日本で働く外国人とか・・超奇特な人達
外国人の離職に関する調査についての記事を見ました。
調査によれば、外国籍人材の28%が入社1年未満での早期離職を経験して、離職しなかった外国籍人材も53%が入社後にモチベーションダウンを経験したそうです。
正直、納得の結果と言えば納得の結果です。
何故かと言えば、別に外国籍か日本国籍かに関わらず、就職してからすぐに辞める人は多いですし、辞めたくなるほどモチベーションが下がる人も多いからです。
日本の新入社員も入社してから1年もすれば、退職を検討している人は3割くらいいますので、別に外国籍だからと言うのはあまり関係ない気がします。
どの国だろうと、この国の社畜は碌でも無いと思うのでしょう。
外国籍の場合は、その国の就職事情があると思いますが、「合わなければすぐ辞めて新しい職場を探す。」という動きをし易いのかなと思います。
普通の国では失業に備えて職業訓練とか失業給付が充実していることが多いので、辞めてから失業給付を貰いつつ新しい職場を探したり、もっと専門性のある職業につくために職業訓練を受けたりするのが普通です。
それでも半年程度で辞めたくなるくらいなので、「もう、一瞬たりとも我慢できない!!」という感じなのでしょう。
日本は企業に補助金を出して、働いている人に対する補償がショボいです。
そうなると「辞めてもすぐに次が決まるとは限らないし、失業給付もショボいので早々に退職を決められずに同じ職場で働く」と考えやすい気がします。
実際この記事内でも外国籍の早期退職した人は「半年以上、1年未満」で退職する人が43%と最も多いです。契約が半年とか1年単位で辞められなかった人も居るみたいですが、すぐ見限って辞めた人が多いみたいです。
日本人の場合は「石の上にも3年」ということわざもあるくらいなので、クソだと思ってもある程度耐えてしまう人が多いのかもしれません。
闇深い日本の社畜小屋
退職の原因は「上司のマネジメント・指導に対する不満」(42%)がトップ、次いで「業務内容のミスマッチ」(34%)、「給料が安い、残業代が支払われない」(31%)、「職場の人間関係に対する不満」(31%)だそうです。
上司のマネジメントに関しては、そもそもまともにマネジメントするちゃんとした管理職は日本には少ないです。下っ端が昇進して、何時間か管理職研修しただけで管理職をやっている人が多いので、マネジメントを専門に学んだ管理職なんて日本にはいないと思います。
というより、日本の社畜の場合、上司の曖昧な指示を正確に読み取って対応するのがコミュニケーション能力として評価されているので、上司側に能力はあまり必要なかったりします。
外国籍の人からすればそりゃ指示に対して不満を感じるでしょう。
外国籍であろうとも日本国籍であろうとも早く辞めたい日本の会社ですが、外国籍の人からすると困りそうなのが、いわゆる「本音と建前」が良くないと思います。
外国籍の人間からすれば、「適当な嘘言ってないで、本音で言え!」と思うでしょう。
実際私もそう思います。
最近は、管理職も部下に明確に指示出しをするようにするよう指導している会社も多いので、指示は明確に出すようになっていますが、明確に指示を出したとしても「指示では言わない隠れた本音」があるので、結局それが読み取れないと評価されなかったりします。
外国籍の人が不満に思う要素には事欠きません。
早期退職して評価が出る前に辞めている人が28%も居るので、実はそっちの方が幸せなのかもしれません。評価を聞いたら、聞いていた評価基準との差異を感じて更に辞めたいと思うでしょう。
まぁ日本人でもうんざりするので、私もセミリタイアしたいと思っているんですけど。
早くリタイアしたいなと思う記事でした。
コメント
観光とかで日本にきて天国で、それに騙されて日本に来たはいいけど働いたら地獄だという、なんともかわいそうな話ではあるな
dedsさん、コメントありがとうございます。
アニメと漫画もありそうですね。
平和そうなコンテンツで誘い出し、地獄のような就業環境に落とす。闇深です。