同じ目的でもやたら多様なのが人の面白いところ
世の中には色々な考え方をする人がいるものです。
40年以上生きてきたので、んなことは分かり切っていますが、改めて考えてみると本当に色々な人がいるものです。
それはFIRE界隈でも同じで、仕事を辞めて資産で暮らすというFIRE1つとっても色々な考え方があります。
仕事を辞めたいからFIREする私のようなオッサンも居ますし、自分の事業を育ててその稼ぎで生活したいけど、ちょっと自信がないからサイドFIREしようって言う人も居ます。
逆に今すぐ辞めたいけど、資産が足りないから事業で補ってサイドFIREしようってパターンもありますし、資産が足りなくても意地でも働かず今ある資産でFIREするパターンもあります。
まったく同じ考え方でFIREする人はいない気がします。
どこでFIREするかという決断1つ取っても様々です。
500万円でFIREするっていう人も居ますし、5,000万円でFIREする人、1億円、2億円でFIREする人も居ます。
逆にFIREを目的としていたはずなのにFIREしない人も居ます。
例えば、絶対仕事辞めるマン氏も1億貯まったらFIREすると言っていましたが、25年9月現在1.2億の資産があるけど、未だに社畜のままです。
同じFIREは2つとない
いくら貯めたらFIREするかについては、人によって差があるのは当然です。
生活費やこの先発生するイベントを見積もってFIREの目標額を決めると思いますが、人によって家族構成も、生活費も、発生するイベントも異なるでしょうから、FIREの目標額が違うのは当たり前です。
ただ、FIREの達成に関しては多分にその人の性格が反映されると思います。
楽観的か、悲観的か、慎重か、衝動的か
性格によって同じ目標額でもFIREスタートの時期は異なるはずです。
私は目標額に到達してもなかなかFIREできなかった口ですが、それは私がどちらかと言えば悲観的に物事を考えるからだと思います。

計画中にああなったらどうしようとか色々考えてしまうので、途中で計画を変更してでも対応しようとしてしまいます。
そうなると、なかなか目標は達成できません。
結局FIREも金額ではなく、辞める時期を決めてFIREしました。
楽観的な人だったら、目標額到達後にすぐFIREしていたでしょう。
衝動的な人なら、仕事で何か嫌なことがあったら勢いでFIREしてしまうこともあるでしょう。
悲観的な人の中には、考え過ぎて病気になって意図せずFIREする人も居るでしょう。
目標額も違えば、目標額到達時の行動も違う
これだけ違うと全く同じFIREというのは存在しないでしょうね。
性格によってFIREの目標額は変えた方が良いかも?
そう考えると、自分の性格分析も踏まえてFIREの目標額を決めるというのはアリな気がします。
自分が楽観的だと思う人なら目標額+20%にするとか、悲観的だと思う人なら-20%にするとか。
性格によって生活費やイベント費を積み上げた目標額に傾斜をつけると意外とちょうど良いタイミングでFIREできるかもしれませんね。

投資歴20年以上、資産1億円以上でも踏ん切りがつかないのは、悲観も過ぎると思います。
絶対仕事辞めるマン氏は目標額3,000万円くらいでも良かったのかもしれませんね。
目標額の4倍貯めたと思えれば、踏ん切りがつきそうな気もします。
それでもやっぱり辞められないのかもしれませんが、絶対仕事辞めるマン氏も50歳までにはFIREして欲しいものです。



コメント
こんばんは仙堂です。
ネット記事で、FIREとか早期退職して、資産が十分にあるにもかかわらず社会とのつながりがなくて居場所がないから再就職、とか、初めて見るまとまったお金(退職金)で気持ちが大きくなって浪費して焦る、とか、いろんな失敗例を読みます。
なんだかなぁ・・・・
一人での時間のつぶし方やお金の使い方を知らないのでしょうね。
海外旅行とか高級車とか豪華な外食に消費するというのも否定はしませんが、どれだけ使えるかの計算をしてからのことだとわかってないんでしょうね。
という私も、早期退職するまでは株式と債券しか知りませんでした。そのころ設定されたばかりの eMAXIS slim オルカンやSP500も知らなかったぐらいです。
しばらくしてインデックス投信の存在を知り、いままでの生活費はその値上がりでまかなえてます。だから株は生活費がかかっておらず優待株で楽しめるようになりました。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
優待株生活も楽しそうではありますが、優待株を大量保有して桐谷さんの部屋みたいになっても嫌ですし。
私は優待も期限切れさせちゃう気がします。
今は会社数が少ないので何とか使い切ってますが、外食系ばかりなので結構ギリギリです。
今月末までにすかいらーくの優待使い切らないといけないんですけどね。
私は優待より、処理を考えなくても良い配当の方が良いですw
そうそう、絶対仕事辞めるマン氏は、定年まで(定年延長してその期限いっぱいまで)やめないと思います。
ほんのちょっと斜め読みしただけですが、今の生活をストレス込みで楽しんでいるように感じました。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
絶対仕事辞めるマン氏は50歳でリタイアしてくれると、勝手に信じてますw
最近も入院してましたし、出張も休日出勤も多いのでどこかで力尽きると思ってます。
思うに…目標額への到達は必達すべき条件で、あとは「きっかけ」次第なんじゃないかなあと。
自分の場合はタイミング決めたのと面倒くさい仕事に回されたのがほぼ同時期だったので、じゃあここでいいな、って感じでした。金額クリアしてればそんなもんじゃないですかね。
そこそこ安定した収入を得ている暮らしが長くなってれば辞めるのは背中押されるようなきっかけが来ないと難しいです。
話は変わりますが自分もようやくswitch2予約できました。楽天ブックスの早押し大会で(‘A`)
ポケモンセットになってしまいました。今までやったこともないですがポケモン頑張ろうと思います。
カフェNさん、コメントありがとうございます。
きっかけは大事ですね。
私もリタイア日を決めて、無理矢理きっかけ作りして何とかFIREしました。
金額をきっかけにするのは私は無理でしたが、金額でFIREする人は1つの参考になると思います。
楽観的な人は腰を落として、悲観的な人はもっと思い切ってFIREしても良い気がします。
あの早押し大会に勝利しましたか。おめでとうございますw
私は未だにSwitch用ソフトしかやってないでが、ポケモン楽しんで下さい。
nekonabeさん おはようございます。はしQです。当方はFIREという言葉を知る前にまず早期退職制度に乗っかり早期退職から始めましたので、FIRE目標は完全に後付けです。それもイメージで億万長者から1億でしたが、「絶対」ではなくぼんやり目標でしたので、いつの間にか億り人になったからと言って未だ資産拡大の初心者レベルでした。SNSやyoutubeで勉強し、まあいけるかなと思ったときには年金生活1年前でしたので、そのまま現徐維持を貫いてます。・・・ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
セミリタイアという定義は昔からありましたが、生活費の25年分とか4%で運用だとか
いわゆるFIREムーブメントは結構最近出てきた話ですからね。
私も定年間際だったら、FIRE云々よりまぁいいかと定年まで働きそうです。
ブログ更新お疲れ様です。
件の仕事止めるマン氏については私も動向を追っていましたが、命に関わるレベルの入院を経ても退職しなかったので、現状ではインプ稼ぎにしか見えなくなってしまいました。金は命より重いなどとも言いますがどういう結末になるのでしょうか。
私自身は旧職場で我慢の限度を超えたため勢いで退職し、失業給付をもらっている期間中に資産が爆増する幸運に恵まれてFIRE可能になってしまったため、そのまま流れに身を任せてしまいましたが、実際に計画的に実行するとなると色々な不安がよぎって、実行に移すのは結構難易度が高いように思われます。
また金銭的には可能だとしても、労働していないと人は狂う的なプロパガンダも継続的に流れますので(昨日も「FIRE」は、ただの“地獄”への片道切符という記事を見かけました)色々とハードルを越える必要があるなと実感します。
boneさん、コメントありがとうございます。
私も入院した時辞めるだろうなと思ってましたが、辞めませんでしたね。
私は見ている限り気が弱くて、この職場は俺が居ないと回らないからなと言うタイプだと思いました。
FIREは余程差し迫った理由でもないと、なかなか踏ん切りがつきませんね。
だから金額的ハードルを性格で調整してみてはというお話をしましたが、一回辞めるとリカバリーは難しいので慎重になる分には問題無いと思います。