その差3500万円が「あるかも」と「そうはならんやろ」を作る

ツッコミ 男性 FIRE後
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せっかく褒めたのに、またそうはならんやろに戻る

タイトルに一生働かないと書きつつ、オチは社畜に戻るという古典落語のような話を展開することでお馴染み、ゴールドオンライン

今日も「そうはならんやろ」と思ったので、「“一生働かない”というのが、夢だったんです」〈資産1億円突破でFIREの45歳独身男性〉、半年後に仕事復帰を決意した「1通の通知」という話を見て行こうと思います。

「“一生働かない”というのが、夢だったんです」〈資産1億円突破でFIREの45歳独身男性〉、半年後に仕事復帰を決意した「1通の通知」|資産形成ゴールドオンライン
資産形成を果たし、理想の「一生働かない生活」を手に入れたはずの男性。しかしFIRE達成から半年後、手元に届いた「1通の通知」をきっかけに事態は一変します。男性の事例から、FIREにより失うものについて見ていきます。

あらすじだけ先にお話しましょう。
主人公の中村さんは給与とボーナスの大半を投信と米ETFに積み立て続け、44歳で1億300万円作りFIREします。

で、FIREして半年後にクレカの申し込みをして断られ、賃貸の更新で保証会社から追加書類を求められで、結局日和って業務委託で働くことにしましたとさ
というオチです。

FIRE民から見た第1の「そうはならんやろ」

つい最近、珍しくゴールドオンラインの記事でも「まぁ、あるかも」という話をしたことがあります。

FIREして1年経ったオッサンの金銭感覚はどう変化した?
FIRE後1年でお金に対する感覚は変わったのか?FIRE前に危惧していたことはいくつかありますが、FIRE後に一番慣れることは無いだろうなと思っていたのが、FIRE後の金銭感覚の変化です。仕事を辞めて社畜から無職へのジョブチェンジの過程で、…

この時取り上げた話は、37歳で6,800万円
FIREするにはギリギリのラインということもあり、昔の伝手で働くことにしたっていうオチも許容できる範囲でした。
今回の話もフリーランスで働くことにしましたっていうオチで、以前「あるかも」って話と同じなんですが、今回のケースは1点全然違うところがあります。

それが資産額です。
前回は37歳で6,800万円、今回は44歳で1億300万円です。
この差分の3,500万円
そして37歳と44歳という年齢差7年

これが「あるかも」と「そうはならんやろ」の違いにも繋がります。
私の中の基準に40歳でFIREするなら、最低ラインは6,200万円というモノがあります。

44歳1億円はこのラインを大きく超えているのがその理由になります。
4%ルールでも400万円、3%でも300万円
記事内に年間生活費は300万円と記載があるので、インフレ等考慮してもFIREには十分なラインです。

で、おそらくなんですが
この人FIREした後に年間300万円も生活費に使わないと思います。
FIRE前から給料とボーナスの大半を積立続けて生活しているので、低支出の生活に慣れ切っているというのがその理由です。

私も43歳の時に約9,000万円でFIREして、44歳時点で1億円を超えています。
そしてFIRE当時の私は年間300万円、月の支出は25万円を想定していました。
でも、実態はそんなに使ってません。

社畜の時も何か大きい物を買ったり、税金払ったりでもしなければ月の支出が25万円を超えることは無かったので、FIREしたからといって月の支出が急に25万円になったりはしません。
年間300万はあくまで予算、実態はもっと少ない生活費で生活しているでしょう。

FIREしたからと言って、急に財布の紐は緩まない。
これが生活費25年分あれば、まぁいけるやろの前提条件になります。
4%ルールを下敷きに、それ以下の生活費で暮らしているというのが肝ですね。

4%ルールは30年間の資産が枯渇しない状況を前提としているので、30年以上続くFIRE生活の場合はそれより厳しめにせんと駄目だろって話です。
この4%ルールを下敷きにFIRE民は生活していると思いますが、多くは4%以下で生活しているでしょう。

更に月単位、もしくは年単位で生活費を見返して微調整しているでしょうから、資産額からまた働くことにしたは「そうはならんやろ」って訳です。

FIRE民から見た第2の「そうはならんやろ」

そして、もう1つの「そうはならんやろ」がFIRE後の生活を全く考えていないことです。
何度も言っていますが、FIREは長期戦です。

昨日思いついて、今日達成なんて物じゃありません。
計画から達成まで長い時間を要します。
だから、この長い準備時間の間にFIRE後の生活を何度も考えるはずなんです。

FIRE直前なので、辞めたらできないことをもう1回考える
FIREまで残り11日でまた不安に襲われるオッサンFIREまで残り10日ほど、厳密には残り11日になりました。有給消化期間に入るまでは、あんなに遅々として進まなかったカウントダウンですが、有給消化期間に入ってからは爆速で過ぎ去りましたね。あ…

FIREした後の衣食住なんて最たる例で、特に住まいは賃貸にするか購入するか
FIRE前から考慮済みのはずです。

私もFIRE後の住まいについては、ああでもない、こうでもないと色々考えてきました。
このブログ書き始めた当初は、FIRE後の住居は賃貸暮らしを想定していました。
でも色々考えた結果、社畜の間に住宅ローンを組んでマンションを購入しています。

家を買うのが正解か否かは、その人の考えによって変わります。
ですが、賃貸暮らしを続けるなら、FIRE後の契約更新や、別の物件に移る時のことを考えていないなんてのはあり得ません。
それに1億円も資産があるなら、働く前にFIRE生活が破綻しない額で買える物件を探すという手もあります。

クレカについても同様
FIREしたら信用力がないことなんて分かり切っていることなので、社畜の時に必要なカードは作っておくのが常道です。

だから、何も考えずに1億円貯まったからFIREしようみたいなノリは「そうはならんやろ」と思います。

社畜と言うステータスが無くなることを考えたら、ステータスが残っている間にできることは全部してからFIREするのが、FIRE民です。
準備時間がアホ程長いので、考える時間も腐るほどあります。

FIREした後に「アレが無い、コレが無い」はあり得ませんし、一番ないなって思うのが一生働かないのが夢なのにアッサリ働いていることです。

何のために1億円持ってるんだ。
一生働かないと決めたなら働かずに生活できるように工夫しろよw

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