FIREするなら1億円じゃ足りないマンをやっつける

参りました。。。 FIRE後
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シンプルにしてディープな質問、FIREにいくらかかる?

FIREする時にいくら必要か?
シンプルにしてディープな質問の1つです。
困ったことに、これが正解という答えはありません。

なぜなら、その人が何歳でFIREするのか、毎月いくら生活費を使うか、この後のライフイベントは何があるか、持ち家か賃貸かといった条件によって必要な金額が大きく変わるからです。

正解はないですが、最低限のラインのような物はあると思います。
いくら何でもこれ以下だと、数十年続くFIRE生活を維持できないだろうというラインですね。

アメリカではリーンFIREの基準は大体100万ドル(現在の為替レートだと1.51億円)と言われていますが、日本では1.5億円も作ってFIREする人は少数派だと思います。

今日はFIREにいくら必要かを再度考えてみようと思います。

出たな!FIREするなら1億円じゃ足りないマン

何でFIREにいくら必要かということを再度考えてみようかと思ったかというと、以下の記事を見たからです。

【アゴラ】内藤 忍:もはや資産1億円の「億り人」ではFIREできない【アゴラ言論プラットフォーム】
「億り人」という造語があります。投資で資産1億円を稼いだ人のことを羨望の気持ちを込めてこう呼んでいます。しかし、最近のインフレで1億円は羨むほどの大金ではなくなり、投資家の目標というより単なる通過点のような中途半端な金額になってしまいました

「もはや資産1億円の「億り人」ではFIREできない」という記事です。
私はFIREに1億円は必要ないと考えており、実際富裕層になる前にFIREした口です。

そんなFIREに1億円必要ない勢の私に、1億円じゃFIREできないと言われたので、再度考えてみようかなと思いました。

記事の内容はバカバカしい内容でしたので、割愛しますが1億円じゃ都心に中古マンションも買えないので、FIREには1億円以上・・いや3億円くらい欲しいって話でした。

2chネラーみたいなFIREには3億円必要派閥の住人のようです。
都心に住まなきゃ良いだけでしょw
しかも都心に住むにしても、勝どきなんかに住みたくありません。
土地勘あれば分かりますが、あの辺りは不便ですよ。
周囲に駅も無いし、商業施設も少ないです。
勝どき駅は小さいのに周囲に雨後の竹の子のようにタワマン作ってしまったので、通勤時間は地獄です。

あの辺りに住むのは、住所に憧れたアドレス買いか、眺望命の人か、タワマンマウント勢、転売目的の人くらいでしょう。
豊洲、新橋辺りにオフィスがあれば自転車通勤できると思いますが、まぁ生活する用の街ではありません。

FIRE民は固定費を減らしたいので、タワマンに住まない

FIREについて真剣に考えたことがない人は3億円必要と言う話をしますが、実際FIREしようと頑張る人は1億円も必要ないと考える人が多いと思います。

それはFIREに辿り着くまでの長い道のりが「節約&投資」の道だからです。
FIREするために、生活費を圧縮してできるだけ多くの余剰を作る作業に腐心することになります。
出来た余剰資金は証券口座にぶち込んで、ひたすら回します。

最初は1万円とか3万円くらいでスタートする人も居るでしょうが、長く続けていくと投資の複利効果を実感します。
複利効果を実感すると、なるべく多く証券口座に入れたいと考えるFIRE民は多いです。
最終的には給料の半分以上は毎月入金して、投資に回すFIRE民が多いでしょう。

これが結構重要です。
毎月給料で40万円貰おうが、100万円貰おうが、生活費は20万円、残りはすべて投資へという形に行きつきます。

つまりいくら貰っていようが、生活水準が上がりません。
投資の入金力がアップするだけです。
そのため、FIRE必要額の計算の基本になる生活費は、その人の必要最低限の額になります。

生活費の中で最も高額の固定費になる住居費なんて削減対象の最たるものです。
「FIREしたから都心のタワマンに住みます。」なんて寝言を言うFIRE民は居ません。

FIREする人は安めの賃貸か、もしくは安めの住居を購入して固定費を減らす人が多いです。
私はFIRE後は家に居る時間が長くなるので、快適性重視で分譲マンションを購入しましたが、税金、修繕積立金もろもろを考えても、固定費は賃貸以下になるように調整しています。

インフレ率は考えるのに、投資の利回りは考えない謎

インフレになるから3億円必要という謎の理論を記事では書いていますが、何で投資の利回りについては考えないんでしょうね?

長期的にはインフレ率より、投資の利回りの方が大きくなる場合が多いので、インフレで出ていく金額が増えても、投資で増える額も大きくなります。
物価が上がれば企業の売り上げも増える、売上が増えれば企業の株価も上がるという簡単な話です。

長期的に見ても株と債券のリターンは、インフレ率を下回って推移しません。
株価が一時的に崩れて、インフレ率が上回る場面もあるでしょうが、それは一時的な物で長期的には続きません。

三菱UFJ信託銀行「インフレ経済と株式投資」から引用

インフレには貯金では対応できないというのも、銀行預金の利回りがインフレ率を下回るからです。

FIRE後も投資は継続するのが基本なので、インフレがあるから3億円必要というのは荒唐無稽です。
FIRE後にインフレ率より投資リターンの方が大きくて図らずも資産が3億円を超える可能性はありますが、3億円貯まるまでFIREできない訳ではありません。

過剰にインフレを恐れて、必要以上の金額を準備しておく必要はないと思います。
ただ、一時的な暴落に備えて1年分くらいのキャッシュは準備した方が良いでしょうね。

実際下がると動揺するので、当面の生活費になる現金があれば不合理な判断もしないと思います。
この辺りの不合理な判断で売却するという判断をしなければ、まずFIRE生活に問題無いでしょう。

ちょっとツッコミどころが多くていくら必要かという話までできなかったので、次回いくら必要か再度考えてみようと思います。

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