2026年1月まで続く面倒な失業認定
この前、初回認定に行ってきたという話をしました。

辞めたのはちょうど良いタイミングでしたが、オッサンは自己都合退職なので1カ月間の給付制限期間があります。
特定理由離職者であれば初回認定時から失業給付を貰えますが、オッサンは9月の認定日までは1円も貰えません。
退職から離職票の受け取りまで約10日、その後重い腰を上げてハローワークに行ってそこから待機期間の7日がスタートしたので、8月下旬までは給付制限期間にかかっています。
つまり、2回目の認定日まで給付制限期間がかかっているので、2回目の認定日も半額くらいしか貰えません。
満額の28日分貰えるのは3回目の認定日からです。
オッサンは7月1日から無職なので、まるまる2カ月は無収入ってことですね。
これは貯金がない人にはかなり厳しいと思います。
FIREしている場合でも、ほぼ全額投資に突っ込んでいてキャッシュが無い人にはキツイでしょう。
とりあえず、これから支給日数の150日消化するまで苦行が続きます。
今日は今後6回ほどやらないといけない失業認定について考えていこうと思います。
支給日数と認定期間のズレは嫌がらせだと思う
支給日数が30の倍数のくせに、認定日の計算が28日という中途半端な数で計算されるため1回余分に行くことになります。
認定日も30日間隔にして欲しいもんです。
手続上の問題なのか、4週28日にしておく根拠が良く分かりません。
基本手当日額に28かけて支払っているだけのはずなので、28を30かける修正にするだけだと思うんですが、端数が出ることでハローワークに行く回数が増えて、これで失業者が来なくなったらラッキーとでも思っているのでしょうか。
良く分からない嫌がらせですが、決まりごとなのであと6回失業認定をこなすことになります。
ただ・・・
できればお手軽に済ませたいと思うのは、誰しも思うはずです。
FIREしていたら猶更です。
求職活動の実績作りは色々あるけど使えるのは少ない
求職活動の実績として認められるために1回の認定日ごとに2回なんらかの活動をする必要があります。
求職活動として認められる活動は以下の7つです。
- ハローワーク等の職業相談・職業紹介を受ける
- ハローワーク等が実施するセミナー・講習の受講
- 求人への応募
- 公的機関や自治体、独立行政法人などが行う職業相談・セミナーや企業説明会への参加
- 許認可のある民間紹介・派遣会社での職業相談やセミナー受講
- 再就職に資する国家資格や検定の受験
- 認定される範囲内の転職イベントや個別説明会への参加
どれも面倒くさそうですが、話を聞くだけで終わる2と5は時間がかかるという部分に目を瞑れば楽そうです。
逆にあり得ないのが4と6と7ですかね?
6は資格試験受験時に受験料がかかるので、この時点でNGです。
FIRE後も必要そうな資格ならついでに受験するのもアリですが、FIRE後も必要そうなのは、FPか不動産投資をしたいなら宅建を受けるくらいでしょうか。
FIRE後に不動産投資を始める奇特な人は少ないでしょうから、FPくらいですかね?
4と7は何が求職活動として認定されるのか確認が必要になって手間ですし、参加自体も手間です。
これで回数クリアするなら、ハローワークに相談して回数を稼いだ方がマシでしょう。
失業認定の基本方針はコレでいこう
セミナーは時間が取られるので、できれば最終手段にしておきたいです。
特にわざわざハローワークに行かないといけないセミナーは避けたいところ。
逆に簡単なのが1のハローワークへの相談と、3の求人への応募です。
そもそもハローワークに行くこと自体が面倒くさいので、認定日にハローワークに行ったついでに相談して1回を稼ぐというのが、基本線になりそうです。
残り1回は求人へ応募してしまうのが楽かな。
書類選考がある求人に、学歴と職歴だけ書いたほぼ白紙の履歴書で応募するのが良さそうです。
資格とか職務経歴書をちゃんと書くと面接に呼ばれるかもしれないので、抜きに抜いた物を作った方が良いでしょうね。
何なら職歴も書きたくないくらいです。
失業認定申告書にも記載がありますが、1日に2件応募しても1回とカウントされるようなので、認定日ぎりぎりではなく、早めに捨て応募しておいた方がよさそうです。
採用担当にジックリ読んでもらっても無駄な手間をかけさせて申し訳ないので、チラッと見て「何やこいつ、不採用」って感じの応募書類を作ってWeb経由で応募して使い回すのが良いでしょうね。
コメント
nekonabeさん おはようございます。連休中日に社畜出勤のはしQです。なるほど求人する側から見ると、山のような応募種類をまずは足切りしますので、よほど不人気な会社でなければ、「ほぼ白紙流用方式」はあたりかもしれません。いい加減に書いて落ちても1回の応募には変わりないですね。仮に面接に呼ばれても都合が悪いと言って断る手もありますね。求人側からはもってのほかの行為ですが、現在の職場でも2次面接でお断りの連絡を入れてくる人もいますので、今や礼儀なんてどこかに行ってしまいました。強力な売り手市場なのですね。・・暑いのに天候不順で、インドア派にはある意味ありがたい。ではまた
はしQさん、コメントありがとうございます。
どれが不人気な会社か見極めないと危険そうですね。
落としてくれると思ったら、殆ど応募する人が居なくて面接に呼ばれたら最悪です。
安定してそうで、募集人数が少なくて、休みが多く、書類選考がある企業を選ばないと駄目ですね。
雨が降ったので、多少涼しくなりましたね。
今日買い物に出かけたら「意外と涼しい」と思ってしまいました。
今や求人は星の数ほどありますからね。お気楽にネット経由で応募して落選し続けるのが簡単です。まあ「落ちる」という「結果」にちょっと凹む感覚は伴うんですがそれも慣れました(゚∀゚)落ちると分かってエントリーしてるのに切られると嫌ってなるという。
カフェNさん、コメントありがとうございます。
氷河期世代としては落ちるのは見慣れた光景なんですが、自分から落ちに行くというはじめての経験になりそうですw
自分から落ちに行っているのに、落とされると嫌ってのも何か分かります。
就職って落とされると人格否定されているような感じがしますからね。
募集は40歳くらいまでとか言っている求人があったので、こういう年齢上限ギリギリの募集なら年齢を見て落としてくれそうです。
初めてコメントさせていただきます。
40代でFIREしてる身として共感する内容が多くブログ楽しく読ませて頂いています。
求職活動の実績作りですが、私はdodaのWEBセミナーを使いました。
まず求職活動として認定されると書かれているので安心という利点があります。
音声を最少にしておくか(ミュートは出来ない設定だったような記憶があります)可能であればイヤホンを繋いだ上で装着しなければ、ほぼ何も聞こえないので実質放置で、他の事が出来るので消費時間もほぼゼロにできます。
アカウントを作ったり、ZOOMだったかのソフトが必要なのが難点でしょうか。
セミナー数に限りもあるので全てをこれで賄うのは難しいかもしれませんが、手軽な回数稼ぎとしては悪くないと思います。
boneさん、コメントありがとうございます。
動画つけっぱなしにして終わりなら楽そうですね。
ちょっとdodaにも登録してみます。
アカウントの登録は面倒ですが、ハロワに行くよりは楽なのでやってみる価値はありそうです。
> 手続上の問題なのか、4週28日にしておく根拠が良く分かりません。
認定で来所する曜日を固定するためじゃないですか
簡単なのは1と5ですね
5はオンラインセミナーも認められるので楽勝です
自分は認定日に職業訓練の相談をしたり、外出が苦ではなかったのでハロワのセミナーを受けたりしていました
hogeさん、コメントありがとうございます。
そうですね。曜日固定したいんでしょうね。
しおりに何型の何曜日ってありますし
曜日で固定しなくてもいいと思うんですが、フランスとかは30日単位だった気がします。
多分、対応する人員の問題なんでしょうね。
1つの曜日に偏ると対応できないのかな?
こんばんは仙堂です。
私は、1と2で乗り切りました。
「認定日にハローワークに行ったついでに相談して1回を稼ぐ」まさに、それをして、2のセミナーへ参加してましたが、当時、セミナーの数が少なくて、2,3回で終わってしまったので、1が中心になりました。
認定を受ける職安よりも、ずっと近い職安の出張所みたいなところでこなしてました。
今では、ネット経由でいろいろできるようになってるんですね。便利だな。
仙堂智隆さん、コメントありがとうございます。
セミナー参加も同じ日にやっていれば、ついでに受けても良いんですけどね。
セミナーは、以前説明会の時に案内を受けたような記憶があります。
どこぞ企業の業務説明と面接付とかいう要らないサービスだったような記憶があります。
今調べた限りでは認定日にハロワにセミナーはないですね。
電車に乗らなくても良いならセミナーに行っても良いんですけど、どうしても移動時間が面倒に感じてしまいます。