辿る可能性は大いにありそうです。
でも、大暴れするなら自分の国でお願いしますね。
コメント
nekonebeさん おはようございます。休日明けで見かけは元気なはしQです。
中国は圧倒的な人口とまだまだ未開拓なマーケットが多いので戦後の日本のような状況と10倍を超える需要が期待されるのですが、何といっても共産党政府の管理の下の経済なのと、急速で異常なスピードでの出生者減のため、日本以上にやばくなりそうです。インドには注目していますが、なかなか踏み込むまでは至っていません。
当方は運用期間は長くてあと20年(82歳)なので当面10年が大事ですので、極めて保守的な運用が適切とわかってはいますが、今更定期預金や債券には戻れないのでリスク(高配当日本株)のある中での保守的な運用(オルカン中心)になるかと思っています。
はしQさん、コメントありがとうございます。
はしQさんのご年齢からだと、固い運用をした方が良いと思われます。
今からNAS100やレバレッジファンドを握って気絶しますと言われると、下振れリスクの方が気になりますからね。
どの程度リスクを取るかは個々人の性格がモロに出るので、夜はぐっすり眠れる程度にしておいた良いと思います。
私は今起きてますが、通常運転です。
NY時間をちょっと見てからじゃないと寝れない体になってます。
FX辞めたら気にせず寝れるかもしれません。